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一番の”嘘吐き”は誰だ?

2011/02/25 01:27

 

日本国債:市場、不信感高まる

 米格付け会社ムーディーズ・インベスターズ・サービスは22日、日本国債格付け見通しを「安定的」から、「ネガティブ(弱含み)」に変更した。同社の日本国債格付けは21段階中3番目の「Aa2」だが、今後引き下げの可能性が高まったことになる

 同社の国債担当アナリストのトーマス・バーン氏は同日、東京都内で会見。政局の混乱を背景に「(政府が6月までの策定を目指す)税と社会保障の一体改革の先送り(の公算)が十二分に大きいと判断されれば、格下げになる可能性がある」と指摘。「長期的には日本の国債発行が困難となる圧力が高まる可能性がある」とした。

 同日の東京債券市場は、長期金利の指標である新発10年物国債の利回りの終値が1・27%と前日より0・035ポイント低下(国債価格は上昇)した。中東・アフリカの政情不安を受けた株安で、安全資産の国債を買う動きが優勢だったためで、「ムーディーズの影響はほとんどなかった」(アナリスト)という。

 ただ、米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も先月、日本国債を格下げしており、市場では「このまま政治の混迷が続けば、格付け会社もさらに引き下げに動き、長期的には(国債売りを招いて)金利は切り上がっていく」(福永顕人・RBS証券チーフ債券ストラテジスト)との懸念は強い。

 さらに、市場は、予算関連法案の行方にも、重大な関心を持っている。財務省幹部は「市場が『6月の国会会期末までに関連法案が通らないのでは』との見方を強めたら、金利が急上昇してもおかしくはない」と警戒する。混乱の末、成立に持ち込んだとしても、「翌年度の予算も再び混乱すると懸念する外国人が日本売りに動くのではないか」(みずほ証券の土山直樹マーケットエコノミスト)との声が出ている。

毎日新聞 2011年2月23日 東京朝刊

 

http://mainichi.jp/select/biz/archive/news/2011/02/23/20110223ddm008020020000c.html

 

 

 今日はこの記事から考えてみようかと思います。”米スタンダード・アンド・プアーズ(S&P)も先月、日本国債を格下げ”に関しては私も以前にブログに書きましたね。

 

 

 

 

 

 まだ読まれていない方は一度、目を通しておいて下さい。(ネタバレ… )後半部分になります。

 

 

 

 

 それにしても、ヒトを騙す方は本当に色々と考えますよね。以前にもお話ししたと思いますが、”ヒトを騙す人間は絶対に単純比較しない”という事を覚えておいて下さい。

 

 

 

 例えば”農業のお話”をする時に”全体(鉱工業・サービス業を含む)の平均”と比べたり、”架空のお話(世界は単一通貨)”で誘導したりと…。

 

 

 

 そして貿易の話なら、日墨EPAや日印FTAといったモノとTPPを比べるのではなくTPPの話と日本製品が全て日本から輸出されるような話で比較したり…。

 

 

 農業への補助金が日本だけのような””を付いたり…。

 

 

 

 比較検討は大切ですが、その比較対象が間違っていれば結論が間違ってしまうのも無理の無い事ですよね。

 

 

 

 彼らはワザと対象を間違えているのでしょうか?それとも本当に馬鹿だから分からないのでしょうか…。

 

 

 

 ともかく、”小難しい言葉を使う人間の言葉は信用に値しない”という事ですよね。本当に他人を説得したいなら、簡単な言葉で分かり易く説明するのですから。

 

 

 

 

 迷ったなら、自分の持っている最強の武器(一般常識とインターネット)を活用する事を思い出して下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 では、今日の記事を見てみましょう。以前に私のブログ(ネタバレ… )を読まれた方は、誰が「日本国債は価値が下がったぞ~」と叫ぶかはお分かりでしょう。

 

 

 

 では今までに日本国債が格付けを下げられた時には、どんな動きをしていたのでしょう?

 

 

 

 普通に考えれば、”格付けが下がる=売りに出される=高利回りにして買って貰う=利率が上がる”という事ですよね。

 

 

http://www.bb.jbts.co.jp/data/index_kinri.html

 

 

 これが、過去10年間の日本国債の利回りのチャートです。矢印を付けた場所は日本国債格付けを下げられた時期です。

 

 

 

 2007年10月、2009年5月そして2011年1月です。チャートは、どういった動きをしていますか?

 

 

 

 

 多少の上下の変動は有っても全体的に利率は「変化無しか若干下がっているかな…」という所ですよね。

 

 

 

 何だか格付け会社が「日本国債は価値が下がったぞ~」と”叫ぶ度に利率が下がる=売れていく”といった感じですよね。

 

 

 

 では、格付け会社が最高ランクにしているアメリカの場合はどうでしょうか?日本と同じ10年モノ国債の10年分のチャートを探したのですが…。10年モノ国債の5年分のチャートしか見つかりませんでした…御免なさい。

 

 

 

http://fund.smbc.co.jp/smbc/qsearch.exe?F=mkt_bond

 

 

 

 これは、どういう事なのでしょうね。格付けでは最高のランクなのに”日本国債よりも利率が高い=人気が無い”…。変ですよね。

 

 

 

 ニュースにもなっていますよね。

 

 

NY債券、長期債反落 10年債利回り3.48% 5年債入札が低調

【NQNニューヨーク=海老原真弓】23日のニューヨーク債券市場で長期債相場は反落した。長期金利の指標である表面利率3.625%の10年物国債利回りは前日比0.03%高い(価格は安い)3.48%で終えた5年債の入札が低調な結果だったのをきっかけに、米国債の需要への懸念が台頭長期債も売りが優勢となった。

 米財務省が午後に結果を発表した5年債入札で、落札利回りが市場実勢を示す入札前取引での利回りを上回った(価格は下回った)。海外中央銀行を含む「顧客の応札」の競争入札に占める比率が前回から低下。米国債への需要は想定ほど強くないとの見方が出て、結果発表後に長期債相場は売りに転じた。翌日実施の7年債入札への不安が買いづらさにつながった面もあった。

 午後にフィラデルフィア連銀のプロッサー総裁が講演した。6月末までに国債を6000億ドル購入する量的金融緩和策について、米景気見通しが改善を続けた場合には「期限前終了の可能性を排除しない」と述べた。市場の一部では、早期の緩和策終了の思惑が債券売りを促したとの見方もあった。

 中東・北アフリカ情勢の悪化を受けて、前日の長期債相場は大幅に上昇していた。短期間で買われた反動で持ち高調整の売りも出た。10年債利回りは一時3.49%まで上昇した。

 ただ、朝方は買いが優勢だった。10年債利回りは一時3.43%と、2日以来3週間ぶりの低利回りを付けた。原油先物相場の高騰を受け米景気が伸び悩む可能性から買いが入った。米株式相場が大幅安となると、「安全資産」として債券を買う動きも強まった。

 金融政策の影響を受けやすい2年物国債相場は下落した。前日に入札された新発2年債の利回りは前日比0.02%高い0.75%で終えた。

 米財務省証券(TB)3カ月物金利は前日比0.01%高い0.10~0.12%だった。

 

http://markets.nikkei.co.jp/kawase/kinri.aspx?id=ASH7IAA06%2024022011

 

 

 

 記事に有る”米国債の需要への懸念が台頭”だとか”長期債も売りが優勢”とは何を意味しているのでしょう?

 

 

 

 

 単純に考えて、”国債は日本国債よりも人気が無い=信用されていない”という事ですよね。

 

 

 

 信用されている国債と信用されていない国債とでは本来なら、どちらが格付けが上になるべきでしょう?

 

 

 

 

 簡単ですよね。信用されている日本国債の方が格付けが上にならなければおかしいですよね。

 

 

 つまり、”格付け会社の格付けはインチキ”だという事なのです。

 

 

 

 ここで終わってしまうのも何だか勿体ないので、少し意地悪をしてみます。

 

 

党首討論 公約即時見直し混乱防げ

 

 菅直人政権発足から2回目となった党首討論は、政治が機能不全状態になっていることを見せつけた。

 与野党双方とも互いの主張を譲らず、突っ張り合いを続けている。この結果、予算の執行に必要な予算関連法案は、ねじれ国会の下で成立が困難になっている。

 

 関連法案の不成立は国民生活に大きな支障をもたらす国債格付けのさらなる引き下げの情報が流れるなど、国際的信用が低下している党派を超えて混乱を食い止める必要がある

 菅首相は「予算を執行できなくなると、回復しつつある景気に水を差す」と野党を牽制(けんせい)する発言を繰り返した。だが、ばらまき政策を盛り込んだマニフェスト(政権公約)を直ちに見直す考えを示さず、修正協議への具体的提案をしなかったのは極めて残念だ。

 首相がいま直視すべきは、ムダ削減などで子ども手当などの財源16・8兆円を捻出するとした公約がもはや実現できないことだ。これを国民に謝罪し、主要政策を撤回することでハードルを乗り越えるしか方策はあるまい。

 一方、自民党谷垣禎一総裁は来年度予算案への組み替え案を近く提出する方針を表明した。子ども手当などのばらまき政策予算の執行を停止する内容だ。首相はこれを修正協議につなげ、予算関連法案の取り扱いと併せて話し合う好機とすべきだろう。

 予算関連法案のうち、関税定率法改正案が成立しなければ415品目の輸入品関税の軽減措置が3月末で途切れ、牛肉やチーズなど身近な食料品価格が上昇する

 子ども手当法案は3歳未満児に月2万円、3歳から中学生には1万3千円を支給する根拠だが、通らなければ4月分以降の支給ができず、元の児童手当に戻る。支給対象が変わり、手取り額が減るなどの混乱は避けられない

 野党側も国民生活への配慮から関税定率法改正案は成立させることを検討している。赤字国債を発行するための特例公債法案は否決を免れない情勢だが、その場合、来年度予算92・4兆円のうち40・7兆円分の穴があく。

 衆院解散・総選挙を求めている自民党だが、たとえ政権に復帰してもねじれ状況は変わらない。深刻な財政状況をもたらした責任の一端があることも、見極めるべきだろう

 

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/column/opinion/493029/

 

 

 

 

 これは、”ある新聞社”の社説です。一番上の記事と比べると、同じ会社の社説だと言われても違和感が有りませんよね。

 

 

 

 ”関連法案の不成立は国民生活に大きな支障をもたらす国債格付けのさらなる引き下げの情報が流れるなど、国際的信用が低下している”という部分などは一番上の取り上げた記事を基にしているのでしょうね。

 

 

 

 

 そして、”党派を超えて混乱を食い止める必要がある”とは別の言い方をすれば、「自民党は政府(民主党)に協力しろ~」と言っているのですよね。

 

 

 

 

 そして、”関税定率法改正案が成立しなければ415品目の輸入品関税の軽減措置が3月末で途切れ、牛肉やチーズなど身近な食料品価格が上昇する”の部分に関しては国民生活を人質にして協力を強要する何処かの政党と同じ理屈ですよね。

 

 

 

 本来なら、「民主党は政策が無いのだから、早期に解散して自民党に政権を明け渡せ」と書くべきですよね。そして、同時に「自民党も選挙後に直ぐに予算執行に取りかかれるように準備をしておけ」と書くべきですよね。

 

 

 

 

 何故、執拗に解散よりも政界再編や予算関連法案の成立に躍起になるのでしょうね。

 

 

 

 申し訳程度(アリバイ工作?)に解散総選挙を主張してみても本音は民主党政権に続いて貰いたいのでしょう。

 

 

 

 

 もう少し、しつこく書いてみると”支給対象が変わり、手取り額が減るなどの混乱は避けられない”という部分は本音では「子供手当を何とか継続しろ~」と言う事ですよね。

 

 

 

 

 

 そして、”自民党だが、たとえ政権に復帰してもねじれ状況は変わらない”の部分に関しては「ねじれ国会が続いているから邪魔するぞ~」といった所でしょうか…。

 

 

 

 さらに、”深刻な財政状況をもたらした責任の一端があることも、見極めるべきだろう”という部分に関しては「今の混乱は民主党が悪いんじゃない~」という駄々っ子の論理ですよね。

 

 

 

 

 

 これで、よく保守を名乗っていられるモノだと感心します。まるで、保守の仮面を被った革マル派や赤軍、北朝鮮の工作員である前原氏と全く同じですよね。

 

 

 

 

 

 

 そこで”何故、産経新聞は民主党に続いて貰いたいのか?”という事も考えてみました。

 

 

いいともに批判の声、全世代で1位「キムチ鍋」はないだろ…

 

 

  キムチ鍋騒動が勃発か―。フジテレビ系人気番組「笑っていいとも韓国寄りの放送があったとしてネット上で批判の声が上がっていると報じられた件で、騒動は益々過熱の様相を呈している。

  事の発端は同番組の企画で行われた「なんでもアンケート アラゆるギャップを比べタワー」での出来事。「好きな鍋料理は?」という設問に世代別の女性が答えた人気鍋料理トップ5が紹介されたのだが、どの世代とも1位が「キムチ鍋」だったのだ

  キムチ鍋は確かに美味しい。だが、全ての世代で1位に選ばれるのはおかしいのでは? という批判がネット上で上がった。

  書き込みのなかには、各メディアのアンケートデータを持ち出して批判するユーザーや「多くの人が納得いかないのは嘘ついてるとしか言えない」という厳しい声もあった。

  ちなみに同アンケートで2番目に多かった回答は20代と30代がもつ鍋、40代・50代・60代は寄せ鍋・ちゃんこ鍋だった。(編集担当:武田雄樹)

 

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0222&f=entertainment_0222_010.shtml

 

 

 このニュースはご存じの方も多いかと思いますが、フジサンケイグループの人気テレビ番組での一コマですよね。

 

 

 

 

 異様な韓国贔屓が目立つテレビですが、フィギアスケートでも何故か日本の選手よりも韓国の選手を猛プッシュしていましたよね。

 

 

 

 

 誰が考えても”フジサンケイグループには韓国からお金が流れている”という事しか考えられませんよね。

 

 

 

 

 

 では、その韓国ですが何が起きているでしょう?

 

 

韓国サブプライム危機が激化 世界経済に再び暗雲か

 20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議で景気回復が話題がなっている最中、韓国が突如として金融危機にみまわれ、世界経済の見通しに再び暗雲をもたらした。中国網日本語版(チャイナネット)が報じた。

  G20パリ会議2日目の2月19日、韓国政府は4つの貯蓄銀行(全州貯蓄銀行、第二釜山貯蓄銀行、中央釜山貯蓄銀行、宝海銀行)に対し、6カ月の営業停止命令を下した。2月17日に営業停止命令を出していた釜山貯蓄銀行とその系列の大田貯蓄銀行を合わせると、韓国政府は短期間に6つの銀行に対して停止命令を出したことになる。

  また、この6行にとどまらず、ほかにも5つの銀行が停止命令を受ける可能性があるという。

 

  ■預金取付け騒ぎがまん延

 

 

  営業停止のニュースが伝わってから、韓国最大の資産規模をほこる釜山貯蓄銀行には連日、引き出しを求める長い列ができ、現金の供給が追い付かない事態が発生している。

  ある専門家は「韓国経済は現在、2つの問題に悩まされている、1つは銀行の「現金不足」、もう1つはインフレ圧力による金利引き上げである。この2つの問題が繰り返し発生したことで、政府は現実逃避政策を採らざるを得なくなってしまった」と分析した。

 

  ■サブプライム危機の再来?

 

 

  韓国の『聯合ニュース』によれば、2010年末までに、大田聯合貯蓄銀行の負債額は銀行資産の323億ウォン(約24億円)を越えたという。FSCによると、銀行が二重の危機に陥った場合、まず銀行は自主再建を行い、自主再建がうまくいかない場合は、政府所属の備蓄保険会社に引き取られ、最終的に第三者に売られるという。(編集担当:米原裕子)

 

 

 

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0224&f=business_0224_035.shtml

 

 

 

 

 これは…思っていたよりも深刻な事態なのかも知れませんね。

 

 

 

 

 自民党政権下では韓国への資金援助はスワップ枠内でしか行われないでしょう。それが、ルールなのですからね。

 

 

 

 しかし、民主党政権なら、あるいは…といった期待も有るのかも知れませんね。 

 

 

 

 

 以前にブログに書きましたが、欧米が日本をTPPやFTA等に誘い込む理由は簡単ですよね。日本の乗っ取りです。

 

 

 

 そして、韓国から支援を受けている産経がTPPに邁進するのは欧米の要望も有るでしょうが、韓国の為ですよね。

 

 

 

 

 日本がTPPに参加する事になれば、確実に韓国はTPPに参加します。そうしないと、壊滅した韓国の農業やその他の産業では雇用が創出出来ないのですから。

 

 

 

 

 これに関しては以前に書きましたね。また、外国人持ち株比率の事を考えても見逃してくれる民主党政権の方がフジサンケイグループとしては嬉しいのでしょうね。

 

 

 

 

 

TPP妥結ずれ込み、日本に朗報 コメ例外扱い容認ムードも

 チリで開かれていた9カ国による環太平洋連携協定(TPP)拡大交渉会合が17日、実質的な協議を終えたが、参加を検討している日本に追い風が吹き始めた

 9カ国は当初、今年11月の妥結を目指していたが、チリ政府当局者は関税撤廃の交渉難航で妥結が来年にずれ込む可能性に言及。日本が参加する場合、すでに決まったルールを丸のみさせられる懸念が薄らいだ。コメの関税撤廃の例外扱いについても、容認ムードが出ている

 

 

 妥結のズレ込みは、日本には朗報だ。政府は6月に参加の是非を判断した上で、交渉に入る方針。しかし、9カ国の交渉が加速すれば、コメの例外扱いなど日本の主張を協定に反映させられず、9カ国で決まったルールをそのまま受け入れざるを得なくなる恐れがあった。

 

 

 米国では依然、例外扱いに反対する意見が強いが、「TPPの効力を高め、中国を牽制する意味でも、日本の参加は不可欠」(外交筋)との声もある。

 

http://sankei.jp.msn.com/economy/news/110218/fnc11021810230008-n1.htm

 

 

 

 もう、馬鹿丸出しの記事を恥ずかし気も無く書いていますよね。相当に切羽詰まっているのでしょう。自分でも民主党等への提灯記事だと思っているから記者も署名出来ないのでしょうね。

 

 

 

 

 

 

 

 ”日本に追い風が吹き始めた”とは「TPPに参加するとバラ色の未来が待っていますよ~」とでも言いたいのでしょうか?

 

 

 参加すれば、日本は壊れると何度も書いてきました。具体的なメリットを聞いたことが一度も有りません。イメージや精神論以外で明確なメリットが無いなら、参加してはならないのです。

 

 

 

 ”コメの関税撤廃の例外扱いについても、容認ムードが出ている”とは「お米は認めてあげるから他では日本が譲歩しなさいよ」とでも言いたいのでしょうか?

 

 

 

 アメリカの狙いは米ではないと認めていますよね。なら、何が狙いかと言えば金融と食品加工(カナダの例より)等になりますよね。

 

 

 

 

 ”中国を牽制する”とは保守受けは良いかも知れないですが、本当の敵は今はアメリカです。

 

 

 

 陳腐な”中国脅威論”で日本をTPPに誘い込もうとするのは論理破綻していますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話が飛びますが、韓国と言えば興味深いのは次の記事です。

 

 

原油、リビアとアルジェリア生産停止なら220ドル越えも=野村

 [ロンドン 23日 ロイター] 野村は23日、中東や北アフリカでの暴動拡大により、リビアとアルジェリアが共に原油生産を停止した場合、原油価格は1バレル=220ドルを越える可能性がある、との見方を示した。

 

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-19691220110223

 

 

 

 益々、資源(原油や鉱石)が高騰しても韓国は今のウォン安政策を続けるのでしょうか?そして、リビアには韓国の企業も多数有りますよね。

 

 

 

リビア韓国企業襲撃相次ぐ、政府が出国を勧告

【ソウル22日聯合ニュース】反政府デモが続くリビアで、韓国業者に対し無差別の襲撃が続出し、政府は現地在住韓国人に出国を勧告している。非常安全対策の策定にも着手した。

外交通商部が22日に伝えたところによると、現地時間20日午後、リビアの首都トリポリから30キロメートルほど離れた都市で、韓国企業の建設現場が暴徒化した現地住民に襲撃され、韓国人3人が負傷した。さらに20日から21日にかけ、韓国建設企業の事業場と宿所4か所が襲撃され、金品を強奪された。命にかかわる被害は出ていない。

韓国政府はリビアに対し渡航制限措置を取り、1400人に達する現地在住韓国人に出国を進め、交通手段の確保に総力を挙げている。外交通商部当局者によると、社員の多くは出国しない考えを示しているため、家族の出国を促しているという

 

http://news.nifty.com/cs/world/koreadetail/yonhap-20110222-80491/1.htm

 

 

 

 

 

 記事の中にある”社員の多くは出国しない考え”と言う部分ですが、これは理由が有ります。

 

 

 

残り工事代金9兆ウォン、リビア情勢で韓国企業戦々恐々

 

 

事態は深刻化しているが、建設会社各社は投入した装備や人員のため、簡単に現場からの撤退を決めずにいるという。現在、リビア全体に韓国人労働者は1343人、特に、流血事態が起きたベンガジやダルナなどの北東地域には、343人の労働者が常駐している。

 

http://japan.donga.com/srv/service.php3?bicode=020000&biid=2011022284768

 

 

 

 現場を逃げ出して帰ってしまえば、工事代金を貰えないですよね。

 

 

 

 それにしても、朝鮮人という生き物は世界中で嫌われていますよね。海賊にまで嫌われて…。

 

 

 

 どんなに人付き合いの苦手な人でも約束やルールさえ守れば、此処まで嫌われたりはしませんよね。

 

 

カテゴリ: 話題!  > 話のタネ    フォルダ: 政治と外交

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効果の程は…

2011/02/24 04:48

 

メキシコEPA:見直し、低関税輸入枠を拡大--政府

 政府は22日、メキシコとの経済連携協定EPA)の再協議による見直しで低関税輸入枠の拡大などで実質合意したと発表した。両国の国会による批准後に新たな協定が発効する。政府は今国会での批准を得て、12年度にも新協定を発効させたい考えだ。

 見直しは、日本がメキシコから輸入する牛肉、豚肉、鶏肉、オレンジ、オレンジジュースなどの低関税輸入枠を新協定発効から5年以内に拡大する。牛肉は年間6000トンから1万5000トンに、豚肉は8万トンから9万トンに増やす。鶏肉とオレンジ、オレンジジュースについては、税率も削減。これに対しメキシコ側は、日本から輸入する自動車部品の関税撤廃時期を当初予定の15年から新協定発効と同時期に前倒しする。日本から輸入する緑茶、リンゴで新たに低関税枠を設定する。

 今回の見直しは、05年4月に発効したEPAで実施することが定められており、08年9月から再協議が進められてきた。【立山清也】

毎日新聞 2011年2月23日 東京朝刊

 

http://mainichi.jp/select/world/news/20110223ddm008020023000c.html

 

 

 

 今日はこの記事から考えてみようかと思います。今の日本ではTPPやその参加国であるアメリカオーストラリアとのEPAFTAといった事には関心が高いようですが、私はインドブラジルそしてメキシコと言った国との経済協定の方がメリットが高いと思っています。

 

 

 

 

 どんな物事を決める時にも基となるのは正確なデータです。イメージや願望だけで決めても何も良い事は有りませんよね。

 

 

 

 TPP推進を叫ぶ方が正確なデータを基にしたメリットやデメリットを語っているのを見たことが無いのは…私の探し方が下手なだけなのでしょう…多分。

 

 

 

 それにしてもマスコミやアメリカ人でもない日本人が何故、TPPに固執するのでしょうね。間違いを認められないという事なのでしょうか…。

 

 

 論拠を持たない人間のパターンとしては、相手にレッテルを貼って罵倒する事だけですよね。幼稚な子供と一緒です。

 

 

 

 

 そういった恥ずかしい行動を採っていながら、自分の事をインテリだと思っているなら…私とは考え方が違うのでしょう。

 

 

 

 

 間違えたら、訂正して論理を再構築するという事は何も恥ずかしい事ではないと私は思っています。人間は何でも知っている神様ではないのですからね。

 

 

 

 特に前提となるデータが正しくないと分かれば修正するのは容易いハズだと思います。

 

 

 間違いに気付いても認められない人間の無様な行動は怒りよりも哀れを感じますよね。

 

 

 

 

 

 

 

 では、今日の記事を見てみましょう。

 

 

 

 先ずは、”今回の見直しは、05年4月に発効したEPAで実施することが定められており、08年9月から再協議が進められてきた”と記事に有る事からも分かりますが、”民主党ではなく自民党の政策”なのですよね。

 

 

http://www.mx.emb-japan.go.jp/keizai/kigyoukankeisha-epa.htm 

 

 

 写真でも分かりますが、最初は小泉元総理の時代ですよね。(本当はもっと歴史が有るのですが…)

 

 

 

 そこで、日本とメキシコの貿易もデータを探してみました。外務省にデータが有りました。

 

 

 

 

 2002年10月、ロスカボスにおける日墨首脳会談で日墨経済連携EPA強化のための協定の締結交渉を開始することで合意。同協定は2004年9月17日にメキシコにおいて小泉総理とフォックス大統領間で署名され、2005年4月1日に発効。

 

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/mexico/data.html

 

 

 

 このようにグラフ化してみると、よく分かりますよね。”2002年10月、ロスカボスにおける日墨首脳会談”と有りますが、グラフを見ても将来的な”日墨経済連携EPA”の開始を見越して経済界も動いているのが分かりますよね。

 

 

 

 今回の日墨EPAの見直し(拡大)では、”日本から輸入する自動車部品の関税撤廃時期を当初予定の15年から新協定発効と同時期に前倒しする”と書かれています。

 

 

 

 何の事かと言うと次の表を見れば分かると思います。

 

 

 http://www.jetro.go.jp/jfile/report/05001225/05001225_005_BUP_0.pdf

 

 

 

 メキシコはかなりの高関税を掛けているモノも有るのですが、日墨EPAを機に日系企業が多数メキシコに進出してメキシコの雇用を支えているのです。

 

 

 

 こういった高関税の国に対しては確かに関税撤廃と言った事は大きな意味を持ちますよね。

 

 

 

 

 

 このように最も大きなメリットとして関税の撤廃を上げている企業が多いのですから。

 

 

 

 

 

 

 このように、多くの日系企業が投資も行い工場を拡張していっているのでメキシコとしても雇用や税収を考えればメリットが非常に大きいのです。

 

 

 

 そして、メキシコFTA等の経済協定を結んでいる欧米等への輸出の一大拠点として考えた場合には日系企業にとっても非常にメリットが有ります。

 

 

http://www.jetro.go.jp/jfile/report/05000926/05000926_001_BUP_0.pdf

 

 

 

 このように、メキシコは多くの国や地域とFTAを締結しています。日本もアメリカに多くの輸出をしたいならアメリカではなくメキシコに工場を建てたり、メキシコ工場を拡張すれば良いだけです。

 

 

 典型的な例としてはシャープがメキシコに第二工場を建てましたよね。本当にTPPは必要でしょうか?

 

 

 

 

 今回の記事でも”日本から輸入する自動車部品の関税撤廃時期を当初予定の15年から新協定発効と同時期に前倒しする”と書かれていますが、アメリカ等と違いまだまだ多くの部品や完成車を日本から輸入しなければならないのです。

 

 

 

 

 つまり、日本で作った完成車や部品をメキシコへ輸出する事で日本国内での雇用にも良い影響が出るのです。

 

 

 

 

 こういったデータを元にした経済戦略に裏打ちされているのなら私もTPPに対して反対したりしませんが、今のところはデメリットは多数上がっていますが、”TPPに関しての日本側のメリットが何も無い”のです。

 

 

 

 

 

 そして、次のようなニュースも出ていますよね。

 

 

 

JBIC:メキシコとインフラ整備の定期協議実施で合意

 

 【メキシコ市・國枝すみれ】メキシコ政府と国際協力銀行(JBIC)は22日、インフラ整備協力に関する協議を、今後定期的に開くことで合意した。協議を通じて情報収集を密に行い、日本企業の受注につなげるのが狙い

 メキシコ政府は、07~12年の6年間で、エネルギーや環境分野などのインフラ整備に約20兆円を投入する。JBICは年1回の公式協議や非公式の折衝を通じて計画の詳細な情報を集めるとともに、日本側が投資する際の要望を伝える。

 海外の大規模インフラ受注をめぐっては、早くから官民一体で売り込みを図ってきた中国韓国勢に後れをとるケースが目立っている。JBICはメキシコ政府との関係を深めることで、日本企業の受注を側面支援する方針。

 

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110224k0000m020027000c.html

 

 

 

 これは、日本企業だけが得をするようなモノではありません。中国や韓国のインフラ整備と言えば…。

 

 

 

 何処のラリーなんでしょうかね。

 

 

 ペンキを塗っただけで、縁石の意味が有るのでしょうか?

 

 

 案山子に何の意味が…。

 

 

 

 ご自慢のF1サーキットの突貫工事ですよね。安全を考えたなら、誰でも日本企業に発注しますよね。

 

 

 中国と言えば、最近も有りましたよね。

 

 

 

 

 これが”爆竹”で火災になった超高層ビルですよね。

 

 

 

 

 韓国と同じように橋だって…。

 

 

 

 幾ら安くても中国韓国に発注すれば最終的にはかなりの割高な”お買い物”になってしまいますからね。

 

 

 

 

 

 

 日本が建設したモノでは韓国に現存しているモノとして…。

 

 

 

 ソウル駅ですね。

 

 

 

 

 三越ですね。

 

 

 

 

 

 旧第一銀行ですね。

 

 

 

 旧朝鮮銀行ですね。

 

 

 色々有りすぎて、何を選ぶか迷いますよね。こういった”過去の実績”の積み重ねが今の”品質世界一の日本製”というブランドを作り上げているのですよね。

 

 

 

 

 日本の貿易と言えば、次のようなニュースも出ていましたよね。

 

 

貿易統計:前年の2.5倍 輸出、3年ぶり増--10年

 

 財務省が27日発表した10年の貿易統計速報によると、輸出から輸入を差し引いた貿易黒字は、前年の約2・5倍の6兆7702億円と大幅に増加し、2年連続で前年実績を上回った。輸出がリーマン・ショックの影響で大きく落ち込んだ前年の反動で大きく持ち直し、前年比24・4%増の67兆4059億円と、3年ぶりに増加に転じた。一方、輸入は原油価格上昇を背景に17・7%増の60兆6357億円で2年ぶりの増加だった。ただ、10年の輸出額の水準は、リーマン・ショック前(80兆円台)とはなお開きがある。

 輸出を地域別に見ると、乗用車や電子部品などを中心に中国向けが27・9%増の13兆873億円と、比較可能な1979年以降で最高額を記録。2年連続で米国向けを上回り、最大の輸出相手国となった。一方、米国向け輸出も米景気の復調で大型乗用車などが伸び、18・9%増の10兆3852億円と、4年ぶりに増加した。

 貿易黒字は対米が39%増の4兆4782億円と4年ぶりに増加。また、対中国の貿易赤字は73・3%減の3208億円で、1994年以来、16年ぶりに1兆円を下回った。

 

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110127dde007020002000c.html

 

 

  

 

 

 これは、先月の記事ですが、真っ先に目に入ったのが”対中国の貿易赤字は73・3%減”という部分です。

 

 

 

 私もですが、多くの方が”中国製品を避ける”ようになったという事ですよね。

 

 

 

 

 勘違いする方も居るかと思いますが、民主党の鳩山氏が何か経済対策をしたのでは有りません。”自民党の麻生総理が打ち出した経済対策”の効果です。

 

 

 

 

 ”国会で漢字テストやカップラーメンの値段当て…”と馬鹿を相手にしながら色々な経済対策を打ち出したお陰で今までは何とかなってきたのです。

 

 

 

 その麻生総理の打ち出した経済対策の効果もそろそろ切れてきていますよね。そこにアメリカの推し進めるTPPや日豪EPAといった事が追い打ちを掛けそうな勢いです。

 

 

 

党の部会で、TPP担当の平野副大臣が、「自分たちでさえTPPのことが、よく分からない。」と発言。出席者一同唖然とした。よく分からないことに日本の命運をかけないでくれ!!

 

 

 

 

 今になって「自分たちでさえTPPのことが、よく分からない」と言い出しているのですよね。

 

 

 

 ならば、その”よく分からない”TPPに対して賛成と言っている方は何を根拠としているのでしょうね。

 

 

 

 まさかとは思いますが、「○○という有名な人が言っていたから」 等と子供の言い訳のような事を言い出すのでしょうか…。

 

 

 

 

 例え間違っても自分で考えなければならないと私は思います。考える事を放棄してしまえば確かに楽ですが、奴隷や家畜と同じだと考えてしまうのです。

 

 

 

 正確なデータを基に自分で考える。そして、間違えたら考え直す。その繰り返しだけなのですから。

 

 

 

 

 

 

 最後に、今の日本の政界で最も多くの方が注目しているのは東京都知事選ですよね。

 

 

 どんな物事も確定するまでは分かりません。そして微妙な情勢の時に自分なら”どんな情報”を流す事が最も有効かを考えてみて下さい。

 

 

 

 

 

 ついでに、エジプトには向かわせなかったのに何故か今回は政府専用機を出してニュージーランドに行きますよね。

 

 

 救出したい被災者は本当に日本人だけなのでしょうか…。

 

カテゴリ: 話題!  > 話のタネ    フォルダ: 政治と外交

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赤は3倍速い、らしい…

2011/02/22 23:56

 

ジャイアントパンダ:早く慣れてね--東京・上野動物園

 東京・上野動物園に21日深夜に到着したジャイアントパンダ2頭は次第に落ち着きを取り戻し、同園では3月中の公開に向けた準備が進められている。同園によると、2頭は約200人の報道陣が見守る中、施設に到着し、22日午前0時20分にパンダ舎へ搬入された。オスの比力(ビーリー)は環境の変化に興奮したのか、到着後は一睡もせず、うろうろと室内を動き回っていたが、次第に落ち着いた。メスの仙女(シィエンニュ)は室内に入った後、30分くらいで餌を食べ始めた。与えた竹をほとんど食べて熟睡するなど落ち着いた様子という。2頭は早ければ1カ月後に一般公開の予定。同時に約4万通の応募から選ばれた日本名も発表される。【長野宏美】 

毎日新聞 2011年2月22日 東京夕刊

 

http://mainichi.jp/select/world/news/20110222dde041040050000c.html

 

 

 今日はこの記事から考えてみようかと思います。今の行き詰まった政治状況とは打って変わったホノボノとしたニュースですよね。

 

 

 

 いきなりですが質問です。何故、中国は今の時期にパンダを日本に貸与したのでしょう?

 

 

 

 

 

 

 

 まさか、好意だとか以前の契約が有るからとか…そんな理由で中国がパンダを日本にレンタルするとは考えられませんよね。

 

 

 

 確実に政治的な意図を持ってパンダは遣って来たのですよね。

 

 

 

 

 その前に、日本人は本当にパンダが好きですよね。レンタル料が高いとか中国が餃子問題や尖閣問題を隠そうとしているとか言いながらもパンダを見に行くようになるでしょう。

 

 

 

◎上野動物園にパンダ復活へ=雄雌の2頭、深夜到着-3年ぶり不在解消

 

東京都台東区の上野動物園に中国から貸与されるジャイアントパンダ2頭が21日、到着する。春休みごろ一般公開する予定で、人気のパンダ不在が3年ぶりに解消。同園は落ち込んだ入園者の回復に期待を寄せている

 

 

 都もパンダの日本名を公募し、全国から寄せられた4万件余の中から選ぶ作業を進めている。

 

 

 同園には1972年、日中国交回復の記念でカンカンランランが贈られた。日本初のパンダとして注目され、74年度の入園者は764万人余に上った。その後も、同園で誕生したトントンなど飼育された計9頭は人気を集め続けが、レジャーの多様化などで入園者は減少。リンリンが死んでパンダ不在となった2008年度は300万人を下回った

http://www.jiji.com/jc/v?p=ve_soc_seibutsu-uenozoo20110221j-01-w360

 

 

 

 

 

 グラフで見てみると大したことは無さそうですが、テーマパーク(ディズニーランド等)と比べるのは少し可哀想ですよね。

 

 

 

 

http://観光スポット総合案内.net/?m=201010

 

 

 こういったグラフを作成している所も有りました。楽しい乗り物やアトラクション施設も無い水族館、動物園、博物館といった場所にも結構な人数が足を運んでいますよね。

 

 

 

 

 

 では、本題に入りましょう。上の記事でも”都もパンダの日本名を公募”と有りますよね。つまり、パンダを借りたのは日本国ではなく東京都なのです。

 

 

 

 絶滅の危機が叫ばれているジャイアントパンダ。東京都と中国との間でもパンダの保護と生息地の保全活動を共同で行う「ジャイアントパンダ繁殖研究プロジェクト」がスタートし、上野動物園では展示・公開に向けて準備を進めています。

http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/02/20l2h500.htm

 

 

 

 こういった事から何が分かるでしょう?

 

 

 

 ”中国と東京都は利害が一致した”という事ですよね。

 

 

 

 今の東京都知事は誰でしょう?

 

 

 

 石原氏ですよね。その石原氏には、自民党から都知事への出馬要請が有りましたよね。何だか不出馬という速報も流れているようですが…。

 

 

 

 

 つまり、中国自民党と手を取りあったという事ですよね。

 

 

 

 何故、中国自民党の手を取ったのかは簡単ですよね。

 

 

http://ecodb.net/exec/trans_weo.php?d=NGDPD&s=1980&e=2010&c1=JP&c2=KR&c3=&c4=CN&c5=US&c6=&c7=&c8=

 

 

 

 こういったGDPの話題にばかり目を奪われてしまいがちですが、ほんの少しだけ視点をズラしてみると又、違った見え方をします。

 

 

http://ecodb.net/exec/trans_weo.php?d=BCA&s=1980&e=2010&c1=JP&c2=KR&c3=&c4=CN&c5=US&c6=&c7=&c8=

 

 

 

 

 こういった指標で考えてみると何が分かるでしょうか?

 

 

 何故かアメリカだけが国際収支がマイナスですよね。名目GDPではダントツの一位なのに…。まさか、お札を燃やす分けではありません。

 

 

 

 考えられる事としてはアメリカの富が海外へ移動しているという事ですよね。つまりアメリカの人間や企業が海外投資を積極的に行っているという事ですよね。

 

 

 

 グラフで見るとアメリカの国際収支が2006年を境にプラスに転じていますよね。何が有ったのでしょうか?

 

 

 この年にはアメリカで住宅価格上昇率が鈍化してサブプライムローンが顕在化した時期ですよね。この時、アメリカゼロ金利政策で何とか乗り切ろうとしましたよね。

 

 

 

 そして、2009年を境に又、収支がマイナスに転じていますよね。これは、量的金融緩和政策(大量にドル札を刷る事)で株や先物など海外に投資したのですよね。

 

 

 

 

 よく見ると中国のグラフと丁度、逆の動きになっていますよね。中国の今のバブルは誰が仕掛けているのか一目瞭然ですよね。

 

 

 

 

住宅販売上海42%減、北京38%減  中国不動産バブル 弾けたのか

   高騰が続いていた中国の不動産価格に陰りがチラついてきた。上海の2010年の新築住宅販売は前年に比べて42.2%減になったと、上海市統計局が発表。北京でも38%減少したと米ブルームバーグが報じている。

   世界経済をけん引する中国にあって、上海や北京、南京などの沿岸エリアは中国の不動産市場をリードし、目覚しい発展を遂げてきた。高層ビルが建ち並び、なおも建設が進んでいて、住まいとしてだけでなく有力な投資物件も目白押しだ。そんな上海や北京などの不動産価格が下落に転じたことで、バブル崩壊」の懸念が広がりはじめている

 

 

   中国の70か所の都市の不動産価格を調査したところ、ピークだった2010年5月と比べて、10年12月の調査時に値下がりした都市は9か所だけだった。中国は一部の都市の不動産価格の急激な上昇を抑えようと規制に動いてはいるが、日本総研は「その後も上昇している」と説明する。

 

バブル崩壊のリスクは小さい?

   中国の不動産価格の高騰は、いまや内陸部へと広がっている。「沿岸部で稼いでいた人が、まだ比較的安い内陸部の物件を購入している。一生懸命働いて、お金を貯めて、不足分は親戚などから借金したりして買っている。内陸部でも可処分所得が高まっていて、手が届くようになってきた」(日本総研)と話している。

 

   「国土の広い中国にあって、上海や北京が占める割合など2、3%に過ぎません。こうした都市部で値が下がったからといって、中国経済全体でバブルが弾けるかといえば、そんなことにはなりません」と説明。かつて日本が陥ったような、深刻なバブル崩壊に直面するリスクは「小さいとみるべき」という

 

http://www.j-cast.com/2011/02/22088486.html?p=all

 

 

 

 

 こういった記事も出てきました。記事の中に有るように”深刻なバブル崩壊に直面するリスクは「小さいとみるべき」という”といった言葉を額面通りに受け取る方は居ないでしょう。

 

 

 

 誰もが「遠からず中国のバブルは崩壊する」と予測していると思います。

 

 

 

 中国でバブルが弾けたら”一生懸命働いて、お金を貯めて、不足分は親戚などから借金したりして買っている”といった方々には、どんな未来が待っているのでしょうね。

 

 

 

 まだ、完全に中国から手を引いていないヒトや企業は必死で「中国大丈夫、まだ伸びる」と言うしか有りませんからね。

 

 

 

 

 さて、此処でまた問題です。自民党と手を取り合った中国は日本の政界に対して何をするでしょう?

 

 

 

 

 

 

 簡単ですよね。中国に今まで強硬な姿勢を示していた前原氏を追い落としに掛かりますよね。自民党としてもTPPに突き進む可能性の高い国民人気も有る前原氏は潰したいですよね。

 

 

 

 

前原外相と北朝鮮の気になる関係 訪朝で「よど号」実行犯と接触 title end

 

 

 前原誠司外相(48)と北朝鮮の気になる関係が、21日の衆院予算委員会で取り上げられた。国会会期中に訪朝し、日航機「よど号」乗っ取り事件の実行犯と会っていた事実。また、前原氏の講演録に、北朝鮮工作員や総連幹部と接点があると書かれていることも暴露された。

 これまで、前原氏は1992年(京都府議時代)と99年(衆院議員時代)、2回の訪朝歴を認めている。

 


 前原氏は「私は外交安保が専門。北の事情を知るいい機会だと思った」「国会に請暇願を出して堂々と行っている」「(よど号犯とは)高麗ホテルの玄関で偶然お会いした写真も一緒に撮った」などと答えたが、ビザと名刺の件は「調べて答弁する」とした。

 稲田氏は「前原氏の対北朝鮮観には違和感を覚える」といい、2003年3月の労組系雑誌に掲載された、前原氏の講演録の一部を読み上げた

 「新宿で商売をされている元工作員の方、あるいは総連幹部で財務局長までやった人。私の国会での質問のネタは基本的に在日の方から聞いている

 ぜひ、前原氏の答弁を聞きたかったが、中井洽予算委員長は「これで質問を終わります」と打ち切った

 

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110221/plt1102211625006-n1.htm

 

 

 

 

 

 この”「よど号」乗っ取り事件の実行犯”と”写真も一緒に撮った”ような人間が国民的な理解を得られるとは考えられません。

 

 

 

 

 それにしても今まで保守の仮面を被っていたからなのか、「民主党の中ではまともな議員」という評価も一部では有りました。

 

 

 

 しかし、「新宿で商売をされている元工作員の方、あるいは総連幹部で財務局長までやった人。私の国会での質問のネタは基本的に在日の方から聞いている」と自分から暴露して自慢するような口の軽い人間には総理の座は務まりません。

 

 

 

 

 自民党が本当に前原氏の訪朝時の申請ビザの写しや名詞を手に入れているのなら誰から渡ったと考えるのが最も妥当でしょう?

 

 

 

 北朝鮮中国しか有りませんよね。ずっと北朝鮮に対して支援を叫び続けている前原氏を北朝鮮が売るようなマネをするとは…朝鮮人だから分からないという事も有りますが…。

 

 

 一般的には中国ですよね。

 

 

 

 中国は徹底的に前原氏を潰すつもりのようです。

 

 

 

中国瀋陽で領事館員拘束され、外務省が抗議 中国は「申し訳ない」と謝罪

 枝野幸男官房長官は21日の記者会見で、 中国遼寧省瀋陽市の日本総領事館員が20日午後、インターネット上で集会開催が呼びかけられていた繁華街で同市公安局の職員に同行を求められ、一時的に拘束されたことを明らかにした。身元が確認され、約1時間後に拘束を解かれたという。

 枝野氏によると、外務省は在京の中国大使館などを通じ、領事館員の移動や自国民との面会の自由などを定めた領事関係に関する「ウィーン条約」に反するとして抗議。中国側は「一時的に拘束したことは申し訳ない。関係部門を適切に指導したい」と回答した。

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110221/plc11022112400005-n1.htm

 

 

 

 これは、自民党が前原氏(外務大臣)を攻撃するネタになりますよね。日本(外務大臣)の対応次第では国際紛争になってもおかしくない事例ですからね。

 

 

 

 

 ここで”公安局の職員”とありますが、本当に何も知らずに拘束したと考えられるでしょうか?

 

 

 

 確かに中国では公安は警察業務も行うと言われていますが、”日本総領事館員”や”ウィーン条約”の事を知らないとは考えられませんよね。

 

 

 

 申し訳程度に「一時的に拘束したことは申し訳ない。関係部門を適切に指導したい」と述べていますが、”処分”ではないのですよね。

 

 

 

 

 次のような記事も出ていますね。

 

 

「民主政権は左翼・親北」明らかに 与謝野氏も「新左翼崩れ」認識変えず

 民主党政権の左翼体質、親北朝鮮の実態が21日の衆院予算委員会集中審議で浮き彫りとなった。菅直人首相は政府が左翼過激派、革マル派が浸透しているとみるJR総連から献金を受けたことを認めたが、返還を拒否した。前原誠司外相が国会会期中に訪朝し、よど号ハイジャック事件犯と写真に納まっていたことも判明した。(小島優、酒井充)

 

 

 首相は、「この労働組合は連合加盟の組合で、連合の皆さんとはきちんとお付き合いしている。応援の気持ちで寄付をいただいたと思っている」と語った。

 同じくJR総連から献金を受け、JR東日本労組幹部と覚書を交わして関係が問題視される枝野幸男官房長官は、「(過去の献金は)適切な範囲内でいただいており、返す必要はない」としながらも「今後はあらぬ疑いをかけられるのは心外なのでいただかない」と述べた。

 JR総連と革マル派の関係については「当該組合とわれわれが問題だと考えている集団とはイコールではない」との認識を示した。

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110222/plc11022201000000-n1.htm

 

 

 

 これは、もうテレビでは流せないですよね。

 

 

 

http://www.jr-souren.com/info/1000.pdf

 

 

 こういったモノまで出ています。

 

 

 

 民主党は鳩山氏の時代に次のような答弁書を出していますよね。

 

 

 

 

  日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派(以下「革マル派」という。)は、共産主義革命を起こすことを究極の目的としている極左暴力集団であり、これまでにも、火炎びんの使用等の処罰に関する法律(昭和四十七年法律第十七号)違反事件や対立するセクトとの間での殺人事件等、多数の刑事事件を引き起こしている。革マル派は、将来の共産主義革命に備えるため、その組織拡大に重点を置き、周囲に警戒心を抱かせないよう党派性を隠して基幹産業の労働組合等各界各層への浸透を図っており、全日本鉄道労働組合総連合会(以下「JR総連」という。)及び東日本旅客鉄道労働組合内には、影響力を行使し得る立場に革マル派活動家が相当浸透していると認識している。今後も、革マル派は、組織拡大に重点を置き、党派性を隠して基幹産業の労働組合等各界各層への浸透を図っていくものと見られる。
 なお、二の後段のお尋ねについては、今後の警察活動に支障を及ぼすおそれがあることから、答弁は差し控えたい。

 

http://www.shugiin.go.jp/itdb_shitsumon.nsf/html/shitsumon/b174430.htm

 

 

 

 これは、自民党ではなく鳩山氏の時代に民主党が出したモノです。

 

 

 

 その”影響力を行使し得る立場に革マル派活動家が相当浸透していると認識している”と述べているJR総連から寄付を受けて、そのJR総連から国会議員を輩出しているのが民主党です。

 

 

 

 自分で「極左暴力集団」と断じた”革マル派活動家が相当浸透”しているJR総連との癒着はテレビでお茶の間には流せませんよね。

 

 

 

 JR総連から民主党候補として立候補した田代郁氏の写真が有りました。

 

 

 

 

 

 防衛大臣と一緒に仲良く写っていますよね。他にも探してみました。

 

 

 

 

ラジオ番組『沖縄大好き』第653回収録、ゲスト;前連合沖縄会長狩俣吉正、琉球新報元専務・野里洋、参議院議員・田代郁(かおる)、JR総連執行委員長・武井政治。(聴衆席に田代夫人、黒田弘樹JR総連政治共闘部長)。

http://plaza.rakuten.co.jp/tom613/diary/20100924/

 

 

 気になったのは”黒田弘樹JR総連政治共闘部長”というのは民主党の岡田氏と朝食懇談会を開いた方ですよね。(上のJR総連通信に名前が有ります。)

 

 

 

 

 そして、”琉球新報元専務”と有りますよね。そうですよね、”あの鳩山氏の「方便」発言”をインタビューした新聞”ですよね。

 

 

 

 

 

 ここで、もう一度時系列に見直してみましょう。

 

 

 

森・鳩山・亀井会談で打開策は? 小沢強制起訴で政局不安定化の一途 

 

 民主党鳩山由紀夫前首相(63)、自民党の森喜朗元首相(73)、国民新党亀井静香代表(74)の3人が28日夜、都内の日本料理店で会談した。ねじれ状態にある国会の混迷を憂慮した元首相経験者らが打開策を話し合うという趣旨だったようだが、三人寄って…、何か展望は開けました?

http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20110129/plt1101291524001-n1.htm

 

 

 

 

 先ずは、自民党の森元総理、鳩山氏、亀井氏が会談していますよね。記事には”28日夜”と有ります。

 

 

 

 

「抑止力は方便」断念理由後付け 鳩山前首相、普天間で証言 

 

 【東京】鳩山由紀夫前首相は12日までに琉球新報などとのインタビューに応じ、米軍普天間飛行場の移設交渉の全容を初めて語った。「県外移設」に具体的な見通しがなかったことを認めた。「県外」断念の理由とした在沖米海兵隊の「抑止力」については「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず、『抑止力』という言葉を使った。方便といわれれば方便だった」と述べ、「県内」回帰ありきの「後付け」の説明だったことを明らかにした。在沖海兵隊の「抑止力」の根拠の薄弱さを浮き彫りにした前首相の歴史的証言は、県民の反発と波紋を広げそうだ。

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173438-storytopic-3.html

 

 

 

 

 ここ(12日)のインタビューで「方便」という事が地方紙に掲載されたのですよね。 

 

 

 

 そして、全国紙に一斉に記事が載ったのが14日ですよね。

 

 

 

 

 

普天間問題 海兵隊の抑止力「方便だった」 鳩山氏は「政権最大の難敵」

 鳩山由紀夫前首相が沖縄県地元紙のインタビューで、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の県外移設を断念する理由として「在沖縄海兵隊の抑止力」を挙げたことを「方便だった」と語った民主党政権の外交・安全保障政策の信頼性を著しく損ね、政府の沖縄県との移設交渉はさらに難航するのは確実。ただでさえ国会運営に行き詰まり、内閣支持率の低迷で青息(あおいき)吐息(といき)となっている菅直人首相にとって鳩山氏は最大の「難敵」と化している。(阿比留瑠比

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110214/plc11021422380010-n1.htm

 

 

 

 

 そして、その報道が出た、その日の夜には会合が開かれていますよね。

 

 

 

 

石原都知事、亀井氏らが会談

 

 

 東京都の石原慎太郎知事、国民新党の亀井静香代表、自民党の古賀誠幹事長14日夜、都内の日本料理店で会食した。都知事選への対応や今後の政局をめぐって意見交換したとみられる。会談後、亀井氏は「この日本をどうするかという話だ」と記者団に語り、石原氏は「四谷怪談だ」とけむに巻いた。会談には、自民党幹事長で政界から引退した野中広務氏も同席した。 

 

http://www.asahi.com/politics/jiji/JJT201102140116.html

 

 

 

 石原都知事と亀井氏、古賀氏、野中氏が会談していますよね。鳩山氏の代わりに野中氏が入っているのは今回は自民党民主党の現執行部(反小沢)という構図なのでしょうか…。

 

 

 

「仙谷氏辞任必要ない」 野中氏が自民批判

 

 野中広務元自民党幹事長は3日夕、TBSの番組収録で、問責決議を受けた仙谷由人官房長官の辞任を自民党が要求していることについて「問責は次の国会に引き継ぐものではない。私なら辞任させるようなことはしない」と批判した。

 自民党臨時国会での承認に応じなかった「日韓図書協定」に関しても、「国と国との約束をこんなに簡単に破った。政権を長く担当した政党がやるべきことではない」と非難した。

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110109/stt11010913220075-n1.htm

 

 

 

 発言を見る限りは野中氏は反小沢という位置づけですよね。一方の小沢派代表の鳩山氏はと言うと…。

 

 

 

 

鳩山氏は読売・渡辺会長と会談

 民主党鳩山由紀夫前首相14日夜、都内で渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長と会談した。菅直人首相の政権運営などについて意見交換したとみられる。

 

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201102/2011021400926

 

 

 

 

 この流れから何が見えてくるでしょうか。

 

 

 

 民主党内での権力闘争と、その民主党のゴタゴタを利用しようとしている自民党中国、マスコミといった構図ですよね。

 

 

 

 

 最初の森元総理や鳩山氏、亀井氏との会談から鳩山氏(小沢系)と自民党との連携を考えて”琉球新報”が鳩山氏を嵌めたのだと考えられます。

 

 

 

 写真から分かるように琉球新報とJR総連は密接に結びついていると考えられます。勿論JR総連は朝鮮人とも大の仲良しです。

 

 

 

 

 そこで、JR総連から革マル派(朝鮮人)繋がりで前原氏や枝野氏が選ばれていたのを自民党が中国と一緒に追い落としに掛かっているという所でしょう。

 

 

 

 

 鳩山氏はナベツネさんに何を言われたのでしょうか?

 

 

 

 その後も菅氏の批判を香港メディアに語ったりしている所から考えると「政界再編の為に菅氏は邪魔」と言われたのかも知れませんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 ここで、自民党と会談している亀井氏の考えは”小沢派と自民党を巻き込んで政界再編”といった所なのでしょうか…。

 

 

 

亀井代表、首相に内閣改造進言…自公一本釣りも

 国民新党の亀井代表は21日夜、都内で記者団に、菅首相に「大胆に、今までの常識をはずれた内閣改造をすべきだ」と伝え、内閣改造を再び行うよう進言したことを明らかにした

 

 自民党公明党などからも「一本釣り」で人材を登用するよう求め、改造時期は4月の統一地方選を挙げたという。

 

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110222-OYT1T00042.htm

 

 

 

 

 まさか、亀井氏も菅氏が承諾するハズもない無理難題を吹っ掛けているのだとしたら、誰に対するアピールなのでしょうか?

 

 

 

 普通は有権者向けのアピールと考えますが、解散総選挙ではなく政界再編を望んでいるのはマスコミです。

 

 

 

 マスコミに取り入ろうとしているのか騙そうとしているのかは、まだ私には分かりません。

 

 

 

 

 恐らくは野中氏の考えも同じようなモノでしょう。ただ、野中氏の考える政界再編では自民党民主党の現執行部、それに公明党がメインになるように感じます。

 

 

 

 自民党としては解散総選挙を迫っても民主党が居座り続ければ打つ手が無くなり、公明党も統一選の後に民主党と連立する可能性も高くなります。

 

 

 

 その時(政界再編)に関与できるような保険を掛けておく事は大切ですからね。

 

 

 

 

 

 野中氏と言えば北朝鮮や中国ですよね。朝銀(北朝鮮)の時にも助けたのは野中氏でしたよね。

 

 

 そして、「日本は中国韓国北朝鮮ロシアと共にEUのような国づくりを」とも発言していましたよね。

 

 

 

 順番的に、先に中国を助けて後から朝鮮半島を何とかしようと考えているのでしょうか…。それとも同時に何とか両方を助けようと考えて居るのでしょうか…。

 

 

 

 もう少し情報が出てこないと何とも言えませんね。

 

 

 

 それにしても前原氏の消えるスピードは速いですよね。首相になる前に轟沈ですからね。

 

 

 

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何故、認めない?

2011/02/21 18:45

 

日豪EPA:早期合意で一致 海江田経産相、貿易相と会談

 海江田万里経済産業相は11日、オーストラリアのギラード首相やエマーソン貿易相とシドニーで会談し、経済連携協定EPA)の締結交渉で、早期合意を目指すことで一致した。

 ギラード氏は4月下旬にも来日する方向で調整中。同国が主要参加国であり、日本政府が参加を検討している環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の「試金石」ともいえるEPA締結に向け、両国は交渉を一気に加速させたい考えだ。

 日豪EPAに関し、ギラード氏は「国内対策の大変さは理解できるが、頑張ってもらいたい」と述べ、日本側が農産物の輸入拡大に向けた環境整備を促進することに期待を示した。

 エマーソン氏は会談後の記者会見で、EPA交渉について、牛肉や乳製品、砂糖など農産品の関税撤廃をめぐる議論を念頭に「まだ努力しなければいけない部分もある」と指摘。その上で「早期妥結へ交渉しやすい環境ができつつある」と、交渉が前進しているとの認識を示した。菅直人首相が掲げる「平成の開国」を「日本の国益にかなった改革だ」と評価日本の貿易自由化に強い期待をにじませた。

 海江田氏はエマーソン氏との会談で、6月をめどにTPP交渉への参加を判断することや、貿易自由化の前提となる農業対策を実施していく政府方針を説明。エマーソン氏はTPP関係9カ国による交渉の進展状況などを伝えた模様だ。

 また、海江田氏はファーガソン資源・エネルギー相とも会談し、レアアース(希土類)やウランなど資源の安定供給に向けた協力を確認した。(シドニー共同)

毎日新聞 2011年2月11日 19時35分(最終更新 2月11日 22時02分)

 

http://mainichi.jp/life/today/news/20110212k0000m020046000c.html

 

 

 今日はこの記事から考えてみようかと思います。どんな物事を考える時にも考えの基になるのは正確なデータですよね。今日は財務省統計局から色々と調べてみました。

 

 

http://www.stat.go.jp/data/sekai/09.htm#h9-01

 

 

 このように有名所の国だけを抽出してグラフにしてみました。(エクセルは初めて使ったのですが、何とか形にはなったかな…)

 

 

 

 こうやってグラフにしてみると分かりますが、輸出先としてはアメリカと中国がやっぱり多いですよね。それから韓国と台湾ですね。

 

 

 

 ついでに輸入の方も見てみましょう。

 

 

 

 

 輸入でもやっぱり多いのは中国とアメリカですよね。そして、輸入先としてはオーストラリアも増えてきていますよね。

 

 

 

 一部には中国は日本経済にとって必要無いといった極論を述べる方も居られますが、グラフを見る限りに於いては中国は日本にとって大切な経済的パートナーである事には違い有りませんよね。

 

 

 輸入額に占める割合も年々減ってきては居ますが、それでも全輸入額の5~6分の1(2008年)の割合ですし、全輸出額の6~7分の1(2008年)ですから、非常に大きいですよね。

 

 

 

 

 では、日本は何を輸出して何を輸入しているのでしょう?これは最初からグラフ化されていました。

 

 

 

http://www.customs.go.jp/toukei/suii/html/data/y2.pdf

 

 

 

 2009年が極端に減っているのはリーマンショックの影響ですよね。こういったグラフを見てみると直ぐに分かりますが、最も多いのは輸送用機器、つまりは自動車関連ですよね。次いで電気機器、一般機械となっていますね。

 

 

 

 

 輸入の方も見てみましょう。

 

 

 

 このグラフからは鉱物性燃料すなわちアブラ関係ですよね。そして、興味深いのは韓国から石油製品を買っていたり、オーストラリアからは石炭や液化天然ガスを買っていますよね。

 

 

 東シナ海のガス田開発をしないのは何故なのでしょうね。

 

 

 記事の中にある”レアアース(希土類)やウランなど資源の安定供給に向けた協力を確認”とは非鉄金属ですよね。確かにオーストラリアは大きな輸入先ですからね。

 

 

 

 

 

 では、今日の記事を見ていきましょう。

 

 

 

 記事の中に”経済連携協定EPA)の締結交渉で、早期合意を目指すことで一致”と有りますが、日本は本当にオーストラリアEPA交渉をする必要が有るのでしょうか?

 

 

http://www.customs.go.jp/toukei/suii/html/time.htm

 

 

 こういったデータもグラフ化してみました。誰が見ても輸入超過で貿易赤字という事ですよね。

 

 

 「オーストラリアは日本製品を買わないのか?」といった素朴な疑問が出てきますよね。これには実はカラクリが有ります。

 

 

 

 アメリカが有名ですが、昔は殆どが日本からの輸出で製品を世界に供給していたのですが、日本製品を叩き壊すパフォーマンスで政権維持を謀った国は多いのです。

 

 

 

 

 朝鮮人は本物の製品を壊すのは勿体ないから段ボールで代用しているようですが…。こういった馬鹿が居るから日本企業は現地生産に踏み切ったのですよね。

 

 

 

 

 

 

 名だたる日系企業は全てオーストラリアに進出しています。当然ですが、トヨタもホンダもシャープもパナソニックも…。

 

 

 

 では、これ以上の急激な日本からオーストラリアへの輸出は期待できるでしょうか?

 

 

 誰が考えてみても日本の経済にとって大きなメリットが有るとは思えませんよね。

 

http://www.mof.go.jp/singikai/kanzegaita/siryou/kana190517/kana190517f.pdf

 

 

 このように諸外国の関税を見比べてみると分かりますが、オーストラリアの輸送機器に関しては4.4%となっていますよね。

 

 

 

 これが、ドル建てでの決済であるなら為替がどうなれば安く済むでしょうか?

 

 

http://www.nttsmarttrade.co.jp/special/img/pair/usdjpy10.gif

 

 

 

 このようなチャートを見てみると分かりますが、10年間の為替(円・ドル)を見てみると最安値(グラフの一番上になる部分)では1$=147.63円ですよね。

 

 

 今は83円位でしょうか…。

 

 

 100万円の車をドル建てでオーストラリアに輸出する場合を考えてみましょう。

 

 

 1$=147円の場合では、オーストラリアで日本からの輸入車を買おうとすると何ドル必要になるでしょう?

 

 

 

 100万円=1÷147×1000000ドル=6802.7…ドルですよね。

 

 

 

 同じように1$=83円の場合でも計算してみましょう。

 

 

 100万円=1÷83×1000000=12048.1…ドルになりますよね。

 

 

 

 そのドルでの差額は  12048-6802=5246ドルですよね。

 

 

 

 此処で、1$=147円の時に関税が4.4%掛かったなら、100万円の日本からの輸入車は何ドルになるでしょう?

 

 

 

 1$=147円の時には100万円の車は6802ドルですよね。

 

 

 そうすると、関税で支払う金額は計算してみると、

 

 6802×4.4÷100=299.2…ドルですよね。

 

 

 

 つまり、100万円の日本車=6802ドル+関税299ドル=7101ドル

 

 

 

 

 これだと、関税を撤廃して貰うよりも為替がもっと円安になった方が輸出業者は助かりますよね。

 

 

 

 

 今のマスコミがTPPに関して「韓国に市場を奪われてしまう~」と言っていますが、関税よりも為替の方がダイレクトに商品の値段に跳ね返りますよね。

 

 

 

 TPPに賛成している方の理屈は全く意味を成しませんよね。つまり詐欺を働いているのと同じですよね。(最近では中国脅威論を利用して居る方も見受けられますが…。)

 

 

 

 TPPに賛成している方は世界が単一の通貨だけで動いているとでも勘違いしているのでしょうか?子供でも、日本は円で、アメリカはドルだと知っていますよね。

 

 

 

 今回の日豪EPAもTPPも根っこは同じですよね。「自由貿易は正しいんだ~」と言いたいのでしょう。

 

 

 

 

 これが、WTO加盟国です。アメリカオーストラリアも加盟していますよね。何故、今更TPPが必要なのでしょう?

 

 

 

 日本は農業を犠牲にして、日本人の雇用を犠牲にして、日本の金融を犠牲にして…それでもTPPに参加しなければならないのでしょうか?

 

 

 

 単純に世界に売り出す日本製品を安くしたいのなら、為替介入をすれば済む話ですよね。

 

 

 それに、日本が現地生産に舵を切った以上は、日本から製品を海外に輸出するという事は重要な事では無くなって来ていますよね。

 

 

 

 こう書くと、「中小企業の事を考えていない~」と言われそうですよね。

 

 

 

 では、今以上に自由化して日本の高い人件費を製品価格に転嫁できなくなったなら、中小企業は喜ぶのでしょうか?

 

 

 

 人件費を抑制(リストラや賃金カット)するか赤字で経営するしか無いですよね。

 

 

 

 今以上の自由化をして、誰が喜ぶのでしょう?日本人なら誰も喜びませんよね。

 

 

 

 有る程度の自由化は確かに必要です。価格競争が有る事で企業も努力しますし、消費者(労働者)も色々と製品や職場を選べますからね。

 

 

 

 ですが、行き過ぎた自由化は破滅しかもたらしません。

 

 

 何事もバランスが大切なのだと思います。

 

 

 

 

 

 ”消費者利益”という言葉を最近はよく聞きますが、「どうやって消費者はお金を稼ぐのですか?」といったシンプルな質問に答えられるTPP賛成者は居ませんよね。

 

 

 

 

 ”消費者=労働者”といった事を無視していますよね。

 

 

 

 働き場所を無くした労働者が消費者になれるとでも思っているのなら「何処の社会主義国の話ですか?」と聞いてあげて下さい。

 

 

 

 

 

 「自由貿易は素晴らしいんだ、正しいんだ~」と言う方は本当は北朝鮮のような配給社会にでもしたいのでしょうか?

 

 

 

 その配給物資も日本のお金が外国に奪われてしまえば滞ってしまいますよね。そうなると、北朝鮮のように飢えてしまう事も分かりますよね。

 

 

 

 そう考えてみると、TPP賛成の方は自殺志願者なのかも知れませんね。(単に馬鹿なだけだとは思いますが…)

 

 

 

 

 

 そして、TPP賛成論者の特徴は未だに官僚批判や自民党批判をしている事ですよね。確かに自民党や官僚も完璧な人間達ではない事は確かです。

 

 

 しかし、民主党アメリカにお金を貢ごうとして大臣のクビを切られた”みんなの党”よりは何倍もマシなのですから。

 

 

 

 そのお馬鹿さん達は小難しい専門用語を使って小難しい理屈を並べ立てる”みんなの党”を応援するのですよね。

 

 

 

 ネット上でも行動パターンは同じですよね。自民党批判をして民主党政権が出来上がる事に手を貸しておきながら、今になって民主党批判も入れてくる…。

 

 

 

 当然のように、民主党批判をする時には自民党批判も忘れずにしますよね。少しは考えてから発言すれば良いのに…。

 

 

 

 

 みんなの党の尻馬に乗って官僚批判をして天下りを絶対悪のように言っている方は官僚システムの事は何も調べていないようですよね。

 

 

 

 同期の人間で”たった一人”だけが次官の地位に上り詰めますが、その他の同期の人間は退職するようなシステムなのです。

 

 

 

 天下り批判を声高に叫ぶ方は「あなたが彼らの面倒を見ますか?」と言われた時に何と答えるでしょう?一度、聞いてみたいですよね。

 

 

 

 自分ではアイデアもお金も出さずに文句ばかり…。今の民主党や社民党、みんなの党とまるで同じです。

 

 

 

 

 少なくとも自民党は”官民人材交流センター”というアイデアを出しました。批判する方はそれ以上のアイデアを持っているから批判できるのでしょう…多分。

 

 

 

 誰も優秀な人間が官僚になりたくないと思ってしまったなら、日本はボロボロになってしまいます。馬鹿に国家運営をさせたなら、どうなるかは民主党政権でイヤという程に分かったハズです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 話は変わりますが、前回のブログで「中東のデモは誰かが仕掛けたのかも知れない」と書きましたが、中国では同じようにネット規制をしていますが、次のような記事が出ていました。

 

 

 

 

 

厳戒態勢で集会封じ込め=100人以上の外出制限、連行も-中国

 【北京時事】中国当局は20日、インターネットを通じて政治改革などを求める集会の呼び掛けがあった北京、上海を含む主要13都市で、デモを阻止しようと厳戒態勢を敷いた。上海で若者3人が派出所に連行され、北京では小競り合いがあったが、集会が開かれたとの情報はなく、大きな混乱も伝えられていない。
 香港メディアなどによると、中国各地で19日以降、活動家や弁護士、不満分子ら100人以上が外出しないよう当局者に要求され、中には警察に連行されたり、家宅捜索でパソコンを押収されたりした人もいたという。
 今回の呼び掛けは、民衆デモが政権崩壊につながったチュニジアの「ジャスミン革命」に倣い、中国でも「一党独裁を終わらせろ」などとスローガンを叫ぼうというもの。集合時間の20日午後2時(日本時間同3時)、集合場所の一つに指定された北京の繁華街、王府井には私服を含め多くの警察官が出動。テレビカメラを持った報道陣が駆け付けたこともあって、通りには一時、買い物客を含め数千人の人だかりができ、市民と警察の間で小競り合いもあった。(2011/02/20-18:39)

 

http://www.jiji.com/jc/c?g=int

 

 

 

 これが、普通にネット規制をしている独裁国家の対応ですよね。”活動家や弁護士、不満分子ら100人以上が外出しないよう当局者に要求され”と有りますが、本気で取り締まったならネットが普及していてもデモで政権転覆などは起きないのですから。

 

 

 

 

 最近のアメリカ等での中国脅威論ですが、どうしても「中国の脅威から守ってあげるから日本はTPPに参加しなさい」という脅しにしか聞こえないのです。

 

 

 

 中国は確かにGDP(名目)では日本を抜いたという事になっています。しかし、実態はバブルが今にも弾けそうな勢いですよね。

 

 

 そんな中国が書いていたモノが有ります。

 

 

 

 

 

<レコチャ広場>中国GDP、日本に勝ったのは「量」だけ、「質」では完敗―中国

 

2011年2月14日、中国の経済誌「財経」の解説員、易鵬(イー・ポン)氏による「中国GDPが日本を抜く、喜びの中に悲しみも」と題した記事が中国のブログサイト・新浪博客に掲載された。以下はその内容。

2月14日のバレンタインデー。この日の日本はロマンチックなことばかりではなかった。内閣府が発表した10年の名目GDP国内総生産)の額が中国より4044億ドル少ないことが明らかになったのだ。これで米国に次ぐ世界第2位の経済大国は中国となり、1968年から42年間2位の座を守って来た日本は3位転落が確定した。

中国にとっては歴史の節目となる大事件だが、世界第2位の重みを前に改めて身を引き締めるべきだろう。その国の真の実力はGDPだけでは測れない。1人当たりGDPや科学技術イノベーション、社会の管理水準、資源消費、環境保護、国家イメージなどさまざまな指標が存在する。中国GDPで日本を抜いただけで、喜んでばかりもいられない。

まず、中国の1人当たりGDP国際通貨基金IMF)の統計によると、09年は3566ドルで世界99位。一方の日本は3万9573ドルの16位で中国の10倍を超えている。世界の平均は8000ドルだが、中国はその半分にも達していない。さらに考えなければならないのは、中国には「データの信ぴょう性」という根深い問題も存在するということだ。

中国が抱える大きな問題は、▽都市と農村の所得格差▽業種間の収入格差▽貧富の差▽東部と西部の発展格差―の4点だろう。都市と農村の所得格差は13:1にまで拡大し、業種間の収入格差は今年第1四半期の時点で約11倍。ジニ係数(所得格差の指標)は社会の安定を脅かす警戒線を超えている。東部と西部の1人当たりGDPの差は約2倍だ。

科学技術イノベーションでも、中国は日本より20~30年遅れている。単位GDP当たりのエネルギー消費量も日本の10倍前後だ。要するに中国GDPは資源消費と環境汚染を土台にして成り立っているといえる。このままの構造で成長を続ければ膨大な量の二酸化炭素(CO2)を排出し、世界に「無責任な国」というイメージを植え付けてしまうだろう

中国は日本に「量」で勝っただけで、「質」ではまだ遠く及ばないことを自覚すべきだ。日本との差を直視しながら質の良い経済発展を続けることが、環境保護との両立という難問を解決する最良の手段といえるだろう。(翻訳・編集/NN)


http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110219-00000003-rcdc-cn

 

 

 ”中国には「データの信ぴょう性」という根深い問題も存在”と記事にも有りますが、こういった事が本質なのでしょう。

 

 

 信用できないデータは、何段重ねても信用は出来ないのです。その積み上げた”信用できないデータから出されたGDP”だけが信用できるとする根拠が分かりません。

 

 

 

 

 そして、最も私がアメリカを警戒しているのは次の記事からです。

 

 

 

 

米国務長官、尖閣漁船衝突事件で日中両国に迅速な解決求める

 [ニューヨーク 23日 ロイター] クリントン米国務長官は23日、沖縄・尖閣諸島付近の海上保安庁巡視船と中国漁船の衝突事件について、地域に長期的な影響が及ぶ前に速やかに問題を解決するよう日中両国に要請した。

 長官は国連総会出席のため訪米中の前原誠司外相と会談。同問題については前原外相から説明があったという。

 クローリー国務次官補(広報担当)は記者団に対し、「対話の促進および問題が速やかに解決されることを希望する、とクリントン長官は応対した」と述べた。

 菅直人首相や温家宝中国首相も訪米しているが、両首脳の会談は予定されていない。

 国務次官補は、同問題は日中両国間で解決可能であり、米国が仲介に入る必要はないと指摘。「何か特別な役割を担ってほしいとの要請は受けていない。日中両国は成熟した国家であり、問題解決への能力を完全に有している。問題が地域に長期的な影響を及ぼす状況に発展することを両国とも望んでいないと考える」と述べた。

 さらに、尖閣諸島をめぐる軍事衝突の発生は想定していないとした

 国務次官補は、前原外相とクリントン長官が沖縄の米軍普天間基地移設問題についても短く協議したとした。

 

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-17348920100923

 

 

 

 

 

 ”同問題は日中両国間で解決可能であり、米国が仲介に入る必要はないと指摘”と書かれていますが、これは「尖閣問題はアメリカはノータッチですよ~」という意味ですよね。

 

   

  

 日本のメディアは次のような記事でしたよね。

 

 

 

クリントン米国務長官「尖閣は日米安保適用対象」

 会談は約50分行われた。日本側の説明によると、沖縄・尖閣諸島沖での中国漁船衝突事件で日中間の緊張が高まっていることについて、外相は日本の国内法に基づいて粛々と対応していることを説明した。これに対し、長官は理解を示したうえで、「尖閣諸島には、(日本への防衛義務を定めた)日米安保条約5条が適用される」と明言した。

 

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20100924-OYT1T00086.htm

 

 

 

 

 

 

 

 この違いは何なのでしょう?どうしても”口だけ男のデタラメ”をメディアが流しているだけのように感じます

 

 

 

 

 

 ”尖閣諸島をめぐる軍事衝突の発生は想定していないとした”と書いてありますよね。軍事衝突の発生を想定していない場所への日米安保適用とは何の事なのか私には分かりません。

 

 

 

 

 つまりは、マスコミはアメリカとグルになって”中国脅威論”を展開して日本をTPPに誘い込もうとしているように感じます。

 

 

 

 

 確かに中国は脅威ですが、差し当たっての一番の脅威はアメリカが推し進めているTPPだと私は考えます。

 

 

 

 

 中国の脅威としては一番は領土問題です。その次に色々な経済問題になります。しかし、それらは後で二国間協議で何とかなりますが、TPPは後で修正する事が出来ません。

 

 

 

 執拗に中国脅威論を述べてTPPに誘い込もうとしている読売・産経・毎日と少しずつですが、反対意見を記事に入れている朝日…。

 

 

 

 ただ、共通しているのが自民党政権には戻したくないという事なのでしょう。

 

 

 

 

 今のTPP推進の急先鋒としては経団連の米倉会長ですよね。

 

 

 

 

 米倉新会長は記者会見で、日本経済の活性化のために「民間企業の活力を引き出す」と、政府に頼らず経済成長戦略を作る考えを示した。1985年にアメリカで報告された、国際競争力強化に主眼を置いた成長戦略「ヤングリポート」の日本版としたい意向だ。

 

 ――成長戦略について。

 「早急に、政治(政府)に頼らない形での成長戦略を描きたいと考えている。それが経営者の活力の源になる」

 

http://www.yomiuri.co.jp/atmoney/enterprises/jinji/20100528-OYT8T00365.htm

 

 

 

 このように、「政治(政府)に頼らない形での成長戦略を描きたい」と述べて就任したハズなのですが…。何が有ったのでしょうか?

 

 

 尖閣問題では中国よりも日本を責めて「公務員法違反」だとか述べていましたよね。それにしても…経団連の会長って、こんなに政治問題に口出しをしていたのでしょうか…。

 

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ドミノ…ね~

2011/02/20 12:04

 

中東デモ:クウェートにも波及 各地で死傷者

 【カイロ和田浩明、伊藤智永】北アフリカのリビアでは、18日に行われた反体制デモも流血の事態を招いた模様だ。バーレーンイエメンでもデモが続いて死傷者が出ているとみられる。この日はクウェートにも反政府デモが波及した。

 反体制リビア人団体などが毎日新聞に証言したところによると、リビア東部ベンガジで18日、市内各所に軍が展開する中、16日以来のデモで殺害された市民の葬列が組織された。金曜礼拝の参加者も加わった。デモ隊は2万人規模になり、軍がこれに発砲、少なくとも4人が死亡した。

 怒ったデモ隊の一部は地元政府機関の建物を放火し、警察署に向かった。男性目撃者によると、カダフィ大佐の別邸があるベルカ地区の警察署では、侵入を試みた参加者2人が殺害された。一方、ロイター通信によると、ベンガジの東方約200キロのアルベイダでは反体制派住民と治安部隊の交戦が続いており、一部の警官は住民側についているという

 また、ロイター通信などによるとバーレーンでは18日、この国のイスラム教シーア派最高権威カセム師が金曜礼拝で集まった数千人を前に、これまでに4人の犠牲者を出した治安当局の対応を「虐殺だ」と非難。犠牲者の葬儀に集まった数千人の参列者は政権打倒を誓った。この日も4人が死亡した模様だ。

 イエメンでは17日、南部アデンで発生した数千人規模の反政府デモに対し、警官隊が催涙弾と実弾を発砲。3人が死亡した。中東の衛星放送アルジャジーラによると、18日にも治安部隊の銃撃を受け3人が死亡した。首都サヌアや南部タイズなどでも民衆が数千人単位で集まり、タイズでデモ隊に手投げ弾が投げつけられ2人が死亡、27人が負傷した。

毎日新聞 2011年2月19日 1時37分(最終更新 2月19日 10時30分)

 

http://mainichi.jp/select/world/mideast/news/20110219k0000m030149000c.html

 

 

 今日はこの記事から色々と考えてみようかと思います。それにしても中東のデモの連鎖は止まりませんね。

 

 

 先ずは、”中東って何処?”という所からのスタートです。

 

 

 

 

 このように伝統的な中東という概念だけでなくデモの起こった場所はアフリカ大陸にも有りますよね。

 

 

 欧米での”中東”とはアフガニスタンを除く西アジアとアフリカ北東部の国々を指すようです。日本とは少し考え方が違いますよね。

 

 

 

 私のブログを読んで下さる方の多くは上記の地図のような場所を大まかに”中東”と認識しているのではないでしょうか。

 

 

 

 そして、中東と言えば産油国という事とイスラム教ですよね。記事の中に出てくる”イスラム教シーア派”ともう一つが”イスラム教スンニ派”です。

 

 

 

 同じイスラム教でも2つの宗派が有るという事を先ずは知って下さい。多神教の日本人には馴染みが薄いですが、キリスト教にも大きく分けてカトリックやプロテスタント以外にもギリシャ正教だとかウリスト教(朝鮮人限定)だとか色々と有りますよね。

 

 

 仏教にだって色々と有りますよね。お寺とは何の関係も無くなった今も仏教を名乗る似非宗教として創価学会が有る位ですからね。

 

 

 

 少し脱線しましたが、今の中東のデモはイスラム教内の宗派間対立でもあるのです。

 

 

 

 イスラム教に限らず、キリスト教も仏教も最初は”たった一人の人間”が作ったモノなのですよね。其処に細かな解釈の違い等で”政治”を入れてしまったから、色々な宗派に分かれて「自分達の教えが正しいんだ~」と争いになるのですよね。

 

 

 

 ”神の教え”とやらを実践する為に”悪魔のような所行”を行うのが一神教の何百年も変わらない”エゴイズム”ですよね。

 

 

 

 本当に私は日本人で良かったと心から思います。無宗教としては中国等を挙げる方も居ますが、共産主義や社会主義というのも一種の宗教ですよね。

 

 

 偉大な教祖様の代わりに主席様の写真を飾っているのですから、何も変わらないですよね。

 

 

 

 天皇陛下の御写真を飾っている日本も同じだと言う方も居ますが、少なくとも日本では陛下の御名の下に政敵ではない一般の日本人を弾圧したり虐殺したという事は有りませんよね。

 

 

 

 脱線ついでに書いてしまいますが、戦前に日本が唱えた”八紘一宇(はっこういちう)”というのは「世界は一つの家のように仲良くしましょう」という事ですよね。

 

 

 

 日本と世界の他のどんな国々と比べても、最も大きな違いというのが”日本人のお人好しな性格”ではないかと思っています。

 

 

 

 未だに日本の過去の戦争を侵略戦争だと言い張るお馬鹿さん達は欧米による奴隷支配の世界が理想なのでしょうね。

 

 

 

 

 

 話を戻しますね。イスラム教の中に2つの宗派(本当はもっと多いです)が有りますが、自爆テロで有名なタリバン等の”イスラム原理主義”という言葉もよく出てきますよね。

 

 

 

 これは、どちらかの宗派という事では有りません。どちらの宗派にも過激派は居るのです。エジプトでのデモで有名になったムスリム同胞団はスンニ派です。そして、”ハマス”と同系ですよね。

 

 

 また、シーア派で過激派として有名なのは”ヒズボラ”ですよね。

 

 

 

 

 基本的に”人間は差別大好き”なのです。日本に居ると忘れてしまう事ですよね。そして、”他人の成功や地位が妬ましいモノなのです。

 

 

 

 そう言った観点で見てみると日本にいる所謂左翼と言われる人々は日本人としては異質ですが、世界各国の普通の人間と同じ思想なのでしょうね。

 

 

 

 今の中東のデモの広がりを恐れているのは、それぞれの中東の国の人間だけでは有りません。

 

 

 例えば、UAEやサウジアラビアまで引っ繰り返ってしまえば何が起きるでしょうか?

 

 

http://www.hkd.meti.go.jp/hokno/graph_oil2009/sekiyu09.pdf

 

 

 こういったグラフを見れば一目瞭然ですよね。いつまでも対岸の火事といった分けには行かなくなりますよね。

 

 

 

 そして、中東情勢に多大な警戒感を持っているのが石油利権を持っているメジャーを擁する欧米と同時に中国と輸入に極端に頼っている国々ですよね。

 

 

 

 

 韓国ドイツフランスイタリアといった国に関してはこのグラフを見れば分かりますよね。中国に関しては次のグラフを見てみましょう。

 

 

 

 こういったグラフを見てみると一目瞭然ですよね。

 

 

 

 では、産油国でのデモに警戒するのは分かりますが、何故、それ以外の国でのデモまで警戒するのでしょう?

 

 

 単純にデモの連鎖を警戒しているという事も有りますが、それらの国が何処に有るのかをもう一度確認して下さい。

 

 

 

 バーレーンだとかクウェートはアラビア半島に位置していますよね。そして、ペルシャ湾の中に有りますよね。また、スーダンエジプトは紅海ですよね。

 

 

 

 もう分かりますよね。石油タンカーが何処を通るかを考えれば誰にでも直ぐに分かります。

 

 

 

 

 そんな日本の石油の備蓄に関して民主党は何をしたのでしょうか?

 

 

 

事業仕分け
—————————–
○日時:平成21年11月27日
○行政刷新会議 第2ワーキンググループ
【仕分け対象事業】
国家備蓄石油管理等委託費

【評価結果】
見直しを行う

(参考)事業仕分けについて
(①石油の備蓄日数の縮減、②原油タンク検査の間隔の緩和、③備蓄事業に係るコスト削減

【備蓄日数縮減に関する主なコメント】
IEA との協調体制があるので備蓄日数は短縮可能。
国際エネルギー機関(IEA)の管理の下、緊急時に各国が助け合える仕組みになっている。
石油のみの備蓄にこれだけのコストをかけるべきかどうか疑問がある
備蓄総日数を抑制し、民間の備蓄義務日数を90 日に戻す
人口減少とCO2 削減に伴い石油需要が減る見込みであるから、それにあわせて備蓄を減らしても問題ない

 

http://www.meti.go.jp/committee/materials2/downloadfiles/g100409a04j.pdf

 

 

 民主党の行ったこういった事”備蓄総日数を抑制し、民間の備蓄義務日数を90 日に戻す”を何故、マスコミは何も報道しないのでしょう?

 

 

 

 ”備蓄を減らしても問題ない”と書かれていますが、ガソリン価格の高騰の時にはマスコミは麻生政権を非難していましたよね。

 

 

 

 

 マスコミは日本国民の事などは全く考えていないという事ですよね。偉そうにジャーナリストだとか言っても単なる嘘を吐いてヒトを騙す詐欺師の集団なのですから。

 

 

 

 

 

 

 話を戻しますね。最初はチュニジアでの政権交代から始まりエジプトへ、そして拡大の一途を辿っていますよね。

 

 

 

 何故、最初にチュニジアなのでしょう?本当にメディアの伝えているような”インターネット”を使った事だけが切っ掛けなのでしょうか?

 

 

 

中国アフリカ首脳会議:経済分野での協力強化全面

 

 

  第3回中国アフリカ協力フォーラムの首脳会議は5日、「北京サミット宣言」と「北京行動計画(2007-2009年)」を採択して閉幕した。首脳会議には中国と国交を持つアフリカ48カ国の国家元首らが参加し、「宣言」と「行動計画」は、中国とアフリカがこれまで以上に関係を緊密にしていくことを強調している。

 

農業分野で対アフリカ協力を強化  

 

  また中国は、中国企業が農業分野においてアフリカに投資することを奨励する。特に、農業分野のインフラ建設や農業機械、農産物加工の分野に力を入れ、農業に関する実用技術と人的資源の開発の分野で協力を進める。更に中国とアフリカ諸国は、国連食糧農業機関FAO)が進めている食糧安全保障特別事業(SPFS)の枠内における協力を強化する。

 

■  援助を増額し、借款の返済を免除  

 

 

 中国とアフリカ諸国は、相互の投資に関して良好な環境を構築するために、二重課税を防止する協定を結ぶ。また、投資に関する許可や物品の通関、スタッフの出入国に関して便宜を図る。更に、中小企業の協力関係を強化し、アフリカの工業の発展と生産と輸出の能力向上を促進していく意向も確認された。

  「行動計画」では、中国の商業銀行が中国アフリカ発展基金を設立することを支持する考えも示された。基金は順次増額され、最終的には50億元に達する予定だ。基金はアフリカにおける雇用の拡大と持続可能な経済と社会の発展を促進することを目的として、有力な中国企業による対アフリカ投資とアフリカ諸国の技術力の向上のために利用される。

  更に中国は、09年におけるアフリカ諸国への援助総額を06年の2倍に増額する。また、09年までに30億ドルの優遇借款と20億ドルの優遇輸出バイヤーズクレジットを実現する。中国と外交関係があるアフリカの重債務国と後発開発途上国(最貧国)に対しては、05年末時点までの無利息の借款の返済を免除する。後発開発途上国に対しては、中国向け輸出品に関するゼロ関税の対象を現在の190品目から440品目以上に拡大する。

  また中国が、有力な中国企業が2009年までに、アフリカにおいて3-5カ所の経済と産業を振興するための特別地区を設立することを望んでいることも明らかにされた

 

■  資源・エネルギー・金融・インフラ建設を重視  

 

  金融分野においては、中国とアフリカ諸国は商業銀行間の業務提携の推進を支持することで一致した。また、中国中国の金融機関がアフリカにおいて支店等を開設することを奨励する。また、現地政府はこれに対して必要な援助を提供する。

  インフラ建設に関しては、これまで通り交通、通信、水利、電力などの分野に重点を置く方針が確認された。中国政府は、インフラ建設分野で中国企業の参画を奨励すると同時に、アフリカ諸国自身による自主開発能力の向上に協力する。アフリカ諸国は中国企業のインフラ建設投資に対して開放の度合いを高め、必要な便宜を与える

  なお、第3回中国アフリカ協力フォーラムの首脳会議にはアフリカの53カ国のうち、中国と外交がある48カ国全ての代表が参加した。(編集担当:如月隼人) notags1

 

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2006&d=1106&f=business_1106_006.shtml

 

 

 

 

 中国はアフリカで発言権を強めていますよね。”アフリカ諸国は中国企業のインフラ建設投資に対して開放の度合いを高め、必要な便宜を与える”とは言い換えれば、「ワイロを渡すから中国を優遇しろ~」という事ですよね。

 

 

 

 勿論、チュニジアにも中国は色々と手を出していますよね。 

 

 

 

 

チュニジアの農業と水資源部——国家の水道水開発と供給会社

 

http://dp.chinagate.cn/jp/directory/company/4028801416c32b350116d7408a780243.html

 

 

 

 

 

 

 今回のデモは”誰か”が 仕掛けたのだと考えてみたらどうでしょうか?

 

 

国境なき記者団が「ネットの敵」発表 中国など12カ国

 国境なき記者団(RSF)は3月12日、インターネットの言論の自由を脅かす「インターネットの敵」リストの最新版を発表した。

 今年ネットの敵として挙げられたのは、ミャンマー中国キューバエジプトイラン北朝鮮サウジアラビアシリアチュニジアトルクメニスタンウズベキスタン、ベトナムの12カ国。いずれもネットコンテンツの検閲や、政府に批判的な発言をしたWebユーザーを投獄するなど、Webにおける言論統制を行っているという。特に中国は最近、ネット検閲をめぐってGoogleと対立していることが話題になった。

http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1003/15/news006.html

 

 

 このように”ネットの敵”と名指しで言われているような国が本気でネット規制していれば北朝鮮や中国と同じように多少のデモは起こっても政権を倒すような力を持つとは思えないのです。

 

 

 

 本当にネットの力だけでデモを政権転覆にまで発展させたと言うのなら、中国が真っ先に倒れるのではないかというのが私の考えです。

 

 

 

 

 単なる陰謀論になってしまいますが、”誰か”がアフリカから中国勢力を追い出そうとして仕掛けた反政府デモが手の付けられないような状態になってしまったのが今の現状なのではないかと考えています。

 

 

 

 

 では、その”誰か”の事を考えてみると、アフリカ等に利権等を持っていて中国の強引な遣り方に腹を立てている勢力ですよね。

 

 

 

 考えられるのはイスラム勢力と欧米等の勢力ですよね。

 

 

 強硬な姿勢を打ち出しているのはリビアイランですが、どちらもデモが発生していますよね。

 

 

 欧米勢力と考えれば、エジプトやバーレーンといった親米政権が揺らいでいますよね。

 

 

 

 

 どちらの勢力が仕掛けたにせよ、自分自身のクビを絞めるような事には代わり有りませんよね。

 

 

 

 

G20がエジプトチュニジアへの支援表明、中国などの反対で「民主化歓迎」は示さず

 [パリ 19日 ロイター] パリで開かれた20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議は19日、エジプトとチュニジアの経済改革を支援すると表明したが、サウジアラビアや中国の反対により、民主化運動を歓迎するとの表現は共同声明に盛り込まれなかった

 共同声明は「われわれは、エジプトとチュニジアの国民の利益と経済の安定化につながるような改革に向け、両国を支援する」としている。

 議長国フランスは、両国の変革を歓迎し、民主主義への秩序だった移行に向けて暫定政権を支援するためのリソースを提供するよう呼びかけたが、G20筋によると、共同声明の文言は著しく後退。「民衆蜂起」や「民主主義」という文言は削られ、支援の方針を示すにとどまった。

 

http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK053432220110219

 

 

 

 ”フランスは、両国の変革を歓迎”と有りますが、フランスEU加盟国ですよね。

 

 

 

23年の強権支配崩壊 チュニジアのベンアリ大統領出国

 【ハルツーム=大内清】大規模な反政府デモが続いている北アフリカの国、チュニジアのベンアリ大統領(74)が14日に出国、ガンヌーシ首相が暫定大統領に就任した。ガンヌーシ氏がテレビ演説で発表した。親欧米的な経済運営を行う一方、23年間にわたり強権支配を敷いてきたベンアリ政権は崩壊した。

http://sankei.jp.msn.com/world/news/110115/mds1101150950003-n1.htm

 

 

 EUは1月15日のチュニジア政変から何日後に外相がチュニジアを訪れたのでしょう?

 

 

EU外相:チュニジア訪問、290億円支援表明

 【ブリュッセル福島良典】欧州連合EU)のアシュトン外務・安全保障政策上級代表(外相)は14日、民衆蜂起でベンアリ前大統領が追放されたチュニジアを訪れ、暫定政権に対して3年間で2億5800万ユーロ(約290億円)の支援を表明した。

 

http://mainichi.jp/select/world/news/20110216ddm007030061000c.html

 

 

 このように、約1ヶ月掛かっていますよね。では、エジプトに関してはどうでしょうか?

 

 

EU外相:21日にエジプトを訪問

 【ブリュッセル福島良典】中東歴訪中の欧州連合EU、加盟27カ国)のアシュトン外務・安全保障政策上級代表(外相)は16日、訪問先のヨルダン・アンマンで、エジプトを21~22日に訪問すると発表した。民政移行への支援を表明する。

 

http://mainichi.jp/select/world/news/20110218ddm007030081000c.html

 

 

 エジプトでムバラク政権が倒れたのは2月12日です。つまり、10日以内にEUの外相はエジプトを訪れるのですよね。

 

 

 

 これは、何を意味しているのでしょうか?

 

 

 

 私は、どうしても今回の中東デモが欧米勢力による中国追い出しの為に仕組まれたモノであると考えてしまいます。

 

 

 火加減を間違えて自分達のクビを絞めるような結果にまでなってしまったのは「策士、策におぼれる」といった事なのだと思っています。

 

 

 

 

 アフリカ利権まで失い、国内はバブルが弾けそうな勢いの中国が頼れる相手としては日本しかないのです。

 

 

 

 では日本の政局ですが、政界再編によってTPPを進めたい欧米勢力と日中での経済関係を重視したい中国との綱引きになっていますよね。

 

 

 

 

▽政権交代は良くない

 鳩山邦夫元総務相 政権交代というのは良くない。いま選挙をやったら、自民党はきっと調子の良いことを言う。またそこでマニフェスト詐欺が起きる。政権が変わるたびに、この国が落ちていく。(国民新党議員の後援会会合で講演し)

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110219-00000589-san-pol

 

 

 誰がどちらの陣営かもハッキリしてきましたよね。そして、この馬鹿鳩の弟もやっぱり馬鹿鳩でしたね。

 

 

 

 ナベツネに言わされているのかは分かりませんが、「政権交代というのは良くない」とは何を根拠にしているのでしょうね。馬鹿の理屈は馬鹿にしか分からないのでしょう。

 

 

 

 自民党としては何とか政権交代を実現させて欧米の為の日本を作るのではなく、日本が繁栄する為に色々と政策を出してくれると嬉しいですね。

 

 

 

 つまり欧米の陣営でもなく、中国の陣営でもない日本の為の日本独自の路線を進んで貰いたいと思います。

 

 

 

 確かに谷垣総裁はイメージ的には頼りないかも知れませんが、財務大臣の時に欧米のヘッジファンドともガチンコで渡り合った位の人間です。

 

 

 

 そして、加藤の乱の時にも大将(加藤氏)を最後まで庇っていた事からも、かなり浪花節な方だと分かります。

 

 

 

 

 しかもヘッジファンドを蹴散らして何事も無かったように涼しい顔で自慢もしていませんよね。能力的にも人間的にも何の問題も無いと思われます。

 

 

カテゴリ: 話題!  > 話のタネ    フォルダ: 政治と外交

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あらま~

2011/02/18 21:31

 

インド:「ソースコード」開示通達 日米欧は反発

 インド政府が携帯電話向けなどの通信関連設備の政府調達に絡んで、日米欧などの企業に対して、ソフトウエアの設計図に当たる「ソースコード」の開示を義務付ける通達を出していたことが17日、分かった。インド側は「安全保障上の理由」としているが、日米欧政府は技術情報の流出を懸念して強く反発している。

 日本の経済産業省によると、日米欧の反発を受けて、インド政府はソースコード開示措置の実施を凍結しているという。ただ、実施の構えは変えておらず、新たな通商問題に発展する可能性がある中国政府も昨年、外国製のIT(情報技術)関連製品に対して、ソースコードを開示させる強制認証制度を導入ブラジルも検討中で、日米欧には同様の規制が新興国に広がることへの懸念も強い

 インド政府は昨年7月、通信事業者の免許要件を改正する通達で、携帯電話の基地局など通信設備の納入に関してソースコード開示を義務付ける措置を決めた。「機密情報が外国に傍受される恐れがある」との理由からだが、日米欧は「開示したソースコードが解析されれば、先端技術が出し、自国企業の競争力が損なわれる」と反発している。

 経産省によると、「安全保障」を理由にした規制の場合、世界貿易機関WTO)のルール違反に問うのは難しいという。日本がインド経済連携協定(EPA)を署名した16日、海江田万里経産相は、インドのシャルマ商工相に対して、ソースコード開示措置に懸念を伝えた。しかし、インド側は撤回する意思は表明していない。【立山清也】

毎日新聞 2011年2月17日 19時03分

 

http://mainichi.jp/select/world/news/20110218k0000m030027000c.html

 

 

 

 

 

 今日はこの記事から色々と考えてみたいと思います。それにしても、少し油断すると直ぐに風邪を引いてしまいますね。読んで下さる皆様も気を付けて下さい。

 

 

 

 

 

 最初にこの記事を見たときには中国の話題かと思ったのですが、西側諸国の一員であるインドの事であると分かった時には少し驚きました。

 

 

 

 

 記事の中で”ブラジルも検討中”と有るのは何となく分かります。理由は次のニュースを読めば多くの方も納得されるでしょう。

 

 

 

 

中国ブラジル:原油探鉱や鉄鉱石など鉱物輸出インフラ整備で協力へ

 

4月15日(ブルームバーグ):中国ブラジルは、原油探鉱のほか、ブラジル産の鉄鉱石や石炭などの鉱物の中国向け輸出に必要なインフラ整備で協力することで合意した。両政府がブラジルの首都ブラジリアで共同声明を発表した。

  15日発表された声明によると、両国は「鉄鉱石やアルミニウム、ニッケル、銅、石炭などの鉱物の開発や処理」を増強するほか、中国は「ブラジルの中国向け輸出推進のために必要なインフラ投資を含め、ブラジル向け投資を拡大する」。

 

 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920010&sid=azv7NqJ5LG94

 

 

 

 

 つい最近では次のようなニュースも有りますよね。

 

 

上海とブラジルの証券取引所、21日の覚書署名で相互上場実現も-FT

 

2月17日(ブルームバーグ):上海証券取引所と中南米最大の証券取引所を運営するBM&Fボベスパは、株式の相互上場につながる可能性のある合意書に調印する。英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)がBM&Fボベスパの匿名の広報担当者の話を基に報じた。

それによると、両取引所の幹部らは21日にブラジルで覚書に署名する予定。相互上場が実現すれば、鉄鉱石生産で世界最大手のヴァーレなどブラジルの大手企業にとっては、中国資本の活用とアジア時間の株式取引が可能となる。

 

 http://www.bloomberg.co.jp/apps/news?pid=90920008&sid=aAeWsBqfW7Us

 

 

 

 中国の形振り構わずと言った資源外交によってアフリカ大陸の中国への依存度は益々高まって行くでしょう。

 

 

 その代表例として次のようなニュースも有ります。

 

 

 ブラジル、人民元上昇で米国と共に圧力かける構想ない=財務相

 [ブラジリア 15日 ロイター] ブラジルのマンテガ財務相は15日、ブラジル米国と共に中国に対して人民元相場の上昇を許容するよう圧力をかける構想はないと述べた

 ガイトナー米財務長官は前週、ブラジルを訪問した際に同国政府高官に対し、中国に対し人民元相場の上昇を働き掛けるよう提案。ガイトナー長官とマンテガ財務相の会談の内容を知る関係筋によると、マンテガ財務相は為替相場の操作には反対するとの立場を示している。 

 マンテガ財務相は、今週末にパリで開かれる20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議を前に、ブラジル米国は為替政策に関して共通の立場で一致したかとの記者団からの質問に対し「構想はそれぞれの国に独自のものだ。ブラジルには共同の行動計画はない」と述べた。

 ただ「ブラジル中国人民元問題と同様に、米ドルの下落にも懸念している」と述べた。

 今回のG20財務相・中央銀行総裁会議では、燃料・食料価格の安定性が為替問題と並んで主要な議題になるとみられている。

 これについてマンテガ財務相は、投機筋の動きに加え、先進国における緩和的な金融政策が商品(コモディティ)価格上昇の一因になっているとの考えを示し「先進国が(各種商品に代わる)他の投資対象を提供すれば、商品市場に向かっている投資資金の流れは変化する」と述べた。

 

http://jp.reuters.com/article/businessNews/idJPJAPAN-19558120110215

 

 

 

 

 

 こういった所で中国の強かな外交が実を結んでいますよね。欧米による”人民元の切り上げ圧力”よりも中国との関係を重視している事は分かりますよね。

 

 

 中国としてもハッキリと「ブラジル米国と共に中国に対して人民元相場の上昇を許容するよう圧力をかける構想はない」だとか「先進国における緩和的な金融政策が商品(コモディティ)価格上昇の一因になっている」と言ってくれるブラジルをより一層大切に扱うでしょう。

 

 

 

 そのようなブラジルや他のアフリカ諸国が今回のような”ソフトウエアの設計図に当たる「ソースコード」の開示”を言い出したとしても、それは中国と同じように自国の為と言うよりも中国への情報提供が目的だと考えれば納得ですよね。

 

 

 

 

中国のなりふり構わぬ資源外交テロ襲撃など地元とあつれきも

 アフリカに対して今、最も積極的にアプローチしているのは中国だろう。なりふり構わぬ手段で資源獲得に走っており、ときには現地社会とのあつれきを生んでいる。

 中国のなりふり構わない姿勢が最も表れたのがスーダンへの進出。1995五年、政府系エネルギー資源会社の中国石油天然ガスはスーダンに進出した。

 

 当時のスーダンは内戦状態。スーダンの西部に位置するダルフール地方を舞台に内戦が繰り広げられ、死者20万人、難民200万人を生んだ。停戦合意に至ったのは2005年であり、危険を顧みずに油田権益を取りに行ったのだ

 ダルフール問題ではテロ支援や人権侵害でスーダン政府が国際社会から非難されたため欧米企業は投資を控えてきたが、もともと自国に人権問題を抱える中国としてはなんの問題もないのだろう。

 また投資のやり方も露骨だ。

 アンゴラでは2004年に20億ドルの信用供与を提供。鉄道建設も手伝った。その見返りとして一日当たり1万バレル(1バレルは約159リットル)の購入権を得ただけでなく、翌年には政府系の中国石油化工が海底油田の開発権も手に入れている

 その結果、中国の原油輸入のうちアフリカへの依存度は31%と高くなった。また日本が中心となり国連などと共催しているTICADに対抗した会議を2000年以降に3回開催したほか、アフリカ最大の銀行の買収、アフリカに中国企業の工業団地を建設するプロジェクトなど、投資がめじろ押しだ。

 

 中国のアフリカへの投資は「ひも付き」の融資がほとんどで、中国企業を採用することが条件であり、地元企業へ利益が落ちない。さらに建設現場労働者を中国本国から連れてきて働かせるケースも多く、地元の雇用にもつながらないため、中国人は地元で敵視されやすいのだ。

 

 

 

http://diamond.jp/articles/-/6380

 

 

 

 

 このようにアフリカのそれぞれの国の政府には多くのワイロを渡すと同時に資源を買いあさっているのです。

 

 

 この状況を覆すには、それぞれの国で政権交代等によって汚職議員等を一掃しなければなりません。それまではアフリカ諸国は中国の意のままに国際社会で発言する事が多くなるでしょう。

 

 

 

 

 

 では、今回のインドの事はどういった風に考えれば良いかという事です。

 

 

 記事に有るように”安全保障”という事も勿論有るでしょう。中国がソースコードを入手していれば軍事機密などが全て漏れてしまう可能性も高いのですからね。

 

 

 

 

インド、「中国との戦争」に備え武器の大量購入を計画-米誌

 

 

2009年2月12日、米軍事専門誌は、インド中国との戦争を想定して今後5年以内に総額300億ドル(約2兆7000億円)分の武器購入を計画していると報じた。中国紙・環球時報が伝えた。

 

米軍事専門週刊誌「ディフェンスニュース」は最新号で、インドはテロ対策のほか中国パキスタンとの戦争に備えるため、今後5年以内に300億ドル分の武器を購入し、軍事力を大幅に増強させる計画だと報じた。インドでは昨年11月、ムンバイで同時テロが発生、外国人を含む多数の死者を出している。

 

http://www.recordchina.co.jp/group/g28540.html

 

 

 

 

 確かにインド中国パキスタンとは仲が悪いですよね。 

 

 

 

 

 しかし、それ以上に考えられる事としては”中国への対抗”や自国産業の保護ではないでしょうか。

 

 

 

 中国では国家ぐるみで何とか先進諸国のソースコードを入手しようと色々とやっていますよね。

 

 

中国からGoogleほか30社以上に攻撃:目的はソースコード

米Google社は、中国からのハッカー攻撃を理由に同国でのビジネスを停止する可能性を発表したが、同社の他にも、金融機関や防衛関係の請負業者を含む米国の30社以上が攻撃され、ソースコードが狙われていたことがわかった。米iDefense社(米VeriSign社の子会社)のセキュリティ研究者たちによる情報だ。(Google社は、同社のほか、IT、金融、メディア、化学なども含む他の20社以上が攻撃されたと述べたが、iDefense社によればその数は33社以上にのぼるという。)

iDefense社が12日(米国時間)に公開した報告書によると、ハッカーらは『Adobe Reader』および『Acrobat』のゼロデイ脆弱性(現時点でまだ修正パッチが適用されていないセキュリティーホール)を利用して各企業にマルウェアを送りつけ、多くの場合で目的のソースコードを吸い上げることに成功したという(Google社のソースコードも盗まれた可能性がある、とiDefense社のスタッフはWired.comに語っている)。

今回の攻撃は昨年12月に判明したものだが、その手法は、昨年7月におよそ100社の企業を狙って行なわれた攻撃と非常に良く似ていると、iDefense社は述べている。

 

[米商務長官が通商交渉で北京を訪れた際に利用した複数の電子機器からスパイウェアが見つかったほか、中国滞在中に情報を「吸い取られた」ことがある米国の企業幹部は複数存在するという報道を紹介した日本語版記事はこちら]

 

http://wiredvision.jp/news/201001/2010011422.html

 

 

 

 

 こういった事をしてでも欲しいのがソースコードです。手に入れれば、何でも出来ますからね。

 

 

 

 例えば”金融機関や防衛関係…ソースコードが狙われていたことがわかった”と有りますが、何をするかは誰にでも想像が出来ますよね。

 

 

 

 今の民主党政権で日本企業が本当に守って貰えると考える経営者は皆無だと思われます。岡田氏や小沢氏等は喜んで開示するでしょうからね。

 

 

 前原氏も首相のイスが掛かれば平気で日本企業を売り飛ばすでしょう。掛け声だけの人間ですからね。

 

 

 

 

 では、今回のインドでの”「ソースコード」の開示を義務付ける通達”は主目的は何でしょう。

 

 

 

 

 先程”中国への対抗”と書きましたが、単純に「中国がやるなら自分の国も~」といった事ではありません。(多少は有るでしょうが…)

 

 

 

インドも美味しい市場ですよ

 

 

 これは、人口や国土面積等を考えれば”これから発展する可能性が非常に大きい”有望な市場ですよね。

 

 

 もっと「中国ばかりでなくインドにも先進諸国は優遇策を採らないと怒りますよ」といった「こっちも見て」というアピールの目的で打ち出したと考えられます。

 

 

 

 

中国ばかり優遇するとインドの市場から弾き出しますよ

 

 

 これは、「中国に対する援助と同じだけインドにも援助しないとインド市場では稼がせないよ」といった”脅し”を目的として打ち出したとも考えられます。

 

 

 

 

 どちらの理由も私達普通の人間と同じですよね。「あの子ばかりチヤホヤしないで、自分も構って~」と拗ねているのですから。

 

 

 

 

 日本はインドEPAを結びましたよね。

 

 

 

日印EPAに署名=10年間で94%の関税撤廃

 

 前原誠司外相と来日中のシャルマ・インド商工相は16日、包括的な経済連携協定(EPA)に署名した。9000億円を超す両国の貿易額のうち、約94%の関税を10年間で撤廃する。今国会での批准を経て、今年夏に発効する見通し。日本にとっては12件目のEPA締結となる。
 急速な経済成長を続けるインドとの連携強化は、アジアの活力取り込みを柱に掲げる新成長戦略実現の一歩となる。特に、自動車部品や家電製品、鉄鋼などの輸出促進が期待されている。
 外務省での署名式典で、前原外相は「両国は歴史的に極めて深く良好な関係にあったが、さらに戦略的なパートナーとして成長していくことが期待される」と強調。シャルマ商工相は「両国のパートナーシップはアジア、世界にとっても重要だ。急成長を遂げるインドに日本の企業をお迎えしたい」と語った。

 

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011021600064

 

 

 

 

 こういったニュースが流れた直後に今回のような”ソフトウエアの設計図に当たる「ソースコード」の開示”といったニュースが流れてきました。

 

 

 

 インドとしては何を考えているのでしょうか?本気で日本企業を誘致したいなら、このような日本企業が逃げ出すような事を言い出すハズは有りません。

 

 

 

 インドの本音は「中国へのソースコード開示はするな」と言う事と同時に「日本は早く自民党に政権交代しろ」という事なのではないでしょうか。

 

 

 

 どうやら、世界中から日本の民主党に対する駄目出しをされているように思います。

 

 

 

 今回の記事も”前原(民主党)外交の失敗”として多くの日本人が認識し、そして政界にも多大な影響力を持っている日本の経済界に対してインド警告を発しているのだと考えれば非常に納得です。

 

 

 

 今の民主党政権を何とか菅氏のクビを前原氏にすげ替えて存続させようとしているのはマスコミと欧米(ユダヤ)ですよね。(それに朝鮮人勢力も)

 

 

 

ファイル:EU韓国FTA、7月発効

 欧州連合EU)の欧州議会は17日の本会議で、EU韓国自由貿易協定FTA)を賛成多数で承認し、批准した。EUとアジア諸国の初のFTAで、7月1日に発効。EU韓国は発効から5年間で工業製品、農産品などの約98%の関税を撤廃する。EUとの経済連携協定EPA)の交渉入りさえしていない日本の企業が影響を受ける可能性がある。【共同】

 

http://mainichi.jp/select/world/news/20110218ddm008020158000c.html

 

 

 

 韓国はハッキリ言えば欧米(ユダヤ)の奴隷になる事で生き残るという道を選択したようです。

 

 

 

 ”5年間で工業製品、農産品などの約98%の関税を撤廃”と書かれていますが、アメリカともFTAを結んでいますよね。

 

 

 アメリカ製のトヨタやホンダそれにドイツBMWベンツといった自動車企業に対して、関税無しで韓国の自動車企業が生き残れる確率は限りなくゼロですからね。

 

 

 

 また、口蹄疫鳥インフルエンザの全国的な蔓延で韓国の畜産業界は壊滅的な被害を被っていますよね。

 

 

 

 アメリカ等から安い農産物が入ってきた時に韓国の農業は生き残れるのでしょうか?

 

 

 

 また、今でも外資に頼っているような保険や銀行等の金融部門も恐らくは壊滅するでしょう。

 

 

 そう言えば、取り付け騒ぎも有りましたよね。

 

 

 

 

 そんな近い将来の奴隷生活を何も考えられない人間がアメリカにも居ますよね。

 

 

韓国語を米公立学校の正規科目に!」米在住韓国人ら立ち上がる

 

 米国の公立学校に韓国語を正規科目として導入させるため、カリフォルニア州で暮らす韓国人の父兄や韓国語教師養成専門家など16人による「北加州韓国語正規科目採択推進委員会」が16日、現地で発足した。サンフランシスコ韓国教育院(院長、キム・シンオク)の主導のもと活動するという。複数の韓国メディアが伝えた。

  発足式に参加したイ・ジョンクァン駐サンフランシスコ総領事は、「韓国人2世が韓国人社会の主役へ浮上し、誇りと自負心を持って活動を始めている。彼らに韓国人というアイデンティティを植え付けることは重要だ」とし、韓国語教育がその役割を担わなければならないと主張した。

 

 韓国メディアは「韓国語を米公立学校の定期科目に作ろう!」、「サンフランシスコの橋胞(キョッポ)たちが推進委員会発足」などと報じた。(編集担当:新川悠)

 

http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2011&d=0218&f=national_0218_138.shtml 

 

 

 

 何処に居ても朝鮮人は朝鮮人なのですね。いつも通りの行動で少し安心している自分が居るのが何だか…。

 

 

 お金だけむしり取られて、そのまま本国へ強制送還という道しか残っていないと考えるのは私だけではないと思います。

 

 

 

 

 脱線してしまいましたが、話を戻しますね。インドは、その(日本で民主党政権が続くという)事に対して真っ向から異議を唱えた形になっていますよね。

 

 

 そして、中国も欧米(ユダヤ)に対抗する為には何としても民主党政権よりも自民党政権に変わって貰いたいと思っているようです。

 

 

 これは、以前にお話しした通りです。

 

 

 今のロシアとの北方領土での開発は形上は色々と有るとは思いますが、本気で開発には乗り出さないでしょう。

 

 

 もし、本気で開発に乗り出してしまえば自民党政権に戻った時に何をされるか分かっているからですよね。(問題は空気を読めない馬鹿民族ですよね。)

 

 

 そして、ロシアもプーチン氏は決して北方領土には行かないでしょう。もし行くとしたなら、本気で日本と戦争をする覚悟をした時になると考えられます。

 

 

 

 恐らくは、プーチンさんは今の強気な発言をしているメドヴェージェフ大統領に全ての責任を押しつける事に決めているのだと考えられます。

 

 

 

 したたかなプーチンさんの事ですから、日本とユダヤの対決も”どちらに転んでも良いように”と手は打っているようですね。

 

 

 

 段々と世界が欧米(ユダヤ)対アジアの様相を呈してきましたね。ロシアは傍観者を決め込むつもりのようですが…。

 

 

 

 

 

 

 

 

 日本の政局ですが、まだまだ流動的ですね。そう言えば、面白い記事が出ていました。

 

 

党籍残した会派離脱 かつて首相も…/小沢氏、過去に拒否

 民主党執行部は所属議員が党籍を残したまま、新たに院内会派を結成することを認めていないが、実は菅直人首相自身が過去にこのような行動をとったことがある

 

 首相は非自民連立の細川護煕(もりひろ)内閣の発足に先立つ平成5年7月、社民連(4人)所属の他の3人がそれまで通り社会党と統一会派を組んだのとは別に、党籍を残しながら1人だけ、さきがけ日本新党の会派に加わった新党さきがけへの参加含みの「協議離婚」だった。

 

 議会運営の規範となる衆院先例集は「議員の会派所属届は、会派の代表者から届け出る。所属の異動があったときも同様」としている。小沢一郎元代表は旧新進党党首時代、先例集を根拠に、自民党入りを視野に離党を希望した衆院議員の会派離脱を認めなかった

 

http://news.nifty.com/cs/headline/detail/sankei-snk20110218089/1.htm

 

 

 

 本当に身体を張ったお笑いが大好きな方ですよね。

 

 

菅首相、会派離脱に「まったく理解できない」

 菅直人首相は17日夜、民主党の衆院議員16人が会派離脱届を提出したことについて「まったく理解できない行動だ」と述べた。

 

http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/492085/

 

 

 

 彼には、いつも笑いの神様が降りているとしか思えないですよね。

 

 

 

 そして小沢氏に関してもパフォーマンスとして菅氏に対して揺さぶりを掛けているだけなのが分かりますよね。

 

 

 小沢派は今、前原氏と岡田氏を天秤に掛けている状態なのですから。

 

 

 

 岡田氏が小沢問題に対して”スマートな裁定”をすれば一気に決まるでしょう。

 

 

 

 

小沢・民主元代表:処分問題 党員資格停止、多数決で 常任幹事会、倫理委に付託

 民主党は15日夜、国会内で常任幹事会を開き、強制起訴された小沢一郎元代表の処分について、役員会から発議された党員資格停止処分を倫理委員会に付託し、意見を聞く手続きに進むことを決めた。16日午後に倫理委を開き、処分方針の是非を協議する。常任幹事会では輿石東参院議員会長ら9人が反対したため執行部側は採決に踏み切り、賛成多数で決定した。党内の亀裂が鮮明になり、党運営に懸念を残す結果となった。【野口武則】

 

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110216ddm002010031000c.html

 

 

 このように”倫理委員会に付託”と書かれていますよね。世間では小沢氏の問題に対して「民主党が処分した」といった論調で語られていますよね。

 

 

 これもマスコミによるミスリードを狙ったモノなのでしょう。

 

 

 

 

小沢氏に弁明要請へ 民主党倫理委「潔白を説明して」

 

 

 

 

 民主党倫理委員会(委員長・渡部恒三最高顧問)は16日、判決確定までの党員資格停止処分が決まった小沢一郎元代表に弁明を求めることを決めた。小沢氏は応じる方向だが、倫理委は最終的に処分を妥当とする意見を常任幹事会に出すとみられる

 倫理委は16日、小沢氏本人が弁明に応じるよう打診したが、具体的な日時は調整中。渡部委員長は「小沢氏は自らの潔白を説明してほしい」と記者団に語った。

 

http://www.asahi.com/politics/update/0216/TKY201102160356.html

 

 

 

 このように小沢氏の問題は何も民主党が決めていないのと同じなのです。

 

 

 ”具体的な日時は調整中”と書かれている”倫理委員会に付託”なのですから、結論としては「小沢問題は民主党は何も決めません」と岡田氏が言っているのです。

 

 

 

 

 これは、何を意味しているのでしょうか?私には岡田氏が何とか予算案を通そうとしていると言うよりも、首相のイスに色目を使っているように感じています。

 

 

 

 これで、何とか乗り切って予算や関連法案を通したなら、確実に前原氏よりも岡田氏が首相に近付くでしょう。

 

 

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複雑怪奇…

2011/02/17 16:48

 

水増し増資疑い:旧かんぽの宿、過大評価 大阪の会社

 
建物の側面が大きくえぐられた状態で放置されている旧「かんぽの宿層雲峡」=2010年7月、平田明浩撮影

 

 大阪府吹田市のゲームソフト販売会社「NESTAGEネステージ)」の経営者らが第三者割当増資の際、現物出資として受け入れた不動産を実際より高額に評価した疑いが強まり、大阪府警捜査2課は16日、金融商品取引法違反の疑いでネ社本社など数カ所の家宅捜索を行った。ネ社は最近、この不動産について11億4900万円の評価損を計上しており、府警は債務超過の解消を装うため、水増し増資をした疑いがあるとみている。

 ネ社は当時、ジャスダック市場に上場していた。府警は今後、経営者らの刑事責任を検討する。

 捜査関係者などによると、ネ社は10年2月、東京のコンサルタント会社「クロスビズ」を引受先とする総額12億7500万円の第三者割当増資の実施を発表した。出資形態は現金が7500万円で、残る12億円は北海道などの保養施設3物件の現物出資だった。

 3物件は▽旧「かんぽの宿層雲峡」(北海道上川町)▽旧「かんぽの宿米沢」(山形県米沢市)▽旧「ホールサムインせとうち」(岡山県倉敷市)。日本郵政公社などが東京の温泉施設経営会社に売り、その後、クロス社が買い取った

 しかし、ネ社が現物出資として受け入れた際の評価額は、郵政公社などの売却価格とかけ離れていた。「層雲峡」は、郵政公社の売却価格が約1億6700万円なのに5億1900万円。「米沢」は5600万円に対し4億5400万円。「せとうち」は1億2000万円に対し3億2700万円だった。

 ネ社は「TVパニック」などの店舗を全国でフランチャイズ展開するが、経営不振が続いて、10年8月に上場廃止となった。現在は民事再生手続き中。

 ◇まるで廃虚 層雲峡の施設

 「かんぽの宿層雲峡」は、日本最大の国立公園・大雪山国立公園にある層雲峡温泉の玄関口に位置する。施設は02年、約33億円を投じて新装開業した。しかし赤字経営が続き、旧日本郵政公社が07年、郵政民営化に伴い、約1億6700万円で東京の温泉施設経営会社に売却した。

 しかし、売却後も営業が再開されることはなかった。その後、建物は放置され、両側の壁に巨大な穴が開くなど廃虚の様相も呈している。壁の穴は、業者が建物の評価を下げて固定資産税を免れるために、わざと開けたものとみられる。

 

毎日新聞 2011年2月17日 2時40分(最終更新 2月17日 2時45分)

 

http://mainichi.jp/select/jiken/news/20110217k0000m040125000c.html

 

 

 今日はこの記事から色々と考えてみようかと思います。それにしても、毎日のように私のブログを読んで下さる方が何百人も居るのは嬉しいですね。

 

 

 一切の宣伝をしていないので、全体では圏外だしカテゴリー別でも順位が高くないのに…。どうして私のブログを知ったのかは不思議ですが、嬉しい事には違いないですね。いつもありがとうございます。

 

 

 

 

 話を戻しますね。最近のヤクザの世界は昔のイメージからは想像が出来ないような事になっているようです。

 

 

 

 映画や漫画、ドラマ等で出てくるヤクザのイメージと言えば”一目で分かるファッション”に身を包み、”麻薬や拳銃”といった”非合法な商品”を売買して生計を立てていますよね。 

 

 

 

 ですが実際には何をしているかと言えば、”非合法な商売”もしていますが、”合法的な商売”での売り上げも重要な収入源になっています。

 

 

 

 当然ですが、”合法的な商売”と”道徳的(良心的)な商売”とは全くの別物です。その典型例として今回のような”マネーロンダリング”が有ります。他には”地上げや闇金”も有りますよね。

 

 

 

 闇金に関しては平成15年に”ヤミ金融対策法”が成立しましたよね。平成18年には改正案が出されて”グレーゾーン金利の撤廃”が決まりました。

 

 

 平成19年(2007年)に施行されたのは安倍内閣から福田内閣になった12月ですよね。

 

 

 

 では、民主党政権になって何が起こったでしょうか?

 

 

  • 第5次施行(本体施行(第3次施行)より2年半以内に施行(完全施行)。2010年(平成22年)6月18日施行)
    • 貸金業務取扱主任者の必置
    • 財産的基礎要件の再引上げ
    • 行為規制の強化
    • 過剰貸付規制の強化
    • みなし弁済制度廃止
    • 利息制限法改正
    • 出資法改正

なお、第5次施行と同時に、見直しをする旨の規定がおかれた。(附則67条

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%B2%B8%E9%87%91%E6%A5%AD%E6%B3%95

 

 

 

 このように”見直しをする旨の規定”と書かれていますよね。では、”附則67条”を見てみましょう。

 

 

 

 

(4)見直し

 

① 政府は、貸金業制度の在り方について、この法律の施行後2年6月以内に、この法律による改正後の規定の実施状況、貸金業者の実態等を勘案し、第4条の規定による改正後の規定を円滑に実施するために講ずべき施策の必要性の有無について検討を加え、その検討の結果に応じて所用の見直しを行うものとする

 

② 政府は、出資の受け入れ、預かり金および金利等の取り締まりに関する法律及び利息制限法に基づく金利の規制の在り方について、この法律の施行後2年6月以内に資金需給の状況その他の経済金融情勢、貸し付けの利率の設定の状況その他貸金業者の業務の実態等を勘案し、第5条及び第7条の規定による改正後の規定を円滑に実施するために講ずべき施策の必要性の有無について検討を加え、その検討の結果に応じて所用の見直しを行うものとする。(附則第67条関係)

http://www.fsa.go.jp/common/diet/165/01/youkou.pdf

 

 

 

 

 このように書かれています。自民党時代に、やっと闇金の撲滅に筋道を付けたのですが、民主党政権になってからは”施策の必要性の有無について検討を加え、その検討の結果に応じて所用の見直しを行うものとする”と中身を骨抜きにしようとしていた事が分かりますよね。

 

 

 

 以前のブログで”山口組民主党を応援”していると書きましたが何故、ヤクザ組織が民主党を応援するのかも分かりますよね。

 

 

 

 暴力団も”あからさまな非合法行為”での商売でリスクを負うよりも”合法的な商売”をして稼いだ方が良いですし、”合法的な商売の方が稼ぎの額が桁違いに大きくなる”のです。

 

 

 

 

山口組関係者と連携か=京都のリゾートホテル開発―岡本倶楽部詐欺・警視庁

 

 静岡県熱海市などの老舗温泉ホテルを舞台にした岡本倶楽部の詐欺事件で、岡本ホテルグループの元オーナー大東正博容疑者(59)らが指定暴力団山口組系の暴力団関係者らと連携し、京都府京丹後市久美浜町のリゾートホテル開発計画を打ち出した疑いがあることが9日、捜査関係者への取材で分かった。

 ホテルは今月に完成予定とされていたが、着工の形跡はなく、警視庁組織犯罪対策4課は大東容疑者らがさらに出資を募るために開発を発表した疑いがあるとみて調べている。

 問題のホテルは「リッツ京都久美浜」。パンフレットによると、地下1階、地上13階建てで、露天風呂やプールなどを完備し、昨年4月に着工するとされていた。

 捜査関係者らによると、同グループは2009年秋までに経営が窮迫し、取引先への代金納入や従業員給与の支払いが滞ったほか、会員契約時に約束していた未使用宿泊ポイントの換金も渋るようになった。

 大東容疑者らは10年以上前に建設が頓挫し、放置されていた建物に目を付け、「リッツ」として再開発すると発表。ポイント換金や預託金返還を要求する会員らに、建設で一時的に資金繰りが悪化しているが、開業すれば大きな収益が見込めると釈明していた。 

 大東容疑者らはこの計画で山口組系暴力団関係者らと連携していたとみられ、同グループの口座からはリッツ建設の仮勘定名目で多額の支出が計上されており、金が暴力団に流れた疑いもあるという。

 同グループは全国の約8000人から二百数十億円を集めたとされ、うち数億円は暴力団に流出したと確認されている。(了)

大東正博(おおひがし・まさひろ)

[時事通信社]

 

 http://webcache.googleusercontent.com/search?q=cache:bdQOJ1bAg2wJ:news.toremaga.com/nation/nnews/311696.html+%E5%B1%B1%E5%8F%A3%E7%B5%84%E3%80%80%E6%8A%95%E8%B3%87&cd=9&hl=ja&ct=clnk&gl=jp&source=www.google.co.jp

 

 

 

 では、記事の内容に移りますね。上記の記事も今回取り上げた記事と同じような臭いがしますよね。

 

 

 

 今のヤクザ組織がどうやってお金を稼いでいるかと言えば、一言で言えば、”投資”です。多くの方のイメージと随分とかけ離れていると思います。

 

 

 

 勿論ヤクザですから、一般の投資家とは違いますよね。多くの一般投資家は色々な情報を集めて”上がるかどうかも分からない銘柄や貨幣”にお金を注ぎ込んで一種の”ギャンブル”をしているのですよね。

 

 

 ではヤクザは何をするかと言えば、簡単です。ギャンブルはしません。ギャンブルの代わりに”いかさま(不正)”をするのです。

 

 

 

 分かり易く言えば”銘柄や貨幣を操作”するのです。所謂”仕手戦”というヤツですね。これの大掛かりなモノがユダヤ金融が得意とする”格付け”等の情報戦ですよね。

 

 

 

 その仕手戦に使う”種金”として違法行為で稼いだお金やマネーロンダリング等でのお金が使われます。

 

 

 

 此処までの事は理解して頂けたでしょうか?ヤクザが違法行為等で稼ぐのは、より莫大な資金を得る為の種金を作る為なのです。

 

 

 そして、ヤクザが資金を得る為には自分達(ヤクザ)に都合の良い法律が必要になります。その為に”お金で転ぶ議員”を応援するようになります。

 

 

 場合によってはヤクザ組織の中から人間を選び、議員に立候補させたりもしますよね。何だか何処かの組織に似ていますよね。

 

 

 

 公務員労組が自分達の利権を守る為に議員を輩出したり、朝鮮半島に利益誘導をしようとして在日が立候補したりと…。構造は全く同じです。

 

 

 

 では、ヤクザの利権と公務員労組や在日の利権が合致した場合には、どうなるでしょう?

 

 

 

 今の民主党政権が当にそうですよね。利権で結びついた拝金主義者の群れが民主党の正体なのですから。

 

 

 

 

 旧郵政公社が民営化したから今回のような不正が出てくるんだと声高に叫ぶ方が居ますが、一般企業で不採算部門を赤字を垂れ流しながら抱えるという事は有り得ません。

 

 

 なら、税金で運用されていた旧郵政公社が不採算部門を売却した事は悪い事ではないハズです。

 

 

 

 問題は、売却先が”真っ当な会社”かどうかです。一括してオリックスに売却していれば、少なくともオリックスが経営危機になる迄は何も問題が起きなかったと推測されます。

 

 

 

 誰がオリックスに一括売却する案に反対したのでしょう?

 

 

 

 今の与党(民主党国民新党)ですよね。それと”鳩山氏の弟(鳩山邦夫”ですよね。

 

 

 

 麻生総理に対して反旗を翻した当時の鳩山総務大臣(邦夫)は誰に相談していましたか?

 

 

 

 

 読売新聞の渡辺恒夫氏(ナベツネ)ですよね。

 

 

 

 

 では、今回の事件の発端は誰が問題なのでしょう?

 

 

 

 税金を無駄遣いしないようにと、郵政民営化を唱えた小泉元総理でしょうか?

 

 

 増税反対を叫びながら郵政民営化を唱えた小泉元総理を非難する事は出来ませんよね。

 

 

 

 今回の事件を起こした張本人はナベツネさんや鳩山弟氏やそれと一緒になって麻生総理を非難していた自称正義のヒト(城内実)等と今の与党議員ですよね。(他にも落選組の自称保守派も居ますが…)

 

 

 

 

 

 では、最初の毎日新聞の記事を詳しく見ていきましょう。

 

 

 

 先ず最初に記事の中に出てきたのは”NESTAGE”という会社ですよね。この会社が”現物出資”としてかんぽの宿を手に入れていますよね。

 

 

 この”現物出資(かんぽの宿”をしたのが記事の中に出てくる”クロスビズ”です。そして、”現物出資(かんぽの宿”の代わりに”NESTAGE”の株を大量に手に入れた事になります。

 

 

 

 此処までは、大丈夫ですよね。クロスビズという会社がかんぽの宿とNESTAGEの株式を交換したのだと考えてください。

 

 

 では、このクロスビズという会社は手に入れた株式をどうしたのでしょう?手に入れたのは記事の中で”10年2月”と書かれています。

 

 

 

 

http://www.nestage.co.jp/pdf/220317.pdf

 

 

 ”10年2月”とは平成22年2月ですよね。手に入れてから直ぐに株式を手放していますよね。

 

 

アイコン (株)NESTAGE/債権者判明

 

 

ゲームソフト販売卸の(株)NESTAGE(大阪府吹田市江の木町6-13、代表長谷川祐二氏)は、8月12日負債額14億円で民事再生法の適用申請していたが、債権者が判明した。
なお、債権額は申請書に基づくものであり、今後変動する。

債権者
債権額/千円
みずほ銀行 
477,951
三菱東京UFJ銀行 
351,453
クロスビズ(株)  
114,603
(株)ハンシン 
79,491
カムレード投資事業有限責任組合
53,000
りそな銀行 
49,700
グランドグローリー(株)
30,000
ジェイオーグループホールディングス(株) 
25,191
(株)メディアマークス
20,000
百十四銀行
17,965
三菱UFJリース(株) 
17,607
興銀リース(株) 
10,785
近畿総合リース(株) 
10,617
ITイノベーション戦略投資事業組合
10,000
(株)九州明屋書店 
8,000

700万円以上
 

 

 

 

 そして、興味深い事として債権者の中に”クロスビズ(株”と有りますよね。債権額は”114,603”と書かれていますよね。

 

 

 

 単位が千円と書かれているので、114603×1000=1億1060万3千円という事になりますよね。

 

 

 では、元々の”現物出資”は価値の有る物件だったでしょうか?記事には”出資形態は現金が7500万円で、残る12億円は北海道などの保養施設3物件の現物出資だった”と書かれていますよね。

 

 

 つまりは7500万円の出資と自分の会社が抱えていた不良資産(かんぽの宿)を使って1億円以上の債権者になったという事ですよね。

 

 

 そして、”カムレード”は株式を譲渡されたので何もせずに5300万円の債権者となったのですよね。

 

 

 

 ”負債額14億円で民事再生法の適用申請”とは本当に14億円の価値のある事だと考えられるでしょうか?

 

 

 

 そして、今回の毎日新聞に載っているような”債務超過の解消を装うため、水増し増資”という事まで発覚しています。

 

 

 

 更に、カムレードの地位をT・S株式会社に譲渡しています。

 

 

 http://www.kabupro.jp/edp/20100527/S0005QUO.pdf

 

 

 

 誰が見ても真っ黒なマネーロンダリングですよね。

 

 

 

 こういった経済犯罪の場合には名前の出ている社長や専務といった肩書きは意味を成しません。多少はチンピラヤクザよりも待遇は良いでしょうが、ほぼ100%の確率で使い捨ての下っ端要員です。

 

 

 黒幕は滅多に名前を出さないのですから。だから捕まらないのですよね。そして同じような事犯を何度も重ねるのですよね。

 

 

 

 ここで、クロスビズとマスター証券(NESTAGE株式をT・S株式会社に譲渡)に名前が出てくる”小谷昭徳”に注目です。

 

 

 

 つまりは、この”小谷昭徳”が”誰か”のお金と命令で経済犯罪を犯しているのですよね。

 

 

http://toushi.kankei.me/docs/text/S0004649

 

 

 

 

 これらの名前からネットで検索を掛けてみると色々な巨額脱税や不正融資に行き着きます。(今日はスペースが無いので割愛…御免なさい)

 

 

 

 土地や建物を担保にして巨額のお金を環させるという方法は…何処かで見たような…何処かの政党の元代表も同じでしたよね。

 

 

 勿論ですが、自民党の中にも犯罪者は居ます。

 

 

柴野元議員を逮捕=バイオ燃料会社の架空増資-12億円虚偽登記の疑い・東京地検

 バイオ燃料開発会社「日本中油」(東京都港区)の架空増資事件で、東京地検特捜部は21日、約12億円の増資をしたように見せ掛けた虚偽の登記をした疑いが強まったとして、電磁的公正証書原本不実記録・同供用容疑で元衆院議員柴野多伊三容疑者(59)ら2人を逮捕した。
 特捜部は、虚偽の投資話で出資金を集めた疑いもあるとみて、詐欺容疑での立件も視野に捜査を進めているもようだ。
 ほかに逮捕されたのは、同社役員清水大作容疑者(40)。
 逮捕容疑によると、柴野容疑者らは昨年8月の日本中油設立時に、第三者から出資を受けたように装い、2000万円の資本金があるよう偽った登記をした疑い。また同12月には、新株発行により12億3000万円を集めて増資したとの虚偽の登記をした疑い
 関係者によると、柴野容疑者らは登記直前の数日間に、数千万円の手元資金を出資者役に提供し、新株購入代金として振り込ませた後、すぐに引き出して同じことを繰り返す手法で、増資が実現したように偽装していたという。(2010/09/21-16:25)

http://www.jiji.com/jc/zc?k=201009/2010092100513

 

 

 

 

 この柴野元議員はHPを見てみると…。

 

 

'93年9月の総選挙で東京1区において新生党より立候補衆議院議員に当選。
党都政務調査副会長、外務委員会筆頭理事。行革、規制緩和等の分野で活躍。
新進党の結党に参加。党大都市議員連盟事務局長などを歴任。

 

http://www.taizou-s.jp/profile/

 

 

 

 このように書かれていますよね。小沢氏にかなり長い間付き従っていたのでしょう。新潟の出身ですから故田中元総理の事を神様のように考えていたのかも知れませんね。

 

 

 小沢氏の陸山会の事件と同じような事で彼は逮捕に至りましたね。師匠に比べて隠すのが下手だったのでしょうか…。

 

 

 

 興味深いのは指名手配をされた人間の多くが朝鮮半島に関係しているという事実ですよね。自分で努力をして成果を上げるのではなく他人の成果を横取りする事でしかお金を稼ぐことが出来ない人種というのは私は世界に2つしか知りません。

 

 

 それが、朝鮮人とユダヤ人です。表の世界ではユダヤ人が裏の世界では朝鮮人が目立っていますよね。

 

 

 

 スペースも無いのですが、今後の政界の動きで注目しなければならない事が有りました。

 

 

 

前原外相:尖閣衝突以来初、4月訪中へ 仙谷氏は5月

 前原誠司外相が4月、外相就任後初めて中国を訪問する方向で最終的な調整に入ったことが、16日分かった。複数の政府関係者が明らかにした。昨年9月に起きた沖縄県・尖閣諸島沖の漁船衝突事件以来、日本の閣僚の訪中は初めて。前原氏に続き、漁船衝突事件当時に官房長官を務めていた仙谷由人・民主党代表代行も5月の訪中を検討している。政府・民主党は、事件で傷ついた日中関係を両氏の訪中によって改善し、菅直人首相の訪中に向け地ならしをしたい考えだが、国会情勢によっては流動的な要素も残っている。【犬飼直幸】

 前原外相は今年に入り米国韓国ロシアを相次いで訪問。今後の外遊先として早期の訪中を検討してきた。3月に京都で日中韓外相会談、5月には東京で日中韓首脳会談が開かれるため、政府関係者は「4月中の訪中を常識的な線として検討している」という。

 前原氏は訪中時に楊潔〓(ようけつち)外相らと会談し、来年の日中国交正常化40周年に向けた日中関係改善策や、中国が一方的に延期を通告した東シナ海ガス田共同開発の条約締結交渉の再開問題、朝鮮半島情勢などについて協議する考え。前原氏は「対中強硬派」として中国側に警戒感が残っており、こうしたイメージの改善も図る

 一方の仙谷氏は、衝突事件の際に民主党細野豪志幹事長代理を極秘訪中させて副首相級の戴秉国国務委員と会談させるなど、中国との関係改善に努めてきた。今回は辛亥革命100年を記念する中国国内の行事に合わせて訪中する予定だ。

 日中関係は漁船衝突事件でこじれ、中国側が閣僚級以上の往来を停止するなど外交問題に発展。最近も海上保安本部が中国人船長に損害賠償を請求し、これを拒否した中国側が「釣魚島(尖閣諸島)と付属の島は中国固有の領土」と主張するなど、後遺症が続いている。

http://mainichi.jp/select/seiji/archive/news/2011/02/16/20110216dde001010012000c.html

 

 

 記事に”前原氏は「対中強硬派」として中国側に警戒感が残っており、こうしたイメージの改善も図る”と有りますが、これは、中国や日本国民に対するアピールと言うよりも民主党内の小沢派へのアピールなのでしょう。

 

 

 

 節操が無いとも言いますが、今までのポリシーを曲げても良いと思える位に首相の椅子は魅力的なのでしょうね。

 

 

 確かに、この機を逃せば二度と前原氏にはチャンスは回ってこないでしょうから…。もう一人の候補である岡田氏がどんな行動を起こすのか、何を言うのかも気になりますよね。

 

 

 

 

 

 

韓国大統領に国賓で訪日招請

菅総理大臣は、16日夜、韓国のキム・ソンファン外交通商相と会談し、ことし日本で開催される予定の、日本・中国・韓国の首脳会議の機会などを利用して、イ・ミョンバク大統領が国賓として日本を訪れるよう招請しました。

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20110216/t10014109151000.html

 

 

 

 

 このように日本から韓国へお願いしたような形を取っていますが、本当でしょうか?

 

 

 

 

K2戦車の国産化を断念? 核心部品輸入を考慮中
 
 

  防衛事業庁の関係者は16日、「2012年の戦力化を目標に開発中のK2戦車の核心部品であるパワーパック(エンジン・変速機)の開発が遅れている」とし「戦力化の目標を合わせるため、これら部品を輸入品に変えることを考慮中」と明らかにした。 


 

  トルコとは技術移転を条件に輸出契約もした。パワーパックを輸入品に変える場合、対トルコ輸出にも支障が生じると予想される。政府が出した防衛産業の新しい成長動力化および武器体系国産化政策にも逆行するという指摘だ。

  政府はこの政策を通して雇用を創出する方針に基づき、防衛産業部品の国産化を推進してきた。パワーパック開発のために投入した1175億ウォン(政府投資725億ウォン含む)も無駄になる可能性が高まった。

  国防部の当局者は「部品の国産化を断念するかどうかは防衛事業庁が決めること」とし「その間、政府が話してきたことを覆す場合、国際的にも体面を汚すおそれがある」と述べた。

 

 

 

 

 韓国語ソースでは次のような記述も有りましたよね。

 

 

 

防衛事業庁は先月31日には設計を変更して再テストを試みたが、これも失敗したことが明らかになった。変速機性能補完のためには海外技術協力など最低でも9ヶ月以上が必要な状況であることが分かった。

 

 

 こういった状況ですから、本当は日本が韓国に来て欲しいというよりも韓国が日本に土下座に来ると考えた方が正解だと思います。

 

 

 

 

 

 民主党武器輸出三原則をどういった解釈でねじ曲げるのかも興味が有りますよね。

 

 

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これは酷い…

2011/02/16 05:13

 

鳩山前首相:「抑止力は方便だった」 普天間県外移設断念で

 民主党鳩山由紀夫前首相が、一部報道機関のインタビューで米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外移設断念の理由に沖縄に駐留する米海兵隊の「抑止力」を挙げたことについて「方便だった」と語った。鳩山氏は14日、東京都内で記者団に「後付けで学んでいくとこう解釈できる、という発想で言った」と釈明した。

 インタビューしたのは共同通信と、琉球新報など地元紙。インタビューで鳩山氏は「辺野古しか残らなくなった時に理屈付けしなければならず『抑止力』という言葉を使った。方便と言われれば方便だった」と述べ、「後付け」の説明だったと明かした

 この発言について菅直人首相は14日、記者団に「海兵隊を含む在日米軍全体はわが国の安全に重要な役割を果たしている」と強調したが、鳩山氏の発言で辺野古移設への地元の反発が強まりそうだ。【朝日弘行】

    ◇

 これに対し稲嶺進名護市長は14日、「抑止力論が辺野古回帰の大きな理由だった。その論拠がなくなり、合意を順守する菅政権も根拠を失った」とし、日米合意見直しを求めるコメントを発表した。【井本義親】

 今日は、今最もホットな話題になっている(だろうと思われる)この記事から色々と考えてみました。(最初は中国関連の記事にしようかと迷ったのですが…緊急性が高いのはこちらですからね。)

 

 

 確かに誰もが「鳩山氏なら言いそう」と思いますよね。では一体、鳩山氏は本当は何と言っていたのでしょうか?

 

 

―県内移設理由として在沖米海兵隊の抑止力は唐突感があった。
 「徳之島も駄目で辺野古となった時、理屈付けをしなければならなかった。海兵隊自身が(沖縄に)存在することが戦争の抑止になると、直接そういうわけではないと思う。海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる海兵隊自身の抑止力はどうかという話になると、抑止力でないと皆さん思われる。私もそうだと理解する。それを方便と言われれば方便だが。広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った


―09年末までに一度、県内移設を決断したのではないか。
 「トラスト・ミーという言葉まで使い、県外移設のめどが立たない現実があった。一方で(09年12月段階で)最終的に昨年5月28日に発表したもの(沖縄の負担軽減策)と同じようなものが既に(了解を)取れていた。ここを前面に出し、沖縄の理解をいただき辺野古は仕方がないと感じた瞬間はなかったと言えばうそだ」
 「しかし仲井真弘多沖縄県知事の意向なども伺いながら、沖縄県民に対する裏切りで政治的に持たないと判断し決着時期を延期した」


 ―「腹案」とは。
 「徳之島に移設先を見いだしたかったので腹案という言い方をした。米軍も最後には、訓練の一部を移すことは検討できるということだったから、日米共同声明の中で『徳之島』という文言は生きている


―今後の交渉は。
 「普天間の移設先も固定化してはいけない。未来永劫(えいごう)、米国の基地として使わせるつもりで造ってはいけないという話は平野官房長官との間では認識していた。沖縄は納得していない。理解を得るためには日米合意には入っていないが、(基地としての使用に期限を設ける)暫定しかない(ようにする)とか、交渉のやり方はあってしかるべきだ
 「(沖縄から)ある程度の距離があっても(米軍が)ワンパッケージであれば十分、抑止力という言葉で成り立つ

 

http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-173440-storytopic-3.html

 

 

 

 

 このように全文を読んでみると、鳩山氏は何も間違った事は述べていません。

 

 

 

 ”それを方便と言われれば方便だが。広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った”という部分だけを取り出して記事を書いたのだとしたら、どうなるでしょう?

 

 

 

 

 完全に”自民党政権時代の言葉狩りと同じ”になっていますよね。先ずは、他の新聞も見てみましょう。

 

 

鳩山氏、抑止力発言「方便」認める 普天間移設断念

 

 

 鳩山由紀夫前首相は14日、首相当時の昨年5月、米軍普天間飛行場沖縄県外移設断念の理由に米海兵隊の「抑止力」を挙げたことについて「後付けの理屈」と明かし、「方便」と認めた。都内で記者団に語った。県外移設の公約に反し県内移設を決めた際に苦し紛れの言い訳をしたことを自ら認めたことで、沖縄や野党の反発は必至だ。

 

http://www.asahi.com/politics/update/0214/TKY201102140100.html

 

 

 

 

 

 このようにセンセーショナルな見出しが躍っていますよね。確かに朝日新聞は反米色が強い(中国万歳)新聞なので気持ちは分からなくは無いですが…。

 

放言止まらず…鳩山前首相「方便」発言が波紋

 

 

 

 鳩山前首相が、沖縄県の米軍普天間飛行場の「県外移設」を断念した理由として海兵隊の抑止力を挙げたのは「方便だった」と発言したと報じられ、波紋を広げている

 鳩山氏は首相在任中の昨年5月に沖縄を訪問した際に、「学べば学ぶにつけて、海兵隊のみならず、沖縄に存在する米軍全体の中で抑止力が維持できるとの思いに至った」と記者団に語った経緯がある。これに関連し、沖縄の地元紙などは13日付で、鳩山氏がインタビューで「『抑止力』は方便だった、と説明した」とする記事を掲載。鳩山氏は14日、東京都内で記者団に「(自ら)『方便だ』と言ったわけじゃない」と釈明した。

 しかし、県外移設を断念した理由が「後付け」だったとも取れる内容だけに、上京中の同県の儀間光男浦添市長は14日、「よくぞ基地問題の裏をばらしてくれた」と批判。「県外・国外移設」の主張を譲らず、鳩山内閣の閣僚を罷免された社民党の福島党首は「私は方便でクビになったのか。本当にひどい」と憤った。

 

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110214-OYT1T00835.htm

 

 

 

 

 こちらは、比較的淡々と述べていますね。しかし見出しが”放言止まらず”となっていますから、狙いは同じなのでしょう。

 

 

 

 

普天間問題 海兵隊の抑止力「方便だった」 鳩山氏は「政権最大の難敵」

 

 鳩山由紀夫前首相が沖縄県地元紙のインタビューで、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の県外移設を断念する理由として「在沖縄海兵隊の抑止力」を挙げたことを「方便だった」と語った。民主党政権の外交・安全保障政策の信頼性を著しく損ね、政府の沖縄県との移設交渉はさらに難航するのは確実。ただでさえ国会運営に行き詰まり、内閣支持率の低迷で青息(あおいき)吐息(といき)となっている菅直人首相にとって鳩山氏は最大の「難敵」と化している。(阿比留瑠比

 

 

 

なぜ鳩山氏は首相の後ろから鉄砲を撃つような発言を続けるのか。

 

 

 

。「私と小沢氏が身を引いたから首相になれた恩を忘れている」との思いもあるようだ

 

 

 

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110214/plc11021422380010-n1.htm

 

 

 

 

 

 

 

 最後に産経新聞ですが、この記事を書いた記者は本当に鳩山氏のインタビュー記事を読んだのでしょうか?

 

 

 もし、読まずに書いたのだとしたら単なる飛ばし記事を書いただけになります。逆に、ちゃんと読んでいるのに同記事を書いたのなら扇動目的という事になります。

 

 

 どちらにしても”ジャーナリスト失格”という烙印は消せないでしょう。

 

 

 

 

 ここでもう一度、鳩山氏の言葉を見てみましょう。

 

 

海兵隊が欠けると、(陸海空軍の)全てが連関している中で米軍自身が十分な機能を果たせないという意味で抑止力という話になる海兵隊自身の抑止力はどうかという話になると、抑止力でないと皆さん思われる。私もそうだと理解する。それを方便と言われれば方便だが。広い意味での抑止力という言葉は使えるなと思った

 

 

 

 これは、「単独ではなく全体として機能しているから抑止力になる」という事と「一部分だけを取り出して考えても仕方がない」という意味ですよね。

 

 

 

 極々当たり前の事を普通に述べているだけです。

 

 

 

 

 では、ここで質問です。”鳩山氏の方便という記事”は誰が何の目的で書いたのでしょう?

 

 

 

 

 書いたのはマスコミですよね。問題は”何の目的で”という事になります。

 

 

 

 単純に考えて”鳩山氏を非難する為”ですよね。

 

 

 

 では何故、鳩山氏を非難させようとするのでしょうか?

 

 

 

 産経新聞に”なぜ鳩山氏は首相の後ろから鉄砲を撃つような発言を続けるのか。”と有りますよね。

 

 

 

 つまり、”鳩山氏を攻撃する事によって政権を非難”するという事が目的になっていますよね。

 

 

 これは、明確な”倒閣運動”なのです。

 

 

 

 言葉尻だけを捉えてセンセーショナルな見出しを付けて、扇情的な記事を書く人間をジャーナリストとは呼べません。

 

 

 そして、全てのマスコミが結束しているという事も明白になりました。最初から”反権力や反自民”を売りにしているマスコミよりも”保守”を売りにしているマスコミが書くという事は何を意味するでしょうか?

 

 

 

 「マスコミは全て同じ穴の狢」という事ですよね。表面上は多少の違いを意図的に演じていても中身は全く同じなのですから。

 

 

 

 

 さて、問題は”何故、マスコミが倒閣運動をするのか”という事です。必ず理由が有ります。単に面白い(売れる)からというだけではありません。

 

 

 

東京株式大引け続報:連日の戻り高値更新、「菅首相3月退陣」説も浮上

 15日の東京株式市場は続伸した。大引けの日経平均株価は前日比21.13円高の1万746.67円と連日で戻り高値を更新した。戻り待ちの売りや利益確定売りに押されマイナス圏に沈む場面があったが、前引け間際から買い直された。後場も堅調展開。TOPIX(東証株価指数)は7日続伸。好業績銘柄を中心にした個別銘柄物色の展開が続いた指数の伸びの割には新高値銘柄は133に達した。東証1部の出来高は20億3112万株と20億株超え。売買代金は1兆5878億円だった。

 日経平均株価は一時は1万0760.99円まで上伸する場面があった。チャート上のフシ目の一つと見られていた1万0732円を上抜いたことで買い戻しも出た模様だ。また、一部では米系証券が会員向けに「菅政権は3月退陣。前原政権誕生…日本株の買い推薦」とのレポートを出したとのうわさが広がった。ただ、市場関係者は同レポートの現物を入手できておらず真偽は不明。

 

 寄り付きの外資系の注文状況は4日ぶりの買い越し。売り1760万株に対し買い2020万株と差し引き260万株の買い越し。金額ベースでは売り223億円に対し買い253億円と差し引き30億円の買い越しだった。バスケット取引は売りなしに対し買い200億円となった。欧州系、ヘッジファンドの買いが継続した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110215-00000067-scn-brf

 

 

 

 

 欧米での動きですが、一目瞭然ですよね。”欧州系、ヘッジファンドの買いが継続”と書かれていますが、何故でしょうね。

 

 

 

 

 記事の中で”一部では米系証券が会員向けに「菅政権は3月退陣。前原政権誕生…日本株の買い推薦」とのレポートを出したとのうわさが広がった”とも書かれています。

 

 

 

 誰が何の目的で今回の鳩山氏の発言を取り上げたのかは明白ですよね。

 

 

 

 株価操作の為に菅氏を攻撃する材料が欲しかった為ですよね。そして、株価操作の為にデマの記事を流す行為は本来なら”風説の流布という犯罪”ですよね。

 

 

 

 そして、マスコミ関係者が前もって”好業績銘柄を中心にした個別銘柄”を購入していたなら”インサイダー取引という犯罪”ですよね。

 

 

 

 

 どの口で「マスコミは社会の公器だ」と言うのでしょうね。私に言わせれば、単なる犯罪集団でしかありません。

 

 

 

 

 問題は、これからになります。出てしまったニュースは勝手に周りを巻き込んで一人歩きを始めるでしょう。決してマスコミは”犯罪”だとは認めないのですから。

 

 

 

 「何らかのミスが有った」といった申し訳程度の事は述べても決して意図的に流したとは言わないでしょう。

 

 

 

 

 

 流れてしまった情報を悔やんでも仕方が有りません。問題は、この状況を”どう上手く利用するか”という事になります。

 

 

与野党から批判の大合唱

 

 

 

 鳩山由紀夫前首相は15日、米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の県外移設断念の理由として挙げた在沖縄米海兵隊の抑止力を「方便だった」とした発言について、記者団に「真意が必ずしも伝わっていない」と釈明した。だが閣僚や与野党からはこの日も苦言や批判の声が相次いだ。

 

 国民新党の下地幹郎幹事長は記者会見で「抑止力があるから我慢している沖縄の思いも否定されてしまう」と非難民主党出身の西岡武夫参院議長は会見で「首相の立場で、方便で物を言うなんて考えられない」とあきれかえった。

 蓮舫行政刷新担当相は「自ら言ったコメントではないのでは」とかばったが、北沢俊美防衛相は「沖縄や米国への誤ったメッセージにならないようにしなくては」と苦り切り、鳩山氏側近の大畠章宏国土交通相さえ「これまでのことは発言しない方がいい」と語った。

 社民党の重野安正幹事長民主党との幹事長会談で「わが党はあの問題で政権離脱した。立つ瀬がない」と抗議。同席した民主党の安住淳国対委員長は「我々もびっくりした。迷惑している」と応じたが、社民党は「びっくりしたとは緩んでいる!」(幹部)とかえって怒りを募らせた。

 追及姿勢を強める公明党の山口那津男代表は会見で「発言は言語道断で菅直人首相の認識も質(ただ)す」と述べ、自民党の加藤勝信氏は衆院予算委員会鳩山氏の参考人招致を求めたみんなの党の江田憲司幹事長は「即刻議員辞職してほしい。こんな方を一国の首相に担いでいた民主党の信頼性も問われる」と語った。

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110215/stt11021523210018-n1.htm

 

 

 

 

 このように、一斉に今の民主党政権を攻撃し始めていますよね。本当に政治家はしたたかです。

 

 

 

 社民党やみんなの党が述べているのは「真意を知らないからだろうな」と推測できますが、国民新党公明党自民党が非難しているのは「真意を知っていて利用しているのだろう」と推測できます。

 

 

 

 長年、政権の座に居た自民党の重鎮と呼ばれる人間が知らないと考える方が難しいのですから。

 

 

 

 もしも、社民党が本当は真意を知っていて利用しているのなら「予算案に反対する良い口実が出来た」という事になりますが…そこまでの知恵が有るのか…無いのか…今は分かりませんね。

 

 

 

 

 確実に言える事は、「これで、菅氏の退陣が決まった」という事でしょう。

 

 

 

 これから何が起こると考えられるでしょうか?

 

鳩山前首相が読売・渡辺会長と会談

 

 民主党鳩山由紀夫前首相は14日夜、都内で渡辺恒雄読売新聞グループ本社会長と会談。渡辺氏は「党派を超えた動きを考えていかなければならない」と政界再編を促し、今後の政局をめぐり意見交換したという。

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110215/stt11021512390009-n1.htm

 

 

 

 

 

 

 この記事から考えられる事として未だに読売新聞のナベツネさんは政界のフィクサーを気取っているという事ですよね。

 

 

 

 ”「党派を超えた動きを考えていかなければならない」と政界再編を促し”と書かれていますが、マスコミの狙いがハッキリと表に出てきましたよね。

 

 

 

 菅氏のカンニングペーパーからも分かりますが、マスコミは”イメージ戦略”だけで内容を国民に知らせずに事を進めようとしますよね。

 

 

 

 偉そうに「党首のカリスマ性」だとか「TPPの経済効果」と述べていますが、中身を多くの方に知られてしまえば計画が頓挫してしまいますからね。

 

 

 

 

 

 政界再編によって前原氏を担ぎ出して一気呵成にTPPに突き進もうとしているのでしょう。

 

 

 

 本当にマスコミの人間はクズばかりですね。日本の事が嫌いなのだとしか考えられません。

 

 

 

 前回のブログでも書きましたが、小沢派としては前原氏よりも岡田氏を担ぐ方がメリットが大きいのです。

 

 

 前原氏がTPPに関して慎重姿勢を打ち出すなら小沢派としても担ぐ事が出来ると思いますが、TPPに突き進むような言動が続くようなら難しいでしょう。

 

 

 

 どちらにしても岡田氏と前原氏の今後の発言に注目しなければなりません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 最後に余談となりますが、鳩山氏の”方便”という記事を見て「沖縄に基地は要らない」と短絡的に考える方が居るようですが、それは間違いです。

 

 

 

 

 

 

 

 このように地図を見てみれば分かりますが、中国に最も近い都道府県が沖縄なのです。

 

 

 つまり、最も中国に近い場所に米軍が居るという事が抑止力になっているのです。

 

 

 九州や本州に米軍基地を作ればどうなるでしょうか?

 

 

 

 

 それは”沖縄を見殺しにする”という事になるのです。情報通の方は「沖縄の経済問題だよ」と言いますね。しかし、本当の意味は地政学的な意味に於いての沖縄の役割なのです。

 

 

 日本では何故か沖縄本島だけを切り取った地図ばかりですよね。これも印象操作の一環だと考えれば分かり易いですね。

 

 

 

 米軍もアメリカ人やアメリカの施設が攻撃されたら日本の事(集団的自衛権)を考える迄も無く中国に対して報復攻撃が出来ますよね。

 

 

 

 欲を言えば、沖縄の最南端の無人島にでも米軍基地が有れば良いのですが、それは流石に不可能ですからね。

 

 

 

 

 

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笑撃の事実が…

2011/02/15 06:32

 

社説:党首討論 双方が歩み寄る意識を

 菅直人首相と谷垣禎一自民党総裁らによる初の党首討論が行われた。税と社会保障の一体改革について首相は政府・与党案が決まった際は協議に参加するよう谷垣氏に確約を求めたのに対し、谷垣氏は「八百長相撲のような話には乗れない」と衆院解散を求め、突っぱねた

 議論は入り口で終わってしまった印象だが、税と社会保障を重点的に取り上げて応酬した点は半歩前進だ。首相、谷垣氏とも今後はさらに踏み込んだ見解を示し、予算案の中身も含めた政策論争を活発化すべきである

 首相が昨年6月に就任して以来党首討論はずっと行われず、実に昨年4月以来の開催だ。来年度予算案や関連法案の行方は見えず、さきの「名古屋ショック」にみられるように2大政党は存在感を発揮できずにいる。政治に対する党首の責任感が問われる中での討論だった

 谷垣氏は一体改革問題を取り上げ、政府が4月にまとめる社会保障制度改革案は消費増税の積算根拠となり得る具体案とするよう、首相に確約を求めた。

 これに対し、首相は6月に一体改革案が決まった際は協議に応じるよう谷垣氏に求め、議論は平行線をたどった。首相は今後、より踏み込んで政府・与党案のイメージを説明すべきだ。一方で谷垣氏も民主党の公約などを理由にかたくなに協議を突っぱねるべきではあるまい

 また、首相は税制抜本改革の11年度までの法制化を所得税法が記していることから、来年3月までに法的な対応を目指すと発言した。消費増税について「実施前」には国民の審判を仰ぐと説明したが、法成立後、実際の消費税引き上げまでの間に衆院選を行うと受け取られる言い回しだった。

 「判断を仰ぐ」と言うのであれば、やはり法成立前の選挙が前提だろう。政府・与党は明確な見解を示すべきである。

 一方、山口那津男・公明党代表は年金、財源など民主党政権公約は破綻していると批判、小沢一郎民主党元代表の証人喚問を求め、首相との対決色を強調した。

 もちろん、この日の討論は議論の端緒に過ぎない。来年度予算案の攻防の焦点である「子ども手当」の制度論など、党首討論は与野党の主張の違いや共通点について認識を深める好機となる。与野党議員有志は国民の関心を高めるため毎週、午後8時から開催するよう提言している。大いに耳を傾けるべき意見だ。

 予算案修正に向けた与野党協議を行う環境も早急に整備しなければならない。国会が混乱し、政治が停滞するかどうかの瀬戸際である

毎日新聞 2011年2月10日 東京朝刊

 

 

http://mainichi.jp/select/opinion/editorial/archive/news/20110210ddm005070127000c.html

 

 

 今日は少し前の社説を元に考えてみたいと思います。これは菅氏が初めて党首討論に応じた時の社説です。何故、この社説を今日になって選んだかというと…。

 

 

 

 

 http://www.news-postseven.com/archives/20110214_12689.html

 

 

 

 ネット上に出回っているこういった写真を見たからです。

 

 

 

×アンサー・タイム
○クエスチョン・タイム!

×詰問・追及・攻撃 (手書 ×対決・ケンカ)
○真摯に議論したい姿勢でお尋ね

×感情(怒り・苛立ち)を表に
○感情(本当に進めようよ!)を表に

×無難に乗り切る時間にしよう
○国民に示す時間にしよう

×政策の比べあい
○リーダーの器の比べあい
(どちらが国を託すにふさわしいか)

国民に見せたいイメージ
★「大局を見つめる菅」 vs 「政局しか見ない谷垣」
★「真剣に議論を呼びかける菅」 vs 「拒む谷垣」
★「を考えてる民主」 vs 「を考えてる自民」
★「の質問に答えず、言いたい事を言う谷垣」(最後は推測


 

 

 書かれている内容は上の通りです。今日は、この菅氏の”国民に見せたいイメージ”に沿った社説を書いているのかどうかのチェックをしてみましょう。

 

 

 

★「大局を見つめる菅」 vs 「政局しか見ない谷垣」

 

★「真剣に議論を呼びかける菅」 vs 「拒む谷垣」

 

★「を考えてる民主」 vs 「を考えてる自民」

 

★「の質問に答えず、言いたい事を言う谷垣

 

 

 

 

 

 先ずは、毎日新聞の社説からです。

 

 

首相は政府・与党案が決まった際は協議に参加するよう谷垣氏に確約を求めたのに対し、谷垣氏は「八百長相撲のような話には乗れない」と衆院解散を求め、突っぱねた

 

 

 

 この部分に関しては毎日新聞は菅氏の注文通りですよね。

 

 

大局を見つめる菅…協議に参加するよう谷垣氏に確約を求めたのに対し

 

 

政局しか見ない谷垣…衆院解散を求め、突っぱねた

 

 

 

 

  

 

 見事に”注文通り”ですよね。他の新聞の社説も見てみましょう。

 

 

 

 朝日新聞ではどうなのでしょう。

 

一体改革が急務であるという認識は共有しながら、ともに解決策を探ろうという機運には程遠い。角突き合わせるばかりの与野党の現状に落胆を禁じ得ない

 

http://www.asahi.com/paper/editorial20110210.html

 

 

 少し捻ってきていますね。読売新聞は?

 

 

双方とも統一地方選を意識し、従来の主張の言い合いに終始した。これでは何度やっても政策論議は深まるまい建設的な論戦になるよう工夫してもらいたい

 

http://www.yomiuri.co.jp/editorial/news/20110209-OYT1T01089.htm

 

 

 

 こちらも、少々の捻りを加えてきていますよね。ただし、”建設的な論戦になるよう工夫してもらいたい”とはどんなイメージ戦略を用いるのでしょうか?政策論争では菅氏は谷垣氏に勝てないのですからね。

 

 

 

 これからも党首討論を開き、日本が何をなすべきかを論じ合い、国益や国民益の実現に党派を超えて協力してほしい

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110210/plc11021003030002-n1.htm

 

 

 こちらは、ダブル捻りといった感じでしょうか…。とにかく「国益や国民益の実現に党派を超えて協力してほしい」とは麻生政権の時に言っていた事とは大違いですよね。

 

 

 これは、”国民に見せたいイメージ”という部分を少しばかり格好良く書いているだけですよね。

 

 

 

 

 

 次のパラグラフに関しても見てみましょう。

 

 

税と社会保障を重点的に取り上げて応酬した点は半歩前進だ。首相、谷垣氏とも今後はさらに踏み込んだ見解を示し、予算案の中身も含めた政策論争を活発化すべきである

 

 

 このように書かれていますよね。全く無茶な注文を出しますよね。菅氏のカンニングペーパーに何と書かれているのか見ていないのでしょうか?

 

 

 

 

×政策の比べあい
○リーダーの器の比べあい
(どちらが国を託すにふさわしいか)


 

 このようにかかれているのです。政策の比べあい等は以ての外だと言う事なのですから。

 

 

 

 とにかく”政策論争ではなくイメージ戦略”で乗り切るつもりなのです。

 

 

 

 次も見てみましょう。

 

 

2大政党は存在感を発揮できずにいる。政治に対する党首の責任感が問われる中での討論だった

 

 

 

 

 これは、ちゃんとカンペ通りに”それぞれのリーダーの器を比較する”という事を分かっていますね。

 

 

 朝日は何と書いているでしょうか?

 

先の代表質問で、衆院解散が与野党協議に応じる条件だとハードルを上げた自民党谷垣禎一総裁は、党首討論でも同じ主張を繰り返した。

 

 

 読売は何と書いているでしょうか?

 

 

 谷垣氏は、民主党政権公約が破綻しており、消費税導入も前提にしていないと指摘した。6月に消費税を含む一体改革案をまとめた後、9月に公約を見直すというのは手順が逆だと批判した。

 

 

 

 産経は何と書いているでしょうか?

 

遅きに失したといえるが、自民党谷垣禎一総裁らとの討論で、菅政権が真正面から取り組むべき課題が浮き彫りになった。

 

 

 このように、どの新聞も”リーダーの器の比べあい ”を踏襲していますよね。

 

 

 

 

 それにしても、「何故、議論が噛み合わなかったのだろう」と党首討論を見た方の多くが疑問に感じた事だと思いますが、当然の事なのですよね。

 

 

×アンサー・タイム
○クエスチョン・タイム!

 

 

 これが、全ての答えです。質問に対してはアンサー(答え)述べるのではなく”質問に対しては質問で返す”という事が最初からの菅氏の戦略なのですから。

 

 

 

 端から答える気は無いのです。これでは谷垣氏が「何の罰ゲームなんだ」と怒り出さない方が不思議です。

 

 

 

 

 それにしても、このカンニングペーパーは誰が作成したのでしょうか?マスコミとの打ち合わせで出来上がったとしか思えないのです。

 

 

 

 普通の人間なら、こんなカンペを渡されたら「ふざけるな、俺は小学生か?」と切れてしまう所ですが、菅氏は素直に手に持って党首討論をした所を見ると、本当に唯の操り人形なのだと自分でも分かっているのかも知れませんね。

 

 

 

 テレビのコメンテーターが「政策論争を」と言っているのは、単に”最もらしい事”を言って多くの視聴者を騙す為の”方便”なのですよね。

 

 

 民主党の元党首の鳩山氏の事を非難しているマスコミの方も居ますが、彼らは鳩山氏の事を非難できるような立派な人間なのでしょうか?

 

 

 

 単に”方便と言ってしまった事”を非難しているというのなら理解できますね。本音は「黙っていろ」なのですから。

 

 

 

 

 

 

 さて、小沢氏の処分を民主党が発表しましたよね。多くの方が「もっと厳しい処分にしろ~と思っていても民主党の中の人間は世間知らずですから反発します。

 

 

 

小沢氏の党員資格停止 大甘処分も党は分裂含み

 

 

 

 

 民主党執行部は14日、小沢一郎民主党代表に「党員資格停止」を突き付けた。除名でも離党勧告でもない「大甘」の処分だが、小沢系議員の反発は収まらない。菅直人首相の“遠心力”はますます強まり、党はもはや分裂状態にあると言っても過言ではない。政権最大の懸案は平成23年度予算関連法案の衆院再可決だが、ここで小沢氏は首相の死命を決する「数」のカードを突き付けるつもりなのか。(加納宏幸)

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110214/stt11021423120015-n1.htm

 

 

 

 

 このような記事も出ていますが、今の段階で小沢派が離脱するとは少し考えられないのです。

 

 

 

 恐らくは、菅氏のクビと引き替えに民主党に留まるのではないかと思っています。

 

 

 

 理由は簡単で、離脱によって小沢氏が最大与党の幹事長になる目を潰してしまうからです。もしも本気で小沢派の離脱になるとしたなら、それは小沢氏の足かせ(裁判)が終わって(無罪濃厚となって)からになるのではないかというのが私の見方です。

 

 

 

 

 今は最大与党の中に居てこそ、小沢氏も影響力を行使出来るのですから。

 

 

 

 前原氏は輿石氏(小沢派)とのエール交換から考えてみて、既に小沢派に籠絡されていると考えて間違いないでしょう。問題は岡田氏です。

 

 

 

 今、最も可能性の高い事としては”岡田氏を担いで乗り切る”という事だと私は考えています。

 

 

 岡田氏も”首相のイスと小沢叩きでの次の選挙”とを天秤に掛けている状態なのでしょう。次の岡田氏の発言が待たれます。

 

 

 

 

 前原氏は先のロシア訪問で成果を上げられなかった為に国民的な人気が高くありません。今は小沢派としては人気の無い前原氏を担ぐよりも”小沢叩きの急先鋒だった岡田氏を担ぐ”という事の方がメリットが大きいのです。

 

 

 

 

 菅氏と同様に”お飾りの操り人形総理”であるなら、誰でも良いのですから。

 

 

 

 それに岡田氏を担げば、TPPよりも日中FTA等の中国(特定アジア)重視の政策にもなりますからね。小沢氏としてみれば、どちらか(ユダヤ、中国)の顔を立てる事はしたくない(どちらにも良い顔をしたい)というのが本音なのです。

 

 

 自分は「足かせ(裁判)が有って動けない」という言い訳を使うなら、先に中国に対して良い顔をして後でアメリカに対して二国間協議等で良い顔も出来ますからね。

 

 

 

 

 もしも此処で、民主党の中で保守派を自認して看板にしてきた政治家が民主党を飛び出すなら、最後のチャンスとなるでしょう。

 

 

 この機を逃せば二度と他人様の前で「私は保守派です」とは言えないのですからね。

 

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知りたい事しか知りたくない…

2011/02/14 07:00

 

ファイル:小沢・民主元代表の招致時期明示を--大島・自民副総裁

 自民党の大島理森副総裁は11日、新潟市で講演し、民主党小沢一郎元代表の国会招致問題について「14日に民主党のしっかりした答えがない限り、公聴会の議決は拒否する」と述べ、同党が招致時期を明示しなければ、11年度予算案採決の前提となる中央公聴会開催の議決に応じない考えを明らかにした。中央公聴会について、民主党は15日の衆院予算委員会で議決し、22日の開催を目指している。

毎日新聞 2011年2月12日 東京朝刊

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110212ddm005010076000c.html

 

 

 

 今日はこの記事から考えてみようかと思います。それにしても、ネット上にも多く見られるのが”小沢信者”と”TPP推進論者”ですね。

 

 

 

 

 どちらも「頭の良さそうな事を述べているな~」というのが感想です。

 

 

 

 どちらの方も”聞きたい情報・見たい情報しか信じない”という典型ですよね。そして、語るのは難しい言葉です。決して一般常識で語ろうとはしませんよね。

 

 

 

 そして、もう一つ共通しているのが”アメリカに夢を見すぎている”という事です。彼らは決まって「アメリカは自由の国だ」だとか「アメリカは民主主義の国だ」だとか「正しい事を評価する国だ」といいますよね。(今のアメリカはユダヤに乗っ取られているとも言いますが…)

 

 

 

 では、自由の国で民主主義の国で正義の国が歴史的に何をしてきたのかを知っているのでしょうか?

 

 

 

 日本は”日米和親条約”で、どんな条件を付けられたのかを知らないのでしょうか?

 

 

 アメリカは奴隷制度が有った事を知らないのでしょうか?

 

 

 第二次大戦の時に日系アメリカ人に対して何をしたのかを知らないのでしょうか?

 

 

 正義や自由を標榜するなら原爆を落としたのは何故なのでしょうか?

 

 

 支持率が落ちると日本叩きをするのは何故なのでしょうか?

 

 

 

 

 こういった歴史的な事を無視してアメリカに対して夢を見過ぎているのが特徴ですよね。昔からアメリカはアメリカの国益を第一に考える普通の狡賢い国なのです。

 

 

 

 そして、アメリカの国益の為なら平気で他国を踏みにじってきたのですから。

 

 

 

 

 

 TPP推進を声高に叫ぶ方は「日本は世界に打って出たから今の技術水準になった」と言います。本当でしょうか?

 

 

 例えば世界的に有名な”浮世絵”ですが、ゴッホやモネ等の多くの世界的に有名な画家が影響を受けていますよね。

 

 

 浮世絵は世界に打って出たから、ゴッホやモネと競争したから完成されたのでしょうか?

 

 

 

 違いますよね。長い江戸時代の鎖国の時代に完成されたのですよね。

 

 

 

 日本の技術力で言えば、航空産業(零戦)等も世界に打って出たから完成されたのでしょうか?ジェットエンジンは?レーダーは?自動車やバイクだって同じですよね。

 

 

 

 日本は昔から凝り性な性格の人間が多かったからですよね。今で言う”オタク”が大勢居たから、「今よりももっと良いモノ」、「改良してもっと良いモノ」と切磋琢磨したから、そして”厳しい消費者の目”が有ったから世界一の製品を生み出したのですよね。

 

 

 

 

 大昔から日本は”オタク文化全盛の国”だったのです。エレキテルで有名な平賀源内だけでなく、もっと前から…清少納言も紫式部もオタクなのだと考えてみれば(ちょっと酷いかな…)分かりますよね。

 

 

 そういった観点で見てみると、天の岩戸に隠れた天照大神も引きこもりですよね。

 

 

 

 日本の歴史はオタク文化の歴史でもあると私は思っています。そして、技術はオタク文化によって発達してきたとも思っています。

 

 

 

 決して世界に打って出たから技術が磨かれたのではないのです。

 

 

 

 TPP推進論者は「双方にメリットが有る双方向性が特徴だ」と述べています。本当でしょうか?

 

 

 日本国内でさえも田舎よりも都会に出て来て働くヒトが多いのです。これが、他国とヒトの流通まで完全に自由化してしまえば何が起こるかも考えられないのでしょうか?

 

 

 

 今の職にあぶれている日本人が貧しい国で働きたいと思うでしょうか?自由化すれば間違いなく貧しい国から多くのヒトが日本に流入します。

 

 

 多くのヒトが日本に流入すれば、今働いている日本人は安い賃金で働く外国人と職の奪い合いをする事になります。

 

 

 これは、経営者にとっては嬉しいかも知れませんが、働いている私達普通の日本人は安い賃金で働く外国人との競争で今よりも賃金が下がる事を意味します。

 

 

 

 賃金が安くなれば、デフレ不況は今よりもずっと酷くなりますよね。

 

 

 デフレ不況が酷くなれば、企業も日本国内で設備投資等はしませんよね。そうなれば、ますます日本人の職場が無くなりますよね。

 

 

 その時になって「こんなハズじゃなかった~」と言っても遅いのです。

 

 

 

 

 日本企業にとっても職場に外国人ばかりになれば日本の技術を盗み出されてしまいますよね。

 

 

【専欄】日中でもめごとの種も…技術は人類の共有財産 (1/2ページ) title end

 

 

 多様化社会において技術に関する認識はさまざまである。元来、技術とはわれわれの生活を向上させ、社会を発展させるものだ

 

 技術の流出に多くの日本人は心配する。技術が流出すると、国益が損なわれる、日本が損をすると考えてしまうからだ。ある意味では正しい考えだが、大きな目で見ると、狭い考えでしかない

 

 では、広い視野で日本技術の流出をとらえると、どうなるか。

 それは、技術を人類の共有財産と考えるべきなのだ。日本の技術が中国や外国へと流出し、後世に受け継がれていくことは悪いことではない。

 たとえ日本以外の国であっても、技術が活用されるならば、喜ばしいことではないだろうか

 

http://www.sankeibiz.jp/macro/news/101210/mcb1012100502007-n1.htm

 

 

 

 このような事を平気で言う国も有るのです。”ご立派”な説ですよね。実際に中国人を雇って技術流出で被害を被った企業も有りますよね。

 

 

 

 技術は盗まれてしまってからでは遅いのです。もしも仮に日本の技術が全て盗まれて他国でハイテク製品を作れるようになったなら、どうなるでしょう?

 

 

 TPPで農業も壊滅的な被害を受けて、技術も盗まれた資源も無い国の人間が、どうやって世界で生きていくというのでしょう?

 

 

 自由化によって国民皆保険制度も崩壊してしまえば、誰が怪我や病気の時に治療費を払ってくれるのでしょう?

 

 

 

 

 TPP推進を声高に叫ぶ人間は本当に馬鹿なのか日本(日本人)を世界から消滅させたいのだとしか思えません。

 

 

 

 小難しい言葉を使えばヒトを騙せるとでも思っているのなら、詐欺師としても失格ですよね。ヒトが共感出来るのは、自分の身に置き換えて考えられるからです。

 

 

 

 小難しい言葉を使えば「う~ん…そうなのかな~」という部分までは持って行けても誰も共感しないのです。

 

 

 

 

 

 

 

 もう一方の小沢信者も考えてみましょう。

 

 

 

 特徴は何と言っても「小沢氏はアメリカからの独立を望む国士だ」という考え方ですよね。そして、決まって小泉元総理と比較します。

 

 

 

 

 「小泉元総理はアメリカの犬だからアメリカに対して有利な事しかしていない」というのが言い分のようです。

 

 

 

 「小泉元総理はアメリカにお金を貢いだ」と言いますよね。

 

 

 では、石原都知事に名指しで言われた小沢氏はどうなのでしょう?

 

 

 

1990年6月28日、時の海部内閣は日米構造協議を結んでしまった。これは、日本の国家予算をIT技術を始めとする、技術開発、普及に使わず、公共事業に重点を置くべきとする条約。 3年に一度のフォローアップ会議を行い、日本が本当に条約を励行しているかどうかチェックする。私は、この条約こそ、日本のお家芸である「モノづくり」、「技術開発」をストップさせた最大の原因であると認識している。つまりは、公共事業で儲けたい政治家・企業と、技術力で日本に遅れをとりたくないアメリカの利害が一致したのだ。

表面上、この日米構造協議は、アメリカの膨れ上がった貿易赤字を解消すべく日本側に経済構造を開放するのが目的とされている。具体的には、「大店法の撤廃」「政府、地方自治体による米国製スーパーコンピューターの入札参加の自由化」「商用通信衛星の購入の自由化」「米など農産物の自由化」という「市場開放」を迫るもの。そして、日本の国内においては、何故か、公共投資を、最大限度で増額することが要求されることになる。


ゴア上院議員の父親も政治家でアメリカ全土に高速ハイウェイを張り巡らし、全米のトラック輸送網を整備した実績を持っていた。息子も来るべき情報化社会において覇権国アメリカの実現の為に情報ハイウェイ構想を持っていた。しかし、日本のその構想がはるかにそれを上回っていたのである。そして、アメリカは国家ぐるみで日本の情報化を遅らせようと躍起になってくるのであった。 

日本の政治家が一番金になるもの、それは土木建築を中心とする公共事業である。アメリカはそこに目をつけた。アメリカの提案に、金丸信が今後10年間で430兆円はやれると豪語。しかし、ウェジントン米財務次官補は430兆円は小さいといったとか言わないとか。その時の日本の対外黒字 は1000億ドルを突破しそうなので、内需を拡大して必要がある (この辺の理屈がアメリカ中心主義)。モンデール駐日米大使が600兆円なら歓迎の発言し、公共投資基本計画の発表は総額630兆円と決まった。もうなんでもアリである。公共投資の財源の半分は、国際、地方債財政投融資等の利子付きの資金であり、将来の国民の負担となるなるのだ。

 

http://www.tnagao.org/wake_02.html

 

 

 これは、民主党の国会議員がHPで書いている事ですよね。民主党の議員の狡い所は”海部や金丸という名前は出しても小沢という名前は出さない”という卑怯なやり口ですよね。

 

 

 

 ”当時の自民党幹事長小沢一郎”でしたよね。少し調べれば誰もが直ぐに分かります。

 

 

 

 小泉元総理と小沢氏とでは、どちらが”アメリカの犬”なのでしょうね。小沢氏を英雄視するのは勝手ですが、比較するならキチンと正確に比較して欲しいですよね。

 

 

 

 

 小沢氏も事実だから告訴という手段に訴えないのではないのでしょうか?

 

 

小沢の「隠し資産」暴いた「週刊現代」が全面勝訴

 新聞・テレビはほとんど報じなかったが、政界動乱の主役である民主党小沢一郎代表にとって大きなダメージとなる判決が6月4日に下った。いわゆる小沢氏の不動産問題を取り上げた「週刊現代」の記事で名誉を毀損されたとして、小沢氏と民主党が講談社と著者の長谷川学氏らを訴えていた。その控訴審判決で、東京高裁(柳田幸三裁判長)が「記事は真実であり名誉毀損に当たらない」として1審の東京地裁判決を支持。小沢氏側の請求は棄却され、講談社側が勝訴したのだ。

週刊現代(06年6月3日号「小沢一郎の“隠し資産”を暴く」)は、小沢氏の政治資金管理団体「陸山会」が都内などにマンション10戸、6億円以上(その後、さらに買い増しして現在は10億円超)を所有していることを調査報道で明らかにし、その全てが小沢氏名義であることなどから、小沢氏の実質的な「隠し資産」ではないかと追及。この記事に小沢氏は「『絶対に許さん!』と激怒した」(民主党関係者)という。

 

http://facta.co.jp/article/200807042.html

 

 

 

 本当に違うなら何故、今回の事に関しては小沢氏は”ダンマリ”を決め込んでいるのでしょうね。

 

 

 

 

 米国債の引き受けをグラフ化してみた方も居ますよね。

 

 

http://www.garbagenews.net/archives/1263848.html

 

 

 一目瞭然ですよね。自民党時代に減少傾向だった米国債の購入が民主党政権になってから上昇傾向に転じていますよね。

 

 

 

 民主党には小沢氏が居ますよね。どちらがアメリカの犬なのでしょうか?どちらが、アメリカに日本のお金を貢いでいるのでしょうか?

 

 

 

 馬鹿でも分かる事を見ようとしない、知ろうとしないから小沢信者は”支持者ではなく信者”と馬鹿にされるのです。

 

 

 

 またここで、小泉元総理の時代に米国債を大量に購入しているという事が根拠のようですが、その時に何が有ったのかを知らないのでしょうか?

 

 

 

 

 小泉元総理の時代に”アメリカのヘッジファンドが日本に対して仕掛けてきたのが”円買いドル売り”の為替操作による円高攻勢です。

 

 

 

 そこで、伝説となった”日銀砲”が炸裂するのです。その時の財務大臣が今の自民党総裁の谷垣氏です。

 

 

 

 小泉元総理が本当にアメリカの犬であれば、アメリカヘッジファンドを殲滅するでしょうか?ネット上ではヘッジファンドの2000社が倒産し、自殺者や行方不明者が続出したとも言われています。

 

 

 当然ですがヘッジファンドと言えば、ユダヤ資本が多いですよね。本当に小泉元総理はユダヤやアメリカの犬なのでしょうか?私に言わせれば、日本で最もユダヤ(アメリカ)に尻尾を振っている犬が小沢氏です。

 

 

 

 そして、手元に残った大量のドルを金庫に入れるよりも米国債を購入してアメリカ経済を立て直す事が円高ドル安を解消するという事も分からないのでしょうか?

 

 

 日本の輸出産業も助かりますし、アメリカにも恩を売る事が出来ます。

 

 

 

 

 一般の社会でも同じですが、勝ち過ぎては相手から恨みを買います。同じ勝つにも相手にも華を持たせる必要が有るのです。

 

 

 負けた相手も「負けたけれど、○○の分野では有利な交渉をしたぞ」と言えれば、国や会社に帰ってメンツが立ちますからね。

 

 

 

 そういった社会常識(一般常識)の欠如した人間が”信者”と呼ばれるのです。

 

 

 ハッキリと言えば、オウム信者と何も変わらないのです。教祖様の教えや偉大な教祖様を称える言葉だけを信じているのですから。

 

 

 

 ま~、信者の情報源は限られていますよね。”痴漢”か”自称ネットジャーナリスト”のどちらかです。もしかすると、二人は繋がっているのでしょうか…。そして、二人の情報源はベンジャミンフルフォードですよね。

 

 

 

 

 いずれにしても、根拠無く小難しい話で”妄想”を述べているだけなのですから。そして、アメリカに夢を見過ぎているだけですからね。

 

 

 小さな子供が陰謀論を述べても可愛らしいですが、大の大人が根拠無しに妄想を喋って、お金を稼いでいるというのはオウムと差が無いですよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 今日は日本の政局にも動きが無いので、少し長目の脱線をしました。それにしても、自民党民主党に対して揺さぶりを掛けていますよね。

 

 

 

 

 大島氏に「14日に民主党のしっかりした答えがない限り、公聴会の議決は拒否する」とまで言われて、大手マスコミが小沢切りに荷担するような社説を出していますからね。

 

 

 

 これで、”処分無し”となれば世論は一斉に反発するでしょう。逆に何らかの処分をしてしまえば、民主党内の小沢派の離脱が濃厚になりますよね。

 

 

 

 ”引くも地獄、進むも地獄”とはまさに、この事でしょう。

 

 

 

 菅氏の退陣は既定路線という事ですが、民主党内でもポスト菅に向けて動きが加速しているようです。

 

 

八ッ場ダム:大畠国交相が初視察 群馬県知事らと会談

 大畠章宏国土交通相は13日、建設の是非を巡り検証を進めている八ッ場ダム(群馬県長野原町)予定地を就任後初めて視察し、同県東吾妻(ひがしあがつま)町で大澤正明知事や高山欣也・同町長らと会談した。大畠国交相はダム中止方針の棚上げを表明した馬淵澄夫前国交相の路線を踏襲し、地元との対話を進める考えを伝えたが、高山町長は「残念ながら住民は(歴代の)国交相に信頼を持っていない」と述べ、現段階で対話は困難との見方を示した。

 09年9月に民主党政権が発足して以来、同ダムを所管する国交相は前原誠司氏、馬淵氏に続き3人目。大畠国交相は会談の冒頭「皆さんから見ると、3人目の大臣で『なんなんだ』という思いがあるかもしれない。(これまでの経緯は)申し訳ないと思う」と謝罪した。

 これに対し、大澤知事は「大臣が3人代わり、この間、地元は不安と苦悩の毎日を過ごしてきた」と批判。また高山町長が、政府・与党内で馬淵前国交相の棚上げ方針を覆す発言があったと指摘すると、大畠国交相は「私の発言は現在の政府の発言だ。それが覆ることはない」と述べるなど釈明に追われた。

 中止方針の棚上げを巡っては岡田克也幹事長が昨年11月、「方針の大転換を言ったわけではない」と述べるなど政府・与党内で見解が一致しないため、地元は態度を硬化させていた。国交相と地元住民との対話は昨年1月以来行われていない。【鳥井真平】

 

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110214k0000m040019000c.html

 

 

 

 記事に有る”大畠国交相はダム中止方針の棚上げを表明した馬淵澄夫前国交相の路線を踏襲し、地元との対話を進める考え”とは何なのでしょう?

 

 

 

 単純に考えて「これ以上の自民党とのケンカは自分の選挙に悪い影響が出る」という打算以外の何物でもないでしょう。

 

 

 

 子供にも見透かされるような陳腐な態度変更です。そう言えば、地方では民主党の看板を下ろす”成り済まし作戦”が盛況のようですね。

 

 

 

 

「民主」では勝てない 政権低迷…相次ぐ「看板」返上

 

 

 菅直人内閣の相次ぐ失政に、小沢一郎元代表をめぐる党内抗争と、ゴタゴタの尽きない民主党に愛想を尽かし、4月の統一地方選で「民主党」の看板を返上する動きが相次いでいる。「嫌気がさした」。街頭でそう叫ぶ候補も出てきた。共同通信の世論調査では、菅内閣の支持率は危険水域の1割台に突入しており、「求心力」ならぬ「遠心力」ばかりが強まる。(加納宏幸)

 

http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110212/elc11021218580002-n1.htm

 

 

 

 これで、騙せると考える所が民主党らしさなのでしょうね。そう言えば、元自民党民主党議員として”小林 興起”氏が居ますよね。

 

 

 

 何故か民主党という文字がHPには見あたりませんよね。代わりに”政経塾”という言葉が踊っています。

 

 

 

 民主党の国会議員は民主党という事を隠して”政経塾”として、今の民主党政権の失態に責任を取らずに選挙で有権者を騙そうとしているようですね。

 

 

 小沢派が集団離党すれば真っ先に飛びつくのが、こういった節操のない愚か者なのでしょう。

 

 

 

 

 どうか、皆様も選挙に行く前には必ずネット上で民主党候補(成り済まし)かどうかを確認してから選挙に行って下さい。

 

 

 

 

 

 そう言えば、分からない事が有ります。それは、国民新党の立ち位置です。

 

 

TPP:14日から会合 農業改革へ参加は好機--松下忠洋・副経産相

 かつてウルグアイ・ラウンド交渉でコメ自由化に激しく抵抗した農林族強硬派として知られたが、今日では立場を変え、TPP推進の旗振り役を務めている松下忠洋副経済産業相に貿易自由化について聞いた。【聞き手・立山清也】

 --TPP参加は日本に必要なのか。

 ◆国を開くことは農業を強くするためにも必要だ。国内農業は貿易自由化を進めなくても衰退して10~20年後は維持できなくなる。TPP参加は農業改革とセットになっており、大きなチャンス。これを機に農業を強くすれば、日本はどんな経済連携も結べる。

 --複数国でのTPPでなく、2国間の経済連携協定EPA)ではだめなのか。

 ◆政府は個別のEPA推進も掲げており同じく重要だ。ただ、日本の市場を開放しても逆に自らの市場が奪われると危惧する国・地域もある。これに対してTPPへの参加には、日本に冷淡だった欧州連合EU)を振り向かせるなどの効果もある。

 --農林族から貿易自由化推進派に変わったのはなぜか。

 ◆ウルグアイ・ラウンドの際には自由化に反対したが、その時実施した農業対策への痛烈な反省がある。コメを守ろうと外国からの最低輸入義務(ミニマムアクセス)米を受け入れ、農家に金を払って減反させた。どこの世界に農地を遊ばせて農業を盛んにしようとする国があるのか。毎年1兆円を6年間つぎ込んだが土木工事に回ってしまい、食料自給率の低下や所得の減少を招いた。

 --TPPには反対が多いが対策は?

 ◆農地の大規模化や若者の新規参入を進め、選択と集中で専業農家への戸別所得補償制度を充実させる。農家と消費者の間には農協などが介在し、価格競争などのツケは農家に回されており、流通構造も見直すべきだ。

 

http://mainichi.jp/select/biz/news/20110212ddm008020034000c.html

 

 

 

 この記事に書かれている”TPP推進の旗振り役を務めている松下忠洋副経済産業相”は国民新党の議員です。

 

 

 亀井氏はTPPに反対を叫んでいますが、同じ国民新党の松下氏が賛成の旗振り役なのです。

 

 

 

 それにしても、TPP推進論者の言葉はいつも同じですね。「農地の大規模化や若者の新規参入を進め、選択と集中で専業農家への戸別所得補償制度を充実させる」と…。

 

 

 

 具体案が全く有りません。”大規模化”とは何をするのでしょう?”若者の新規参入を進め”とは?

 

 

 そして、”選択と集中”や”農業改革とセット”に至っては単なる言葉遊びですよね。小難しい言葉を使えば民衆を騙せるとでも思って…いるのでしょうね。

 

 

 

 

 郵政での首切りも始まりましたよね。私はまだ国民新党の立ち位置が分からないのです。もう少し色々な情報が出るまで結論は出せそうにないようです。

 

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