直倫、井端の教えでスランプ脱出

　中日・堂上直倫内野手（２３）が、井端のアドバイスで、打撃不振のトンネルから脱出できそうだ。ショートのポジションを奪おうとするライバルに、井端が教えたのは、何とアッパースイング。このひと言で回転がスムーズになり、２５日のロッテとのオープン戦で２安打。打撃を磨いて、井端のポジションを脅かすことこそが、何よりの恩返しになる。阪神とのオープン戦（北谷）が雨で中止になった２６日も、全体練習後の特打でたっぷりと振り込んだ。