長野県軽井沢町の河合楽器保養所「浅間山荘」 に銃を持った連合赤軍のメンバー5人が押し入り、管理人の妻を人質に立てこもった。長野県警などの警官隊は山荘を包囲し、10日目の28日にはクレーン車につるした鉄球を山荘の壁に打ちつけ強行突入を開始。激しい攻防の末、人質を救出しメンバー全員を逮捕したが、警官2人、市民1人が死亡、27人が重軽傷を負った。事件の様子は全国にテレビ中継され、89.7%という驚異的な視聴率を記録した。事件後、連合赤軍の幹部らが「総括」と称して群馬県内のアジトで12人を死亡させるなど、計17人の命を奪った凶行が発覚、社会に衝撃を与えた。
2010年2月19日