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2012年2月29日19時31分

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オスカー像15体、競売に 「芸能界のある人物」から

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写真:28日に競売にかけられた15体のオスカー像=競売会社提供拡大28日に競売にかけられた15体のオスカー像=競売会社提供

写真:「市民ケーン」(1941年)でオーソン・ウェルズ氏と共同で脚本賞をとったハーマン・マンキーウィッツ氏のオスカー像。28日に最高値の58万8455ドルで落札された=競売会社提供拡大「市民ケーン」(1941年)でオーソン・ウェルズ氏と共同で脚本賞をとったハーマン・マンキーウィッツ氏のオスカー像。28日に最高値の58万8455ドルで落札された=競売会社提供

 米アカデミー賞の受賞者に贈られたオスカー像15体が28日、競売にかけられて計306万89ドル(約2億4600万円)で落札された。賞を主催する米映画芸術科学アカデミーは強く批判しているが、受賞者に無断売却を禁じた1950年より前の像ばかりで、競売会社は「法的な問題はない」としている。

 競売は、ネットと電話で実施された。最高値は「市民ケーン」(41年)で故オーソン・ウェルズ氏とともに脚本賞を受賞した故ハーマン・マンキーウィッツ氏に贈られた像。15回以上にわたって次々に高値が示され、58万8455ドルで落札された。この作品をおさえて「わが谷は緑なりき」(41年)で作品賞を得た製作者への像は27万4520ドル。「嵐が丘」(39年)で撮影賞をとった故グレッグ・トーランド氏への像は22万6876ドルだった。

 単体で競売にかけられた例は過去にもあったが、これほどまとまった規模で売られるのは例がない。競売を主催したネート・サンダースさんは朝日新聞に「15体は、芸能界のある人物がもたらした。本人の希望で身元は明かせない」と答えた。

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