栃木県警真岡署は28日、同僚男性に「お前の子種、植えさせろ」などのメールを送って付きまとったとして、ストーカー規制法違反の疑いで宇都宮市の准看護師・吉沼朋久容疑者(39)を逮捕した。
真岡署によると、吉沼容疑者の逮捕容疑は、昨年11月上旬から今月上旬まで、同じ病院で働く看護学生の男性(36)の携帯電話に男性同士の裸の写真やストーカー的文言を書いたメールを14回送信し、つきまとった疑い。
吉沼容疑者は、数年前に同じ部署になった被害者男性に対し、食事に誘ったり、バレンタインデーにチョコレートを贈るなどの行為を行っていた。昨年1月に男性が上司に相談し、別の部署に移ってから被害は収まっていたが、昨年11月に再燃した。
今度は外国人の男性同士が性行為を行ったり、男性器そのものの写真などが添付された計14通のメールを送付。当初の文面は「愛してるんだ」「キスしたい」「抱きしめたい」「結婚してくれ」「子作りしようぜ」「お前の子種、植えさせろ」などと交際を迫るものだったが、男性が断ると、方向転換。「死ねや」「関東から消えろ」などと脅すものや「何してる? オナニー中? ボッキチ○コ見せろよ」といった卑わいな内容のものになった。
吉沼容疑者は一部のストーカー行為について「覚えていない」と否認している。