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前原氏 AIJ問題で調査提言へ

2月26日 14時35分

前原氏 AIJ問題で調査提言へ
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民主党の前原政策調査会長は、福岡市であいさつし、企業年金の運用を行っている投資運用会社「AIJ投資顧問」で、およそ2000億円の年金資金の大半がなくなった問題について、党でも調査を行い、国の監督の強化などを、政府に提言する考えを示しました。

この中で、前原政策調査会長は、AIJ投資顧問の問題について、「年金資金が消滅したということと、みずから公表しなかったことは大変、大きな問題だ。年金がしっかり運用されることが大前提なので、そのことが担保されるよう、党としても特別チームで、問題の調査と今後の在り方について、政府に提言をまとめたい」と述べ、党でも調査を行い、国の監督の強化などを、政府に提言する考えを示しました。
また、前原氏は、郵政事業の見直しを巡って、公明党が独自に郵政民営化法の改正案を作成したことについて、「9合目を越えた辺りまできた。公明党に案を出してもらい、多数で法案が成立するような状況にきたと思う」と述べ、公明党案を軸に、民主・自民・公明の3党で合意を得て、今の国会で法案を成立させたいという考えを示しました。