今朝(18日)、教育委員会に用事があったので、春日部教育センターに出かけました。
ここの1階には、普通の市民が遠慮なくはいれる部屋があります。春日部市郷土歴史館と情報サロンです。情報サロンは、慣れないとちょっと入りにくいですが、係りの人の目を気にすることはありません。
春日部および近隣市内、県内あるいは国内のあちこちから送られてくるイベントや博物館・美術館のチラシがまとめておいてあります。それを目で追いながら、一回りします。お薦めは、全国の観光パンフレットがいっぱい置いてあることです。国内は県別に、県内は市町別に整理されており、探して持ち帰りやすい。旅行会社に出かけても、ツアーカタログばかりです。ここには全国の県や市が出している観光ガイドがあります。本屋で一冊ガイドブックを買う必要もありません。・・・・・今日は、瀬戸内の観光情報集めです。
教育センター前では、いつも車で通り抜けながら、ちょっといいなと思ってきた“ベンチに腰掛ける少女”の彫刻(像)をしばらく眺めていて、カメラを向けたりしました。なかなかいい感じで、春日部教育センターの前にふさわしい。
さあ、帰ろうと歩き出したら、道路の向かい側に、赤いまるいポストがあることに気がついた。ちょっと奥まった感じで普通の民家の前に立っている。その家には、これまた懐かしい鉄板の看板がかかっている。今でも切手を売っているおウチのようです。レトロというか、春日部も大きな街ではないなあというか・・・ですね。
帰路、庄和町に向って車を走らせていると、牛島球場あたりでも、赤いポストが目に入いりました。 “発展にのりおくれた街の風景でなく”、意識して残して、赤いポストを使い続けているのだろうか。とすると、春日部市もなかなかの市だな、と感じました。
【おまけ】
*春日部市は、“彫刻の街・春日部”をうたっており、毎年“野外彫刻”を増やしているようで、現在は19作品あります。野外彫刻のリストは、“春日部の野外彫刻”にあります。教育センター前の彫刻は、黒川晃彦さんの作品で、題名は“小さい花”です。
*春日部市の野外彫刻は、駅前メイン通りばかりに、ぎっちり並んでいます。市内あちこちの、大きな公園・小さな公園にこそ期待したいと思います。しょうわ町(旧庄和町)にも、素敵な彫刻が立つといいですね。もう少し待っていましょう。
*私が、ここ2,3年の間、住んでいた長野市もまた、野外彫刻を毎年設置していますが、市の中心部だけでなく、よりひろがって設置(展示)しているように感じていました。 長野市は、1973年から始め、2003年現在130作品です。
春日部市も息長く続けてほしいものです。