「オセロ」中島報道ー写真誌「フラッシュ」の重要な誤り
2月22日(水)写真誌「フラッシュ」が「オセロ中島 法廷で明かされた壊れるまでの全発言」という記事を掲載、表紙でも大きく扱っている。そこではマンション管理会社の担当者による陳述書を引用。人身保護請求を行い弁護士などとマンションに行ったときの様子がこう書かれている。〈「(担当者は)松竹芸能(中島の所属事務所)、弁護士とともに自宅を訪問したが、インタホンもすべて電源を切っていて作動せず、合鍵で部屋に入りました。そして中島さん本人を連れて裁判所に行って手続きをしました」(同陳述書)〉。重要なところで間違っている。その部分の正確な引用をする。「自宅物件は集合玄関のインターホンも玄関のインターホンも全て電源を切っていて作動しない状態でしたので、持参した自宅物件管理用の合鍵を使って玄関前まで行き、玄関扉を叩いて中島さんに呼びかけました。中島さんが出てこられると、弁護士が中島さんに裁判所への同行を求め、中島さんはそれに従って裁判所に行かれました」。「合鍵で部屋に入りました」(「フラッシュ」)と「玄関扉を叩いて中島さんに呼びかけました。中島さんが出てこられる」(陳述書)では状況がまったく異なる。つまりこうだ。集合玄関でインターフォンを押したが電源が切られているので、合鍵で自宅玄関前まで行き、扉を叩き、呼びかけたところ、中島さんが出てきたという経過だ。「フラッシュ」は陳述書の要旨をまとめるプロセスで間違ったのだろう。しかし読者は陳述書そのままの引用だとしか受け取れない。読者に伝わる誤った内容はそのまま「独り歩き」していく。あえて指摘した次第だ。
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