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大阪市中心部で朝日新聞社が建設中の超高層ビル「中之島フェスティバルタワー」(北区中之島2丁目)の上棟式が13日あり、鉄骨が地上39階の最上階まで組み上がった。2012年10月末に完成する予定で、中之島の新たなランドマークとなる。
朝日新聞社の秋山耿太郎(こうたろう)社長のほか、施工する竹中工務店の竹中統一社長、設計した日建設計の岡本慶一社長ら関係者約50人が参列。最上部に組み込む鉄骨の梁(はり)にボルトとナットを入れる「「●鋲(●は金へんに交、こうびょう)の儀」、梁を引き上げる「曳綱(ひきづな)の儀」を執り行い、工事の安全と完成後の建物の無事を祈った。
タワーは高さ約200メートル。2〜7階はフェスティバルホール(2700席)、16〜36階は賃貸オフィス、37階はレストラン「ひらまつ」グループの関西初店舗が入る予定。朝日新聞大阪本社は9〜12階に移り、13年1月2日から新社屋で新聞を製作する。