「オセロ」中島知子さんに寄生する悪質霊能者の過去
2月16日(木)「オセロ」の中島知子さんの「心の呪縛」が大きな話題になっている。いまや社会問題だ。芸能人だからテレビ報道の量も多い。しかしこの問題は一芸能人の課題を通じて、現代社会の病理を映し出している。そもそも日本社会がマインドコントロール問題に注目したのは、統一教会の合同結婚式騒動のときだった。脱会したスポーツ選手が自ら受けていた心の支配を振り返り「マインドコントロール」という言葉を使った。社会的認知を受けたきっかけである。さらにオウム事件当時に多くの信者がバラバラになっていく経過で、政府は関連省庁連絡会議を開き、脱会カウンセリングをどう扱うかを検討した。だが具体的な施策が実行されることはなかった。当時私たちは全国の保健所が受け皿になり、カルトカウンセリングが可能な体制を準備したこともある。だが政治が動くことはなく、それから17年の歳月が経過して、いまがある。中島さんの問題解決への道筋を具体的に明らかにし、実現していくことは、程度の軽重はあれ、マインドコントロール=心の支配に苦しむ被害者の社会的救済にもつながっている。中島さんを強固に支配している悪質霊能者IRは、多額の金銭を吸い上げ、自分たち(母や伯母)の欲望(贅沢な衣食住など)を満たすために消費させている。悪質霊能者IRと母と伯母の3人は中島さんに出会う前は、都内のワンルームマンションに暮らしていた。服装もたいてい同じで、とても質素な生活だったという。やがて「神の計画」などの言葉を駆使し、マインドコントロールのテクニックを巧みに利用して中島さんの金銭、精神を支配するに至る。そこからは中島さんに全面的に寄生していく。これまでにも被害者がいる。金銭を吸い上げれば次の「獲物」へと移動していく。転々とした末にたどり着いたのが中島さんだ。悪質霊能者たちはまるでヤドカリ的人生を送っている。やがて法的問題になるだろうが、それでも精神を呪縛された中島さんの抱える問題は解決しない。「オセロ」中島知子さんを悪質霊能者から脱出させる課題は、カルト問題としても消費者問題としてもきわめて現代的なのである。
マインドコントロールの場合、
本人は「自分の意思で決断している」と信じているわけですから、法的にも難しいですよね。どこまでが(例えば相手のことを本当に心配して行う)アドバイスで、どこからがマインドコントロールで、と言う境界線も、今回のようにはっきりしているものでなければ、法的にはっきりさせるのが難しい。信仰となれば、信仰していない人が共有しない価値観も多々あるから、それを一貫して禁止するわけにはいかないし、「マインドコントロール」された人が、例えば精神に疾患を持つ人のように、自分でいろいろなことを決める能力があるかどうか、というのは、客観的に決めるのは難しいですよね。
投稿 Jane | 2012/02/16 22:15
怖い‥‥(:´口`)ゞ
投稿 うま | 2012/02/16 20:31
はじめまして有田さんファンです・
テレサ・テンさんのご本も
買いました・よませていただきました・
ところで
もうすぐ還暦ですね
私は二年前に還暦でした・
人について たとえば 有田さん
たとえばテレサさん
たとえば オセロ中島さん
どんな人柄 どんな生き様なんだろうなーーと思う場面で
まず 『誕生日事典・角川書店』を
見ることがモットーです・
有田さんについても
納得しました・
中島さんについても
なーるほどね・・・・と感じました・
テレサさんは
誕生日は 翌日だと思っています・
庚辰日ではなくて 辛巳日だと思っております・
有田さんは丙申日ですが
辛巳日とは 丙辛・そして巳申・とで
強く引き合う関係だと思いました・
・・・・中島さん 目がさめるといいですね・
では・・・さようなら
投稿 暁 あかつき | 2012/02/16 16:09
素朴な疑問です。
悪質霊能者、
ってことは、
詐欺ではなくて霊能者なんでしょうか。
投稿 しき | 2012/02/16 13:09
司法による解決など出来ないと思われます。また、自力救済も出来ない。しかしながら、法改正も無く、誰かが、亡くなったりしない限り、誰も動かない。
政治への期待も無く、政治家、地方議員への期待もなく、そして、口先だけ、子供や老人を大切に、と言う。ホワイトは汗もかかないし、涙も流さない。そんな日本にしたのは、無関心なのでしょうか。それとも薄汚い公務員達なのでしょうか。
投稿 アリ | 2012/02/16 12:03