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2012年2月29日(水) 19:14 |
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岡山大学病院、患者のデータ紛失
岡山大学病院の医師が、患者278人の名前や血液データなどの個人情報が入ったUSBメモリーを紛失していたことが分かりました。 メモリーはまだ見つかっておらず、会見で病院長らが謝罪しました。
岡山大学病院によりますと、USBメモリーを紛失したのは内科の30代の男性医師です。 この男性医師は今月18日、学会用の資料を自宅で作成するため、研究データが入ったUSBメモリーをズボンのポケットに入れて病院から持ち出していました。 メモリーには、研究データと一緒に、患者278人分の名前や血液データなどの個人情報も入っていましたが、男性は自宅に帰るまでに、コンビニや家電量販店など複数の店に立ち寄り、翌日になってポケットにUSBメモリーがないことに気づいたということです。 岡山大学病院によりますと、紛失したメモリーはまだ見つかっておらず、該当する278人の患者には謝罪文を送りましたが、今のところ、個人情報漏洩に関する被害などの報告は受けていないということです。 男性医師は「非常に申し訳ない」と話しており、病院は医師の処分を検討するとともに、再発防止に努めるとしています。
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