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2011/10/21

■SPEEDI 浜岡訓練で拡散予測図 昨年 前首相参加、配信も明記

(転載記事)日々坦々さんより

http://etc8.blog83.fc2.com/

(東京新聞10月6日・一面)
昨年十月二十、二十一両日、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)を対象に実施された国の原子力総合防災訓練で、緊急時迅速放射能影響予測ネツトワークシステム(SPEEDI)の予測図が作成され、訓練マニュアルでも「予測結果を関係機関に配信」と明記されていたことが分かった。

訓練には、政府対策本部長として菅直人前首相らが参加していたが、菅政権は東京電力福島第一原発事故時にSPEEDI情報を公開せず、住民避難にも活用しなかった。
=関連の24面

訓練は「3号機の非常用炉心冷却装置が故障し、原子炉の冷却機能が喪失。放射性物質の放出の恐れがある」と想定。福島第一原発の事故を想起させる内容だった。本紙が入手した予測図は、外部被ばくによる実効線量、放射性ヨウ素の地表蓄積量など。ヨウ素の放出量を仮置きして計算している。原発周辺で東方向に風が吹き、放射性物質が神奈川、東京に拡散している。
また訓練マニュアルの「予測・モニタリング体制」には「文科省はSPEEDIを緊急時モードヘ移行。放射性物質の単位量放出を仮定して拡散予測計算を行い、その結果を関係機関に配信」と明記されていた。
福島の事故で政府はシステム故障で原発の放出源情報を入手できなかったものの、一定の放出量を仮定して算出した予測図を作成したが、「仮の数値に基づく予測で不正確」との理由で非公開にした。

■「記憶にない」で済まぬ SPEEDI予測図ひそかに〝予行練習〟
(東京新聞・特報面「ニュースの追跡」10月6日)

福島第一原発事故時に隠蔽sだれた国の、緊急時迅速放射能影響予測ネットワークシステム(SPEEDI)。
事故前の原子力防災訓練では当たり前のようにSPEEDI情報を活用していた。
「(訓練内容を)記憶していない」(菅直人前首相)では済まされない。(佐藤圭、①面参照)

「記憶にない」では済まぬ

昨年十月二十一日午前八時半、首相官邸。
菅首相や仙谷由人官房長官、大畠章宏経済産業相(いずれも当時)らが、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)を舞台にした国の防災訓練に参加した。進行要領によると、大畠氏が「3号機のすべての非常用炉心冷却設備による冷却ができない状況にあることが確認された。原子力緊急事態の公示・指示案を提出します」と発言。これを受けて菅氏が「原子力緊急事態宣言」を出した。図らずも、福島事故の〝予行演習〟をしていたわけだ。
訓練資料の中には、SPEEDIの予測図があった。
放射性ヨウ素の放出量を仮置きして計算された外部被ばく量や地表蓄積量だ。
菅氏ら関係閣僚が出席した会議には提出されなかったようだが、経済産業省内の会議ではSPEEDI情報に基づく住民避難の範囲などが検討されていた。
国の緊急時放射線モニタリング指針では、実際の放出源情報を入手できない場合、放出量を仮置きして予測する手順が決められている。重大事故ではデータ電送システムが故障する可能性が高い。仮定の数値で即座に予測図を作成し、住民避難に活用するのは危機管理上、当然のことだ。
立地自治体主催の防災訓練でも、SPEEDIが重要な役割を果たしている。
昨年十一月二十五日、二十六両日、福島県が福島第一原発を対象に実施した訓練では、進行表によると、SPEEDI情報が複数回配信されている。

「住民に被ばく強いた」

政府は実際の福島第一原発の事故時、データ電送システムの電源喪失や故障で放出源情報を入手できなかった。
このため指針や訓練の通り、仮の放出量データで放射能汚染の広がりを予測したが、国民には一切公開しなかった。四月十九日付の「こちら特報部」が隠蔽を問題視すると、政府は、同月下旬に公開する方針へと転換を余儀なくされた。

それでも、拡散予測を計算終了後、速やかに公表するようになったのは九月十二日からだ。菅氏は四月十八日の参院予算委員会で、自民党の脇雅史氏から昨年十月の防災訓練の内容を問われ、「詳しい内容は記憶していないが、いろいろな地震等を想定したことではなかったかと思う」などと答弁。事故時の経産相だった海江田万里氏は本紙のインタビューで「(SPEEDIは)知らなかった。知ったのはかなり後だった」と語っている。
菅政権の危機意識の欠如は明らかだ。

与党の立場からSPEEDI隠しを批判してきた民主党の川内博史衆院議員は「住民に無用な被ばくを強いた。『覚えていない』『知らなかった』というのは言い訳にならない。菅氏に限らず、関係閣僚やSPEEDIの担当者は大変な責任を負わなければならない。今後も検証していきたい」と話している。

菅直人はじめ政府首脳は、いわば確信犯だったことになる。

森まさこ議員が国会で追及していたが、250人のこどもたちが、爆発当時10キロの地点に取り残され、8時間前にわかっていたベントされ避難指示もなく、屋外で放射性物質が降り注いだおにぎりを食べてしまった、ということだ。

そして、池田副大臣がいたにもかかわらず、この子供たちに避難指示も出さず、ヨウ素剤も配布せず、自分だけが逃げてしまったと・・・・。(怒り)

参照:(こちら)

これから、具体的症状が出てくることになる。

既に、子供たちに被ばくの兆候が見え始めてきた。

■甲状腺機能、10人が変化 福島の子供 信州大病院調査
(産経新聞2011.10.4) 
 長野県松本市の認定NPO法人「日本チェルノブイリ連帯基金」と信州大病院が福島県内の子供130人を対象に実施した健康調査で、甲状腺ホルモンが基準値を下回るなど10人の甲状腺機能に変化がみられたことが4日、同NPOへの取材で分かった。 同NPOによると、福島第1原発事故との関連ははっきりしない。
 健康調査は7月末から8月末にかけて実施。原発事故で福島県から避難し、長野県茅野市に短期滞在していた当時0歳から16歳の子供が医師の問診と、血液、尿の検査を受けた。
 甲状腺は成長に関する甲状腺ホルモンなどを分泌。子供は大人よりも放射性ヨウ素が集まりやすく、蓄積すると甲状腺機能低下症や甲状腺がんになる可能性が高まる。

菅直人は昨年の原発防災訓練でSPEEDIを十分認知し、その存在を知りつつ意図的に公開せずに被曝を拡大させたことは、万死に値する重大な犯罪である。

お遍路に行って悔い改められる次元のものではない!

未来の日本人から、菅直人はじめ政府首脳は、ヒットラーのホロコーストと並び、被ばく者を増大させたという〝負の称号〟を与えられることになるだろう。

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