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2012年2月29日(水) 19:14 |
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海底トンネル事故、4人目の遺体収容
倉敷市の水島コンビナートで今月7日に起きた海底トンネル事故で、現場作業の責任者だった作業員の男性が遺体で収容されました。 事故に巻き込まれた作業員5人のうち、4人が遺体で見つかりましたが、依然1人が行方不明です。
体で収容されたのは、愛知県の弘新建設のシールド工で、事故当時、現場作業の責任者だった渕原義信さん(61歳)です。 28日午後、トンネルたて穴で作業中のダイバーが多量の土砂に埋もれがれきや鋼材にはさまれた状態の人影を発見したもので、慎重に撤去作業が進められ、水深約30mの地点から午前10時過ぎに遺体が引きあげられました。 これで、今回のトンネル事故による死者は4人となりましたが、依然として、宮本光輝さんの行方がわかっていません。 現場は水の濁りがひどく、鋼材などが絡み合っている状態だということで、警察や工事元請けの鹿島では、引き続き、がれきや土砂の撤去を進めながら、宮本さん発見の手がかりを探すことにしています。 一方、現場では28日に引き続き、トンネル事故後に出来た海底のくぼみの位置などを特定するためのソナー調査が行われています。 調査結果は来週末にも出る見通しです。
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