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【プロ野球】

由規 出たぁ〜151キロ 故障から半年ぶりも不安なし

2012年2月28日 紙面から

 ヤクルトの由規投手(22)が27日、韓国・起亜戦に2番手として3回に登場。昨年9月3日の登板を最後に右肩の張りを訴えていたが、約半年ぶりの実戦登板で不安を感じさせない151キロの剛球を披露した。

 21日に巨人・沢村も151キロを出して周囲を驚かせたが、球速の話題なら、161キロの日本人最速記録を持つこの男も黙ってはいない。2イニングを1安打、3奪三振、無失点。無事の実戦復帰を印象づけただけではなく、自慢のスピードでも本来の姿を取り戻した。それでも由規自身は納得していない。

 「この時期にそれだけの球速は、(判断)基準としてはいいことだが、球の回転や内容があまりよくなかった。今はスピードは二の次」。1イニング目は制球が乱れ、1死から2四死球を連発。たまらず相川がマウンドに行き「ストライク、ボールは関係なく、質の良い、回転のいい球を投げることだけ考えろ」とハッパを掛けると、後続を何とか退けた。1月末に39度の高熱を出して初日から別メニューと出遅れたが、調整はまずまず順調。昨季終盤に離脱した悔しさを胸に由規が今季こそフル回転を誓う。 (竹村和佳子)

 

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