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<京都>漢検背任 元理事長親子に実刑判決 |
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(3/1 00:52) |
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日本漢字能力検定協会の元理事長の親子が、営業実態のない企業に業務を委託し、協会に多額の損失を与えたとして、京都地裁は、懲役2年6ヵ月の実刑を言い渡しました。
漢検元理事長の大久保昇被告(76)と、息子で元副理事長の浩被告(48)は、2004年からの6年間で、自ら役員を務めるファミリー企業に対して、架空の業務を委託して報酬を得るなどし、協会に2億8700万円の損害を与えたとして、背任の罪で起訴されました。検察側は、「業務の実態はなく、私利私欲のための自己中心的動機で、酌量の余地はない」として、それぞれに懲役4年を求刑。一方、弁護側は、「社屋や社員がなくても、2人の頭脳がオフィス空間だ」と報酬を得る正当性を強調。無罪を主張していました。きょうの判決で京都地裁は、「不合理な独自の弁解を展開して自己の刑事責任の回避を図り、漢検協会には損害はないと強弁するなど、反省はみじんもみられない」として、2人に懲役2年6ヵ月の実刑を言い渡しました。
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