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UEFA、国際Aマッチ数の削減と負傷選手の補償について欧州クラブ協会と合意

ISM 2月29日(水)13時38分配信

 現地時間28日、欧州の上位200クラブから成るECA(欧州クラブ協会)は、国際Aマッチ数の削減と負傷した選手への補償に関して、UEFA(欧州サッカー連盟)と合意したことを明かした。だが、Aマッチ数削減の実現にはFIFA(国際サッカー連盟)の同意が必要となる。ロイター通信が報じた。

 ECAの広報担当者は先日、UEFAと将来的な日程の見直しに向け協力態勢にあると明かしていた。バイエルン(ドイツ)の代表取締役であり、ECAの会長を務めるカール・ハインツ・ルンメニゲ氏は、「我々は欧州のサッカーファミリーのなかで、公正で優れた合意に達することができた」と、UEFAとの合意に喜びを表している。

 UEFAは負傷選手の補償導入について、6月のEURO2012からとしており、ECAは声明で「これは欧州のクラブに登録されている全選手に有効だ。そして国籍は問わず、公式戦も親善試合も含め、国際カレンダーにおいて行なわれる全試合に適用される」と発表している。

 また、シーズン前の準備に響くとして、クラブから特に不満の声が上がっていた8月の親善試合については、2014年から撤廃することで合意。ただし、日程変更にはFIFAの承認が必要となる。ルンメニゲ氏は、FIFAがまだこれらの提案を認めていないとも明かし、「FIFAと対立するつもりはない」とコメント。その上で、「だが、透明性と民主主義を求める我々の要求は受け入れられなければならない」と、FIFAに方針転換を求めた。

 FIFAは2015年以降の国際カレンダー作成に向け、ECAを3月5日の会合に招待していたが、ECA側はFIFAの対応に不満を示し、参加しない意向を明らかにしている。ルンメニゲ氏は「残念ながらFIFA会長との話し合いで満足する結果は導けなかった」とコメント。FIFAの対応への不満を見せている。

 一方のFIFAは「FIFAとの議論に満足していないというECA側のコメントに驚いている」と声明を発表。会合に招待することで話し合いの場を設けていることを主張した上で、国際カレンダーについては「ワールドワイドな基準で設定されなければならいものであり、世界的な統治組織であるFIFAが管理するものだ」と強調。欧州の意向のみで変更するわけにはいかないとした。

最終更新:2月29日(水)13時38分

ISM

 

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