いろんなこと
何年も前から動物問題の活動について、獣医学雑誌などに連載をしてきたりしました。
まぁ、日本は、動物問題は遅れっぱなしでしたからね。
でね、今回の動物保護活動では、多くの問題が指摘されています。
なかなか、明るみに出ないんですね。
これも国と同じかな?
獣医師の捕獲の時の窃盗問題が取りざたされていますけど、それはすでに「不問」との回答が出ているやつみたいですね。実は、この時すでに私は、この団体から脱退してました。正直、第一回目の一つの班の班長でした。しかし、いろんなことがあり脱退しています。
ネット上のクローズドな掲示板で盛り上がり、被災者さんに向け配慮できていない発言を繰り返した人への抗議をしたのですが、
「そんな怒らないで、、、、大人の対応して、、、、」
と言われ慰留されましたけど、どうしても許せないで脱退しました。
こういった方との共同活動はできません。でした。許せなかった。
あ、、、それは、不問となった獣医さんとは違う方です。
ちなみに、不問となった獣医師さんとは会って話をしましたけど、
私自身は、彼なりの活動は評価できると思います。誤解があった事に関しては、
当事者ではないので、コメントは控えますけど、誤解に関しては、ぜひ解消していただきたいです。
未来のためにね。
まぁ、他にもいろんな問題があったわけです。
一時帰宅の方がやっと帰れ出した時期なのに、
そのバスが通過する脇で、集合写真を撮影したことにも抗議しました。
そういうの許せなかったので・・・・。
でもね、その活動に参加したのは、ほとんどが心から何かしたいと願う人たちであったことも付け加えます。
こういった問題は整理して改善すべき課題でしょう。まだ歩き出したばかりの動物問題後進国ですから、試行錯誤という見方もできるでしょう。
最近、よく警戒区域の写真展がありますけど、ある獣医師(福島の活動にも参加した獣医師)が、それを撮影した写真家さんが、来場者から
「感動しました。」
という言葉を投げかけられていたのに、疑問を覚えて会場を後にしたと連絡が来ました。
死体の山と、餓死寸前の動物。。。。どこに感動を覚えたのか?
そうじゃない・・・。感動なんか、あそこにはないんです。
伝わってない。。。。伝えるのが仕事じゃないの?
牛の写真を撮るのはいい。
耳票を隠せと福島の方から抗議があったはずだ。
あれで、どこの牛かわかる。
そのせいで、その牧場主さんは、命の危険を感じるくらいに恐怖を覚えたとおっしゃってた。
そして、そこの牧場の牛もすべていなくなった。。。。何があったかわかりますか?
牛を助けたいと願うなら、牛だけを救うんじゃないです。
最近では、農家をフォローする活動も始まっています。
福島の方が抗議された時には、涙ながらに謝罪されたそうですが、結局今回の写真展でもそのままの写真が展示された。
「その活動が、農家の心をつぶすことになる。」
被災地の声がそうだ。
「被災地以外で、被災地救済の件で争ってどうなるの?_」
そういう声を聞くたびに、
ボランティアというのが、いいことをやっていると信じ込んで
自分がすべて正義であると誤解してはいけないんだと思う。
それは、私も含めて、常に忘れてはならないことだと思う。 |
今本先生いつもありがとうございます。今回のブログで、ボランティアというのが、いいことをやっていると信じ込んで自分がすべて正義であると誤解してはいけないのだと思うという事は私も同感です。
牛さんの耳票は、隠して写真をとるべきだと思いました。それでその写真をとられた農家さんの牛がいなくなったのだとしたら、牛を助けたい優しい気持ちが、反対に農家さんを恐怖に陥れ、牛達がいなくなったことが、悲しいです。動物たちの事を考える時、常に飼い主さんの状況を考えないといけないと改めて思いました。
2012/2/27(月) 午後 5:20 [ みゆ ]
私も、とあるブログで上記内容読ませていただきましたあと、こちらに来たら・・・(汗)
同じ応援プロガーとしては正直いい気分ではございません。
かりに事実であろうと心のうちにしまっておいて欲しいというのが本音です。
色々な方が居らっしゃるから、仕方ないことだと思うんです。
目的は支援者同士の正義ではなく、どうしたら被災地を助けられるかなのだと思っているんですが・・・難しいですね・・・
以前わたしのブログにも記載しました
被災地の方のつぶやき・・・
◆ツイッターでこんなつぶやきを観ました
「福島県民の声が聞こえない」「おとなしい」と言われる。
否定はしない。
ただ同時に「何故そういう状況なのだろうか」を少しでも思って頂けると嬉しい。
抱えてる問題が大きすぎるのだ。手を差し伸べられるだけで全然違う。
一方的にではなく寄り添うように。
私は人の心の持つ力を信じている。
#福島県
寄り添うように・・争いはいらないですね。
先生、転載させてくださいね。
2012/2/27(月) 午後 5:31 [ nog*c*an196* ]
外から考えているだけではわからない現状があるのですよね。
福島の方々と、酒を飲みながら色々と現実を聞き、本絵を聞くと、まだまだ震災は終わってないと実感できます。もっともっと、必要なことがいっぱいあります。そう感じています。
2012/2/27(月) 午後 7:26 [ 今本成樹 ]
先生こんばんは
私も、ブログで応援してるつもりで、想像力がなかったかもしれません。反省しなければなりません。先生の以前のブログで、「愛護団体は人間の救済はしないのか。」と農家さんが語っていた記事を読みました。あーそうか。と思いました。人のことも知ろうと思いました。知りたいと思うようになりました。先生の記事紹介させてください。よろしくお願いいたします。
2012/2/27(月) 午後 11:29 [ そらまめ ]
誰の写真展か解りませんが、確かに耳票は隠して欲しいですね。
「感動しました。」はひとりの見た方の主観で、言葉の種類が少ない方なのではないでしょうか・・・。いろんな方がいるので・・・。
現実被災地の動物達の事を気にかけている人は、少ないんです。
農家さんに配慮をした上で、私は日本中の人に知ってもらいたい。
囲い込みの中の牛が水も餌もなく、死んでほっぽらかされているのをある方のブログでさきほど見て、暗たんたる気持ちになったところです。
2012/2/27(月) 午後 11:30 [ mer**cat371* ]
先生すみません、「言葉の種類が少ない方かも」なんて書いてしまって、お行儀が悪かったです。
圏内のペット達の写真もあった写真展なのか・・・。
それなら、人間のいなうなった圏内で懸命に生きる姿に「感動した」というおっしゃったのかもしれませんよ。
一枚の写真は、100の言葉より深く人の心に響く事があります。
私は原発を生み出した人間の犠牲になった動物達に、申し訳なくて仕方がないのです。
2012/2/28(火) 午前 1:42 [ mer**cat371* ]
保護されているボラさんの写真を観て・・・
感動した・・・とおっしゃられていたのかもしれませんね。
そうであってほしい・・・です。
2012/2/28(火) 午前 2:15 [ nog*c*an196* ]
その場に行った獣医師が、その言葉に非常な怒りを覚えて帰ってきたようです。
どのようなことに感動したのかは知りませんけど、その獣医師も救出プロジェクトに参加しています。現状を知る人をいからせた内容は、今は秘密にしておきます。
2012/2/28(火) 午後 2:36 [ 今本成樹 ]
何があったのか詳しく分からないのですが、
感じることは、人それぞれだし、表現の仕方もそれぞれだと思いますし、言葉って難しいですもんね。
でもきっと、何かに感動されたのではないかと思うですが。。
2012/2/28(火) 午後 5:49 [ みけ ]