矢ヶ崎琉大名誉教授に久保医療文化賞

放射線内部被ばく研究が評価され受賞を喜ぶ矢ケ崎克馬さん=29日、西原町の自宅

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2012年2月29日 19時40分
(12時間10分前に更新)

 環境や公害、平和や経済などの研究で個人を表彰する第23回久保医療文化賞にこのほど、放射能に詳しい琉球大学名誉教授の矢ケ崎克馬さん(68)が選ばれた。矢ケ崎さんは「生命尊重の立場の研究をこつこつしてきたという受賞理由がうれしい。私自身の励みになる」と喜んでいる。県内の受賞者は、2000年の大田昌秀元県知事以来2人目。

 同賞は、ポリオ(小児まひ)の撲滅活動に尽力した故久保全雄医師が設立した久保医療文化研究所が毎年、実施。今回は、ほかに放射能に詳しい岐阜環境医学研究所所長の松井英介さんも受賞した。

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