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政治
人口水増し疑惑で報告書 愛知・東浦町が国に提出
2012.2.29 15:14
市制移行を目指していた愛知県東浦町が2010年10月の国勢調査で人口を水増しした疑いのある問題で、総務省から調査を求められていた同町は29日、報告書を提出した。同町は後日、記者会見するとして、報告書の詳細を明らかにしていない。
町の人口は、10年10月の調査を反映させた昨年2月の国勢調査速報値で5万80人だったが、昨年10月の確定値では280人少ない4万9800人に下方修正された。市制移行条件の人口5万人に届かず、町は移行を見送った。
総務省統計局が問題視しているのは空き地など居住実態がない約10人、調査票が重複している約40人、実際はそこに居住していないのに調査票に追記された約40人の計約90人分。「調査票は調査員が戸別に配布する。事務的ミスだとは説明がつかない」と指摘している。
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