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【プロ野球】

氷点下の仙台で熱血星野塾

2012年2月29日 紙面から

 楽天の星野仙一監督(65)が28日、投手陣への本格的な技術指導をした。キャンプでは声をかける程度だったが、加藤、青山、片山、戸村に約1時間、直接指導。ピリッとしない投手陣にメスを入れた。

 ブルペンで目を凝らしていた星野監督が動いた。まずは加藤に歩み寄ると、腕の振り方をレクチャー。「シンプルにしたらどうや」とけん制も実演する熱血ぶりだ。青山や片山に身ぶり手ぶりを交え、戸村には「そんなんじゃ試合が終わらへんぞ!!」と一喝。気温は氷点下。積もった雪を解かさんばかりの熱さだ。

 「(投手陣の)肩ができあがったから。オレの言うこともヨシ(佐藤投手コーチ)が言うことも一緒だ」と星野監督は淡々と振り返ったが、教わった方はビックリ。球を体の前で抜けと教わった青山も「珍しいですね…」と話した。

 サプライズという言葉がピッタリの直接指導は業を煮やしていた証拠でもある。田中以外は結果が残せず、星野監督が不満を口にし、この日も「あまりにお粗末やから…」とボヤく状況。指導を受けた選手は、成果をマウンドで発揮しなければ大変なことになる。 

  (川越亮太)

 

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