星野えみりBlog 『アルプスの風に乗って』

パソコンの前の皆さん、おはようございます。星野えみりです。



私はもともと、おしゃべりがうまいほうではありません。
例えば、本などのように文字になるものは、何度も読み返したり、書き直したりして推敲できるけれど、ラジオやテレビの生放送は本当に苦手です。
ゆっくり考えて話す時間もないし、一度口に出してしまった失言は取り消せないんですもの。
星野的には「どうしましょ……」という感じです。
そのうえ、自分の言いたいことはきちんと言葉にして伝えないと、あらぬ先入観を持たれてしまうのではないかと、誰よりも思ってしまうので、とんちんかんなことをいきなり話し出したりしちゃうわけです。
それで、トーク関係のお仕事は「とほほ……」と収録後に後悔することが多いです。

私自身が口下手だから、「人と話すのが苦手」「人と上手に合わせられない」という悩みはすごくわかるんです。

私が口下手からほんの少しだけ脱皮できたのは、モデルの世界に入って仕事に自信が持ててきたこと、そして、先入観を捨てたことです。
実は私、デビューしたばかりの頃は、美人系のモデルの方々には、近寄りがたくてあいさつもできなかったんです。
でも、実際にお話をしてみると、ものすごく優しくていい方ばかりなんです。
私、反省しました。自分で勝手に「この人はダメ」っていうバリアを作って先入観で人を判断していたんだなって。
口下手な人も、「この人は私のことをつまらないと思っている」などという先入観を捨てて、もっとラクに話してみてはどうでしょうか。
そのほうが楽しくなれるし、トクをすることがいっぱいあるから、ねっ。

私をダシに使ってもいいですよ。
「星野えみりって知ってる？ラジオのDJではボーッとしゃべる子だけど、ファッションモデルの仕事は真面目でしっかりとこなす子なんだよ」とか、ね。

実は以前にも、同じような趣旨の番組を持っていたことがあって、一度かけたことがある曲なのですが、当時は夏で季節外れの曲だなと思ったものです。
でも、最近になってようやく季節の方がこの歌に追いついてきた感じですかね。
南野陽子さんで『秋からも、そばにいて』この曲をおかけしましょう。


好きよ…好きよ…はなれないで
夏は遠く　かすむけど
そらさないで　みつめていて
愛を深く　感じたい




さて、今週も盛りだくさんの内容でお送りした『できたてプリンセス』、楽しんでいただけましたでしょうか。
というわけで、今日はこれでおしまいです。

星野えみり『できたてプリンセス』、お相手は星野えみりでした。また来週。

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