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群馬 がれき調査し住民説明会へ

2月28日 22時2分

震災のがれきの受け入れを検討している群馬県中之条町など3つの町村でつくる組合は、被災地からがれきのサンプルを持ち帰り放射線量を調査したうえで、来月中にも周辺住民に対する説明会を開くことになりました。

群馬県中之条町と隣接する東吾妻町、それに高山村の3つの町村で作る組合は、共同で運営する中之条町にあるごみの焼却施設「吾妻東部衛生センター」で被災地のがれきを受け入れる方針を示しています。
しかし、周辺住民から不安の声が多く寄せられているため、組合は29日、施設の職員らを岩手県宮古市と山田町に派遣してがれきのサンプルを持ち帰り、群馬県内の調査機関で放射線量を詳しく調べることにしています。
その結果は、来月上旬に3つの町村のホームページでそれぞれ公表される予定で、組合はこうした手順を踏まえ、来月中にも周辺住民への説明会を開くことになりました。
施設の管理者で中之条町の折田謙一郎町長は「住民の不安を早く取り除き、一日も早くがれきを受け入れたい」と話しています。