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【大リーグ】ダルビッシュ 3・8デビュー戦 イチローとは3・13激突へ2012年2月29日 紙面から
【サプライズ(米アリゾナ州)大城和美】レンジャーズは27日(日本時間28日)、ダルビッシュ有投手(25)のオープン戦初登板が3月7日(同8日)のパドレス戦に決まったと発表した。先発で2イニング程度投げる予定。中4日でローテを組んだ場合は次回登板は12日(同13日)となり、イチローが所属するマリナーズが相手となる。ダルビッシュはこの日、3度目となるフリー打撃登板。計33球を投げ、芯をとらえた当たりを1本も許さなかった。 晴れの対外試合デビュー戦が「3・7」に組み込まれた。メジャーの先発投手はオープン戦初戦を振り出しにガッチリとローテを組まれることが多く、ダルビッシュにとっても長いデビューイヤーの幕開けとなる。 気になるのはオープン戦2戦目の日程だ。この日発表されたのはチーム初戦となる4日のロイヤルズ戦から5試合分の先発候補の登板スケジュール。5試合で7投手が起用される予定で、中4日を基本にローテを回す可能性がある。その場合、ダルビッシュの登板は12日のマリナーズ戦。当初、球団首脳陣にはオープン戦で同じア西地区チームが相手の時はダルビッシュを登板させない意向があった。球種や癖などのデータを渡してしまう恐れがあるためだ。 それでも中4日というメジャーの環境に慣れさせることを優先すれば、シーズンを待たずしてイチローとのファン垂ぜんの激突が実現。日本だけでなく全米でも話題沸騰は必至だ。ダルビッシュVSイチロー対決は公式戦ではなく、唯一の激突はダルビッシュがプロ2年目だった2006年2月24日、WBC壮行試合の日本代表対12球団選抜チーム。1打席のみでイチローが右前打を放った。場所をアメリカに移した6年ぶりの対戦は、ダルビッシュが偉大な先輩に成長した姿を見せつける絶好の機会となる。 そのダルビッシュはこの日、ブルペンで18球を投げた後、マイナー選手相手のフリー打撃に登板。のべ8打者に33球を投げ、芯でとらえられた当たりを1本も許さない圧巻の投球を披露だ。「投げるときの指の感覚とか、体の動きとかがだいぶ良くなっている」。変化球を交えた内容に、素直に手応えを口にした。3月2日には実戦初登板となる紅白戦を控えるが、ダルビッシュは焦らず急がず−。文字通りのマイペースで突き進む。 PR情報
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