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フェイスブックが災害用伝言板

2月28日 15時54分

フェイスブックが災害用伝言板
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世界最大の交流サイト「フェイスブック」は、大規模な災害が起きた際、自分の無事を書き込んだり友人や家族の安否を確認したりできる「災害用伝言板」の機能を日本の利用者向けに提供することになりました。

フェイスブックが提供する「災害用伝言板」機能では、まずサイトにログインしたあと、自分の名前の下に表示されている「無事を報告」をクリックすることで自分の無事をほかの人に知らせることができます。
また友人や家族の安否も確認することができるほか、まだ安否が分からない人の状況を尋ねることもできます。
この機能は、世界のほかの国に先駆けて日本で提供され、今後、大規模な災害が発生したときに利用可能になるということです。
この災害用伝言板は、28日と29日、入力のしかたなどを試してみることができます。
ソーシャルメディアと呼ばれるこうしたサービスでは、これまでもメッセージ機能で安否を書き込めましたが、フェイスブックでは安否を一覧で表示する専用機能ができたことで緊急時の安否確認がしやすくなるとしています。
去年の東日本大震災では、携帯電話などの通話がつながりにくくなり、家族などの安否確認がなかなかできない事態に陥りました。
電話だけでなくソーシャルメディアにもこうした「伝言板機能」が登場したことで、災害時の連絡手段の多様化につながることが期待されます。