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中国:新疆ウイグル襲撃 「分離独立勢力の行為」外務省副局長が見解

 【北京・工藤哲】中国西部の新疆ウイグル自治区カシュガル地区の市民襲撃事件について、中国外務省の洪磊(こうらい)副報道局長は29日の定例会見で、「暴力集団が多くの中国人警察官を殺害した。我々はテロリストと分裂主義者による自治区の平和と発展を破壊する行為に反対する」と述べ、襲撃はウイグル族の分離独立勢力の行為との見方を示した。

 香港の人権団体「中国人権民主化運動情報センター」は29日、地元住民の話として死傷者はすべて漢族で、襲撃者はウイグル族だったと伝えた。

 地元では漢族の居住地域の警備が強化されたという。

 新華社によると、事件が起きたのはカシュガルから南に約250キロ離れた葉城県の路上。28日午後6時(日本時間午後7時)ごろ発生し、AFP通信によると市民13人が死亡した。地元警察は少なくとも襲撃に関与した7人を射殺した。

毎日新聞 2012年3月1日 東京朝刊

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