02/29 09:28 更新
福津市の宮地嶽神社では、明治以来の行事「ぜんざい祭」が行われました。28日午前10時からの「ぜんざい祭」では、金・銀の羽釜いっぱいに作られた紅白2種類のぜんざいが参拝客に振る舞われました。この祭りは、明治時代境内のお不動様にお供えした作物や砂糖を使い、ぜんざいを作って参拝客に提供したことが始まりとされます。訪れた人は冷たい風が吹く中、湯気の立つぜんざいをおいしそうに口に運んでいました。一方、境内の本殿前では“開運桜”呼ばれる早咲きの桜が花をほころばせていました。宮地嶽神社の境内には、この“開運桜”やソメイヨシノ、遅咲きの八重桜など合わせておよそ2000本の桜が植えられていて、これから4月にかけて花のリレーをつないでいきます。