ユーザーエージェントを手軽に偽装する方法
テーマ:Firefox
2012-02-23 20:35:00
ウェブを閲覧する場合、数年前はPCのブラウザから行うことが一般的でした。
しかし、今ではタブレットやスマートフォンから閲覧する機会も多くなっています。
最近ではこのような状況に合わせて、様々な端末で閲覧されることを想定したサイト・ブログ構築をされている管理者の方も多いのではないでしょうか。
このようなサイト・ブログを作成している過程で必要なのが各端末での表示チェック作業ですが、わざわざこれらの端末を用意して確認作業を行うのは非現実的ですね。
余談ですが、私はスマートフォンを持っていません。
最終確認は別として、作成過程でのこのような作業はできるだけ行いたいものです。
Firefoxに「UAControl 0.1.3」というアドオンをインストールしておけば、このような作業も簡単に行うことができます。
このアドオンを使用すると、Firefoxでページを表示する際、HTTPヘッダで送られるユーザーエージェント名を偽装し、あたかも他のブラウザやスマートフォン端末でアクセスしているかのようにページを表示させることができます。
なお、ドメインごとにユーザーエージェント名を変更することが可能です。
さて、今日のテーマである「ユーザーエージェント名を偽装する方法」の説明に入りましょう。
1:FirefoxにUAControl 0.1.3(Firefoxアドオン)をインストールします。
2:Firefoxの「Firefoxボタン」(オレンジ色のメニューボタン)→「アドオン」をクリックします。
3:「アドオンマネージャ」が表示されたら、「UAControl 0.1.3」の「設定」ボタンをクリックしてください。

4:「UAControl 0.1.3 設定」ウィンドウが開かれたら、「サイトを追加」ボタンをクリックしてください。
5:「サイト」の項目に(一例として)「http://taruo.net/」と記入します。

6:次に「カスタム」ボタンを選択し、偽装したいユーザーエージェント名(一例として)「Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)」を記入します。

7:最後に、”UAControl の編集”「OK」ボタンをクリック → ”UAControl の設定”「OK」ボタンをクリックしてください。
以上で設定は完了です。お疲れ様でした 。
設定が完了したら、ミスがないかどうかを診断くんでチェックしてみましょう。
偽装前(”HTTP_USER_AGENT” に注目)

偽装後(”HTTP_USER_AGENT” に注目)

サンプルとして、よく使う設定例をいくつか書いておきます。
Internet Explorer (IE)
Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)
Google Chrome
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/535.11 (KHTML, like Gecko) Chrome/17.0.963.56 Safari/535.11
Opera
Opera/9.80 (Windows NT 6.1; U; ja) Presto/2.10.229 Version/11.61
iPhone
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 5_0_1 like Mac OS X) AppleWebKit/534.46 (KHTML, like Gecko) Version/5.1 Mobile/9A405 Safari/7534.48.3
Android
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.3; ja-jp; SC-02C Build/GINGERBREAD) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
Googlebot
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
Google Wireless Transcoder
Mozilla/5.0 (en-us) AppleWebKit/534.14 (KHTML, like Gecko; Google Wireless Transcoder) Chrome/9.0.597 Safari/534.14
Google Web Preview
Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64) AppleWebKit/534.51 (KHTML, like Gecko; Google Web Preview) Chrome/12.0.742 Safari/534.51
Naverbot
Yeti/1.0 (NHN Corp.; http://help.naver.com/robots/)
参考までに、世界中のユーザーエージェント名を収集しているサイトを紹介しておきます。
HTTP User Agentの世界への入り口
userAgent一覧/ユーザーエージェント一覧
Bots vs Browsers(英語)
Androidのユーザーエージェント名は、こちらをご覧下さい。
Android/UserAgent - Yoya Wiki
(2012年2月26日追記)
設定については、上記のサイトを参考に勉強して各自で工夫してくださいね。
注意点としては、もちろん実機ではありませんし、ブラウザ自体を書き換えているわけでもありませんので、navigator.userAgent などJavaScriptによって取得される文字列の変更を行うことはできません。
したがって、この状態が正確であるかどうかの判断はしにくいですが、参考程度には十分使えるのではないでしょうか。
まとめ
リファラ → ごまかせます
アクセス解析 → (JavaScript依存型に限れば)ごまかせます
ユーザーエージェント名 → ごまかせます
UAControl 0.1.3 ← ダウンロードはこちらです
しかし、今ではタブレットやスマートフォンから閲覧する機会も多くなっています。
最近ではこのような状況に合わせて、様々な端末で閲覧されることを想定したサイト・ブログ構築をされている管理者の方も多いのではないでしょうか。
このようなサイト・ブログを作成している過程で必要なのが各端末での表示チェック作業ですが、わざわざこれらの端末を用意して確認作業を行うのは非現実的ですね。
余談ですが、私はスマートフォンを持っていません。
最終確認は別として、作成過程でのこのような作業はできるだけ行いたいものです。
Firefoxに「UAControl 0.1.3」というアドオンをインストールしておけば、このような作業も簡単に行うことができます。
このアドオンを使用すると、Firefoxでページを表示する際、HTTPヘッダで送られるユーザーエージェント名を偽装し、あたかも他のブラウザやスマートフォン端末でアクセスしているかのようにページを表示させることができます。
なお、ドメインごとにユーザーエージェント名を変更することが可能です。
さて、今日のテーマである「ユーザーエージェント名を偽装する方法」の説明に入りましょう。
1:FirefoxにUAControl 0.1.3(Firefoxアドオン)をインストールします。
2:Firefoxの「Firefoxボタン」(オレンジ色のメニューボタン)→「アドオン」をクリックします。
3:「アドオンマネージャ」が表示されたら、「UAControl 0.1.3」の「設定」ボタンをクリックしてください。
4:「UAControl 0.1.3 設定」ウィンドウが開かれたら、「サイトを追加」ボタンをクリックしてください。
5:「サイト」の項目に(一例として)「http://taruo.net/」と記入します。
6:次に「カスタム」ボタンを選択し、偽装したいユーザーエージェント名(一例として)「Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)」を記入します。
7:最後に、”UAControl の編集”「OK」ボタンをクリック → ”UAControl の設定”「OK」ボタンをクリックしてください。
以上で設定は完了です。お疲れ様でした 。
設定が完了したら、ミスがないかどうかを診断くんでチェックしてみましょう。
偽装前(”HTTP_USER_AGENT” に注目)
偽装後(”HTTP_USER_AGENT” に注目)
サンプルとして、よく使う設定例をいくつか書いておきます。
Internet Explorer (IE)
Mozilla/5.0 (compatible; MSIE 9.0; Windows NT 6.1; WOW64; Trident/5.0)
Google Chrome
Mozilla/5.0 (Windows NT 6.1; WOW64) AppleWebKit/535.11 (KHTML, like Gecko) Chrome/17.0.963.56 Safari/535.11
Opera
Opera/9.80 (Windows NT 6.1; U; ja) Presto/2.10.229 Version/11.61
iPhone
Mozilla/5.0 (iPhone; CPU iPhone OS 5_0_1 like Mac OS X) AppleWebKit/534.46 (KHTML, like Gecko) Version/5.1 Mobile/9A405 Safari/7534.48.3
Android
Mozilla/5.0 (Linux; U; Android 2.3.3; ja-jp; SC-02C Build/GINGERBREAD) AppleWebKit/533.1 (KHTML, like Gecko) Version/4.0 Mobile Safari/533.1
Googlebot
Mozilla/5.0 (compatible; Googlebot/2.1; +http://www.google.com/bot.html)
Google Wireless Transcoder
Mozilla/5.0 (en-us) AppleWebKit/534.14 (KHTML, like Gecko; Google Wireless Transcoder) Chrome/9.0.597 Safari/534.14
Google Web Preview
Mozilla/5.0 (X11; Linux x86_64) AppleWebKit/534.51 (KHTML, like Gecko; Google Web Preview) Chrome/12.0.742 Safari/534.51
Naverbot
Yeti/1.0 (NHN Corp.; http://help.naver.com/robots/)
参考までに、世界中のユーザーエージェント名を収集しているサイトを紹介しておきます。
HTTP User Agentの世界への入り口
userAgent一覧/ユーザーエージェント一覧
Bots vs Browsers(英語)
Androidのユーザーエージェント名は、こちらをご覧下さい。
Android/UserAgent - Yoya Wiki
(2012年2月26日追記)
設定については、上記のサイトを参考に勉強して各自で工夫してくださいね。
注意点としては、もちろん実機ではありませんし、ブラウザ自体を書き換えているわけでもありませんので、navigator.userAgent などJavaScriptによって取得される文字列の変更を行うことはできません。
したがって、この状態が正確であるかどうかの判断はしにくいですが、参考程度には十分使えるのではないでしょうか。
まとめ
リファラ → ごまかせます
アクセス解析 → (JavaScript依存型に限れば)ごまかせます
ユーザーエージェント名 → ごまかせます
UAControl 0.1.3 ← ダウンロードはこちらです
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