低気圧の影響で、関東甲信地方では29日の未明から昼ごろにかけて広い範囲で雪が降り、東京の都心など平野部でも雪が積もる見込みで、気象庁は、路面の凍結や交通への影響などに注意するよう呼びかけています。
気象庁によりますと、関東甲信地方は寒気に覆われていて、これから29日にかけては低気圧が南海上を東へ進む見込みです。
このため29日の未明から雪が降り始め、朝方を中心に昼ごろにかけて広い範囲で雪となる見込みで、東京23区など関東南部の平野部でも積もると予想されています。
29日の夕方までに降る雪の量は、いずれも多いところで、山梨県東部と富士五湖、神奈川県西部の山沿いで20センチ、関東北部の山沿いと埼玉県秩父地方、それに東京の多摩西部で15センチ、関東北部の平野部で10センチ、東京23区など関東南部の平野部で5センチと予想されています。
東京の都心でも1、2センチの雪が積もるおそれがあります。
気象庁は、路面の凍結や交通への影響などに注意するよう呼びかけています。
航空各社によりますと、今のところ、29日の国内線の空の便に、雪の影響はない見通しで、平常どおりに運航できると予想されています。
ただ、雪の降り方によっては、影響が出るおそれもあるということで、航空各社は、ホームページなどで最新の運航状況を確認してほしいと話しています。
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