電力10社と都市ガス大手4社は27日、4月の電気・ガス料金を発表した。原油、液化天然ガス(LNG)、石炭の輸入価格を料金に反映する「燃料(原料)費調整制度」に基づく変更で、全社で値上がりする。
電気は値上げ幅は17〜41円で、太陽光発電の普及に伴い、「太陽光発電促進付加金」が前月より3〜24円引き上げられた。ガスの値上げ幅は8〜11円。
4月分の料金に反映されるのは、昨年11月から3カ月間の燃料の輸入価格。3月分に反映される輸入価格より、原油が1.0%、LNGが0.5%、石炭が1.1%上がった。太陽光発電の促進付加金は、毎年4月に改定される。