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火の玉ボーイ復活!五味1年6カ月ぶり白星

スポニチアネックス 2月27日(月)7時1分配信

火の玉ボーイ復活!五味1年6カ月ぶり白星
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<UFC144>光岡映二(下)を攻める五味隆典
 ◇UFC「144」(2012年2月26日 さいたまスーパーアリーナ)

 火の玉ボーイが復活した。ライト級では五味隆典(33=久我山ラスカルジム)が、光岡映二(36=フリー)にダウンを奪われながらも2R2分21秒、強烈なパンチの連打で逆転勝ちした。岡見勇信(30=和術慧舟会)、山本“KID”徳郁(34=KRAZY BEE)、秋山成勲(36=A―Team)は敗れた。

 レフェリーが試合を止めると、五味はオクタゴンの金網に飛びつき、勝利の雄叫びを上げた。

 1Rは光岡の右フックを食らいダウン。三角絞めにあわや敗戦というところまで追い込まれた。しかし、2Rに入ると左膝蹴りと打撃でボディーを集中攻撃。相手のスタミナを奪いテークダウンから顔面にパンチの雨を降らせ勝利をつかんだ。

 オクタゴンでの勝者インタビューでは「火の玉が帰ってきたぜ」と絶叫し大歓声を浴びた。5カ月ぶりの復帰戦で、10年8月にタイソン・グリフィンにKO勝ちして以来1年6カ月ぶりの白星。五味は「また日本で試合ができてうれしかった。光岡のパンチは重くて気持ちが折れそうになった。でも火の玉が帰ってこないといろいろあるから」と笑顔で話した。

 対戦が決まっていたジョージ・ソテロポロスが大会前の練習中に負傷し欠場。急きょ日本人の光岡に相手が変更になった。それでも集中力を切らさずに練習を積んできた。「UFC最高。メーンで同じ階級のタイトル戦があるし、自分も必ず追いついて日本にベルトを持って帰りたい」とキッパリ。PRIDE以来となるタイトル戦線への足掛かりとするつもりだ。

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五味隆典 光岡映二 岡見勇信 を調べる

最終更新:2月27日(月)7時1分

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