コメント・・・・・・・
修行じゃなく、洗脳やな。オウムに入ってくる信者を洗脳し、人格を変えてしまうという洗脳技術。

1960年代にCIAが開発した洗脳技術だという
ただしどうやってこの洗脳技術を手に入れたのか、ルートはどこなのか
苫米地氏は語っている。

恐怖を与えたりして体験させ、マインドコントロールを行う。

そして密室の場所で、外の接触をやめさせ、パソコンにつながれた
PSIをつかって手錠をかけ、頭に電流を流すことで、脳に流し込み人格を変容させる。古い記憶を消して、新しい記憶を入れ、人格を変え、記憶を変え新しい人間をつくってしまう技術である。

昼も夜もPSIをつなげていたという。

ナオミクラインのショックドクトリンのも似たようなことが書かれてあったよ。

キャスター・・・

「頭を空にしてすっきりさせる」拷問ショックの話しを


クライン・・・

私は2つの研究所を本の冒頭で取り上げました。ショックには経済的なものと身体的なものがあります。重大な転換期には拷問のショックが伴いました。研究所の一つは1950年代のシカゴ大学でした。ここで中南米の経済学者がショック療法を学びました。仕組まれた陰謀とは言いませんが、もう一つの研究所が同時期に別種のショックを研究していた。


カナダのマッギル大学です。CIAの資金を得て拷問手法を研究する実験拠点となっていました。「マインドコントロール」や「洗脳」のね。最近の調査で判った事ですが、1950年代の洗脳技術開発計画の高電流やLSDや幻覚剤投与、知覚刺激の遮断や過剰などの実験の成果が今、グァンタナモやアブグレイプで拷問マニュアルに使われています。


それは人格を破壊し幼児に退行させ、人の言いなりにさせるマニュアルです。

CIAは国外のマッギル大なら実験が容易だと思ったのでしょう。

モントリオールの大学ですね。当時の精神医学部長はアメリカ人のE・キャメロンで元米国精神医学協会の会長でした。尋問への精神科医の協力という現在の問題にも関連する団体です。彼はその後、マッギル大の精神医学部長となり、アラン記念病院という精神病院の院長になりました。


CIAの資金を得て彼はこの病院を従来とは異なる尋問手法を開発する実験所に変えました。患者にLSDなど幻覚剤を調合して投与し1ヶ月近く昏睡状態にしたり視覚や聴覚への刺激を奪ったりしました。

患者は時間と場所の感覚を失います。キャメロンの説によれば、精神病は後天的に獲得され後に形成されるパターンです。彼は行動主義心理学学者でした。


彼が信じる治療法は根本の原因を掴むことでなく患者を大人から子供に戻すことでした。

電気ショック療法の副作用で記憶喪失が起こるのは知られており、大抵の医者は問題視していました。一定の成果はあっても患者が過去をすべて忘れるからです。

でも、キャメロンはこの副作用を歓迎しました。精神病は後天的に形成されるパターンなので、言葉も自由意志もない、幼児の状態に患者を戻せるなら再教育で健全な人間に変えられると。そして極端な幼児返りを起こさせるこの手法にCIAが注目しました。


キャスター・・・・

その治療を受けた女性にお会いになりましたね。


クライン・・・・

本の始めに紹介したゲイル・カスナーさんはキャメロンの患者でした。キャメロンに資金を提供したカナダ政府を彼女は告訴し、何も知らされずにモルモットにされたと訴えて示談を勝ち取りました。

それを記事で知り、電話しましたが、最初は彼女に警戒されました。ジャーナリストは嫌いだし、あの体験をまた語るのも辛いと、どんな話しがあるのと聞かれて「私はイラクから戻ったばかりで、あなたが受けた実験の根本にある考えがイラクで見たものと繋がる気がする。一つの国を消し去って一から作り直そうとしたり、グァンタナモで囚人の感覚を奪い、幼児に戻して別人にする試みはあなたの体験に関係する」沈黙の後、会いましょうと言われた。


モントリオールに飛び、一日中話しました。電気ショックは夢のようにおぼろで当時の事はあまり覚えていないそうです。ひどいショックで記憶が消えてしまったのです。親指を吸い、床に小便し、自分が誰か分からない。そのことさえ覚えていない。入院したことさえも。20年後にやっと判ったのです。


患者達がCIAを告訴したという新聞記事を読み、そこに退行や言語喪失という言葉を見つけ、これこそ自分の身に起こった事だと気づいた。アラン記念病院に自分がいた事を家族に認めさせ、記録を調べてキャメロン医師に入院させられ、異常な治療を施されたと突き止めました。


サマーズ将軍は、ハーバード大学の経済学者だったのだが、彼は自ら手を下し て、榊原英資財務官(大蔵副大臣)に対して再教育(洗脳教育)を施した。噂に よると、在日アメリカ大使館の中の一室で、榊原英資は拷問を受けた。彼は、ま ぶたを閉じられなくするために額にテープを貼られ、休むことも許されずに、ずっ と大声で、マネタリスト政策を日本で実行しつづけるように、ミルトン・フリー ドマンの文章を読みつづけることを強制された。榊原が閉じこめられた部屋から は、恐ろしい叫び声が聞こえた。
以上、ニューヨーク・タイムズ紙「アメリカが日本を侵略する」トーマス・ フルードマン記者。


ヒトラーの「究極兵器」と
「マインド・コントロール」の謎