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科学
【原発民間事故調報告書】報告書要旨
2012.2.28 00:22
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【第9章・「安全神話」の社会的背景】
中央と地方の2つの「原子力ムラ」がそれぞれ独自の「安全神話」を形成しながら、結果的に原子力を強固に推進し、一方で外部からの批判にさらされにくく揺るぎない「神話」を醸成する体制をつくってきた。
【第10章・核セキュリティへのインプリケーション】=略
【第11章・原子力安全レジームの中の日本】=略
【第12章・原発事故対応をめぐる日米関係】
福島原発事故は、日米関係にとっては安全保障上の危機管理能力が問われる事態だった。事態が急速に悪化し、迅速な判断が求められた。しかし、深刻な複合災害に対する想定や備えが欠如していたため、具体的な対処方法の決定では手探りの状態が続いた。
【最終章・福島第1原発事故の教訓-復元力をめざして】
▽事故は防げなかったか
全電源喪失を起こした11日から、炉心損傷が始まり海水注入を余儀なくされたその日の夜までの最初の数時間に破局に至る全ての種はまかれた。
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