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最高裁 判事に山浦善樹氏が就任

3月2日 0時51分

最高裁判所の新しい判事に、筑波大学法科大学院の教授などを務めた弁護士の山浦善樹氏が就任し、「事件の記録に埋もれた悲鳴や苦しみをキャッチしていきたい」と抱負を述べました。

山浦善樹氏(65)は、定年で退官した宮川光治判事の後任として、1日、新しい最高裁判事に任命されました。
山浦氏は、東京弁護士会の司法修習委員会の委員長や、筑波大学法科大学院の教授などを務めました。
就任の会見で山浦氏は、「法律は、悩みや不安を抱えた人を幸せにするという役割を持っている。事件の記録の中に埋もれた悲鳴や苦しみをキャッチして、一つ一つの事件に当たりたい」と抱負を述べました。
また、まもなくスタートから3年が経過する裁判員制度について、「特殊な場合にしか関わりのなかった刑事裁判への関心が高まってきており、制度としてスムーズに進んでいると思う」と述べました。