東京・墨田区で建設が進められてきた世界一高いタワー「東京スカイツリー」が、29日、完成しました。
東京スカイツリーの建設は平成20年7月に始まり、3年8か月間にわたって延べ58万人が工事を行ってきました。
工事は29日までにすべて終わり、29日午後、工事を請け負った大手ゼネコンから、スカイツリーを運営する会社に鍵などが引き渡されました。
完成したスカイツリーの姿を一目見ようと、周辺には観光客が訪れましたが、高さ634メートルのツリーの上の部分は雪雲に覆われていました。
観光客の女性は、「完成を迎えてうれしいですが、雲に覆われてこれまででいちばんツリーの姿が見えず残念です」と話していました。
ツリーを運営する会社では、ツリーに積もった雪が固まりになって周辺に落ちるのを防ごうと、鉄骨部分のヒーターをつけて雪を溶かすとともに、周辺に警備員を配置して、雪の落下に注意を呼びかけていました。
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