3月11日に発生しました「東北地方太平洋沖地震」で被災をされた皆様に心からお見舞い申し上げるとともに、現在も避難生活を余儀なくされておられる方々のご無事と、一刻も早い生活再建をお祈りいたします。 イスラエル外務省、国防省及び民間防衛軍は、東日本大震災が発生した後、ただちに日本国政府に対して支援を申し出、3月26日に被災地救援のため救援機2機を派遣しました。救援内容は、イスラエル民間防衛軍とイスラエル軍医療部隊から構成される50名の医療チーム、および防寒具などの物資です。 厚生労働省が特例として被災地での外国人医師の医療行為を承認したことに伴い、医療チームを日本に派遣するのは、イスラエルが最初のケースとなりました。 来日した医療チームは、宮城県栗原市に活動拠点を置き、津波により町内の医療機関が全て使用不可能な状態になるなどの甚大な被害を受けた南三陸町で仮設クリニックを開設して、4月10日に活動を終了して帰国するまでの間、負傷者および地域の避難されている方々の治療を行いました。 なお、仮設診療所およびそこで使用されていたエックス線などの医療機器の多くは、引き続き日本人医師の方々による診療で利用いただけるよう、撤退にあたって南三陸町に寄贈されました。 さらに詳しい情報については、こちら もご覧ください(動画あり)。 |