三橋の無料メルマガ
2012-02-27 10:03:27

スウェーデンモデルを礼賛する愚者たち

テーマ:欧州経済

株式会社三橋貴明事務所  講演・執筆依頼等、お仕事のご依頼はこちらから

三橋貴明のツイッター  はこちら

人気ブログランキングに参加しています。
新世紀のビッグブラザーへ blog
人気ブログランキングへ

--------------

三橋貴明の新刊、続々登場!
三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba 三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba 三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba 三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

【三橋貴明の経済動向塾(日本経営合理化協会主催)】

上記からパンフレットをダウンロードしてください。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

チャンネルAJER更新しました。

日本の政府支出を分解する(前編)① 』三橋貴明 AJER2012.2.14(1)

日本の政府支出を分解する(前編)② 』三橋貴明 AJER2012.2.14(2)

今月は「社会保障支出」をメインに取り上げました。

◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆

PHP研究所の「メディアの大罪」発売開始しました! 徳間書店「売国奴に次ぐ!」予約開始しました!
三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba 三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba



 今週は岐阜と姫路で講演があります。また、木曜日(3月1日)にニッポン放送「ザ・ボイス そこまで言うか!」に生出演いたします。青山さんのピンチヒッターのようですね。
 
 さて、海竜社から3月発売予定の「日本人がだまされ続けている税金のカラクリ」の第三章は、以下の文章から始まります。


『-スウェーデンモデル
 日本には北欧諸国(特にスウェーデン)をやたら称賛する評論家が多いですが、彼らはいわゆるスウェーデンモデルの何を理解しているのか、結構不明です。特に、
日本政府は金を使いすぎる! 公務員も多すぎる! スウェーデンのような高福祉の国を目指せ!
 などと支離滅裂なことを言う人までいるわけですから、呆れて言葉もありません。なぜならば、スウェーデンやノルウェーなどの北欧諸国は、労働人口に対する一般政府雇用者(いわゆる公務員)の比率が、ほとんど30%に達しているからです。すなわち、労働人口の三分の一は公務員という話になります。
 公務員が多いということは、その分だけ政府の支出がGDPに占める割合は高まります。ということは、民間のスウェーデン国民は、公務員に支払われるお金の元である「税金」を、それだけ多く自らの所得から支払っているという話になるわけです。
 それに対し、日本の公務員の労働人口に占める割合は、実はOECD諸国で最低です。日本は「先進国クラブ」ともいえるOECDにおいて、最も公務員数が少ない国なのです。
 すなわち、先のスウェーデンモデルを礼賛した人は、「日本の公務員は多すぎる」と言っている時点で、全く現実のデータを見ていないことになります。何しろ、スウェーデンやノルウェーの一般政府雇用者対労働力人口比率は、日本の6倍なのです。
 スウェーデンモデルを礼賛する人は、
「日本は公務員の数を現在の6倍に増やせ!」
 と言っているわけです。ということは、
「日本政府はもっと公務員を増やし、公務員給与に金を使え! その分の税金は自分が負担してやる!」 
 という話なのでしょうか。恐らく違います。無責任にスウェーデンモデルを礼賛する人こそ、国家のために税金を支払うことを嫌がります。それでいて、社会福祉については「もっと金を使え!」とか何とか叫んでいるわけで、本当に支離滅裂という以外に表現のしようがありません。』


 ちなみに、以前もご紹介いたしましたが、公務員数対労働人口比率は以下です。


【OECD諸国の公務員数対労働人口比率 05年(単位:%)】
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_34.html#OECD


 また、スウェーデンモデルとやらの「真実」を理解して頂きたく、政府の支出(社会保障支出、社会保障以外の政府支出)対GDP比率もグラフを作ってみました。


【2007年 主要国の政府支出(対GDP比)】
三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba
http://members3.jcom.home.ne.jp/takaaki.mitsuhashi/data_37.html#OECD


 ご覧の通り、スウェーデンの社会保障支出及び社会保障以外の政府支出の合計は、対GDP比で50%を超えています。それに対し、日本は合計で38%と、OECDで下から五番目です。


 特に、日本の「社会保障以外の政府支出」の対GDP比は、OECDで一番少なくなっています。理由はもちろん、公共事業や教育投資をガリガリと削りとり、公務員が「少ない」ためです。


 ついでに書くと、アメリカは社会保障支出対GDP比率が少ない割に、社会保障以外の政府支出対GDP比率は多くなっています。すなわち、アメリカは国民への社会保障にあまり金を使わず、同時に軍隊(公務員)が多いという事になります。軍人さんの給与は、もちろん「社会保障以外の政府支出」になります。
 加えて、韓国の社会保障支出の対GDP比の少なさには、愕然とします。日本と比べると、半分以下の社会保障しか実現されていないわけです。暮らしにくいでしょうね・・・。


『[税と安心 一体改革の行方](1)消費税25%、北欧は納得
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=54988
「消費税国会」が始まって1か月。「無駄の削減が先」「景気が悪い時に増税などとんでもない」という慎重論も根強い中、なぜ消費税率引き上げが必要なのか。その結果、どんな社会保障の将来像を描けるのか。海外事情も含め、“生活者の視点”から、社会保障・税一体改革の意味を考える。
 安い保育料/育休8割補償/大学無料
 天気の良い日曜日、公園に集まる大勢の子供連れ。スウェーデンでは、男性も積極的に育児に参加する(1月、ストックホルムで)=安田武晴撮影
 「子供の未来に、特に不安はない」。スウェーデンの首都ストックホルムの集合住宅で、3歳と1歳半の子供を育てるマティアス・ボリーンさん(34)と妻のインゲルさん(34)が口をそろえる。
 ともにIT(情報技術)関連企業の会社員。平均月収は計7万クローナ(約84万円)を超え、所得税などで3割近い約2万クローナ(約24万円)が源泉徴収される。日本の消費税に当たる付加価値税の税率は原則25%。「確かに税金は高い。だけど納得できる」とマティアスさんは言う。
 それというのも、保育園の費用の大半は市の予算で賄われ、自己負担は2人分で月約1700クローナ(約2万円)。16歳になるまで国から児童手当が支給され、月額2250クローナ(約2万7000円)を受け取れる。授業料も、小学校から大学まで無料だ。
 息子がそれぞれ1歳になるまで、夫婦交代で育児休業をとった時は、給料の80%が国から支給された。インゲルさんは「この国では男女がともに働き、子育てするのが普通。とてもいい環境よ」と笑顔を見せる。
 高負担への納得感は、子育て世帯だけに限らない。
 ストックホルムの職業安定所で、効果的な履歴書の書き方の講習を無料で受けていた男性(27)は、職を失って1年以上たったが、月約1万クローナ(約12万円)の失業手当を受け取っている。男性は「お陰で生活費の心配をせずに職探しに専念できる」と話す。
 スウェーデンの社会保障の特徴は何か。ペール・ヌーデル前財務相の説明は明快だ。「高齢者や低所得者だけでなく、あらゆる世代に給付がある。普遍的な給付のために負担は高くなるが、納めた税金が確実に戻ってくるとの実感があるから国民は負担を受け入れるし、世代間の対立もない」(後略)』


 え~、何かスウェーデンを理想郷のように書いている「無知」な記者がいますが、同国の犯罪率は日本の七倍です。特に、昨今は凶悪犯罪数が増えてきています。


 日本は「日本の犯罪認知件数、検挙数、検挙率(右軸)の推移 」の通り、犯罪が減ってきており、ついでに英米独仏などの主要先進国も、最近は犯罪率が減少傾向にあります。ところが、スウェーデンは真逆になっています
 
 読売新聞は「安い保育料/育休8割補償/大学無料」などと適当なことを書いていますが、その分だけ「政府が金を使っている」という意味に過ぎません。この世に無料のものは、ほとんどないのです。


 しかも、スウェーデンの国民負担率(租税負担率+社会保障負担率)は60%に達し、日本(40%弱)よりも対国民所得で20%も大きいのです。


 要するに、スウェーデンは「国民の負担が重く、国民への支出が大きい」という国に過ぎません。ある意味で、社会主義チックな国なわけです。


 分かりやすく書くと、
所得の六割を政府に持っていかれ、公務員が現在の日本の六倍、GDPに占める政府の支出も50%超
 の国を目指しますか? という話で、わたくしは真っ平御免です。と言いますか、散々に日本の公務員の悪口を書いているマスコミが、よくもまあ、スウェーデンを絶賛できるものです。あの国こそ、ギリシャなど足元にも及ばない公務員天国です。


 無論、公務員が多い分、政府の社会保障は手厚い(当たり前)ですが、逆に言えば社会保障を手厚くするには、公務員を増やすしかありません


 ところが、マスコミの自称記者や自称評論家たちは、日本の公務員を「多すぎる(事実誤認)」などと批判しながら、スウェーデンを絶賛するわけです。


「日本政府は金を使いすぎる! 公務員も多すぎる! スウェーデンのような高福祉の国を目指せ!」


 もう、「バカ」以外に感想が浮かんできませんが、この手のバカな連中の言説が平気で罷り通るほど、この国の情報は歪んでいるともいえます。早急に是正しなければ、政府はまともな政策など打ちようがないと思います


「情報の歪みを正す!」本ブログのスタイルをご指示下さる方は
↓このリンクをクリックを!
新世紀のビッグブラザーへ blog

人気ブログランキングへ

【三橋の新刊、続々登場!】
三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba  三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba  三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba  三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba

◆本ブログへのリンクは↓以下のバナーをご利用ください。

新世紀のビッグブラザーへ blog


三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba
◇ポルパパのブログ
投資と車と日々の起業家日記
管理人:ポルパパさん

三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba
◇おじさんの談話室
経済通のおじさんと、女子高生真理ちゃんが織り成す、経済を解りやすく掘り下げた基礎講座!


日本経済復活の会
三橋貴明オフィシャルブログ「新世紀のビッグブラザーへ blog」Powered by Ameba

積極財政による日本経済復活を目指して活動をしているボランティアグループです。


Klugにて「三橋貴明の『経済記事にはもうだまされない』」
連載中
「三橋貴明の<ウラ読み>経済レポート」 
本メルマガではセミナー、勉強会のご案内など、メルマガならではの情報発信をしていきます!
 
新世紀のビッグブラザーへ ホームページはこちらです。
 新世紀のビッグブラザーへblog一覧はこちらです。


コメント

[コメントをする]

54 ■無題

>>国民総生ぽ

嫌過ぎる…

55 ■ス内パーさん、日のおさがりさん、ありがとうございます。

スゥエーデンにかんする投稿サイトも見てみました。

ドイツ、フランス等と同じく、移民問題が大きいようですね。
こういった国は、移民を受け入れなければならなかったのか、という根本問題もありますね。

移民がいなければ、スゥエーデンモデルは成り立たなかったのか、高齢化という問題がなければ、このモデルは継続できたのか、この辺りは感じるところです。

そう考えれば、日本はやはり、すごい、いい国です。
勤勉な国民性、そこにちゃんとした情報が与えられれば賢明な判断ができる国。

この素晴らしい、歴史、文化、人間性をもった日本で、情報方の歪みを正せば、あらゆる問題は解決し、ますます世界中が羨む唯一無二の国(今でもそうでしょうが)になるでしょうね。

その国を守るためには、やはり移民という事に対しては神経を配るべきですね。
この辺りの情報も多くの国民に周知していかなければなりませんね。

56 ■私も読みました。

グローバル恐慌の真相

とても勉強になりました。
良い本ですよね。

そうですよね・・・。
結局高福祉の社会が今まで実現できたのも、全てアメリカさんが実体経済に伴わないバブルを作っていたせいなんです。

すでにバブルは弾け、スウェーデン人が安心して仕事が出来る社会は終わっています。
もしその事に気がつかず、高負担高福祉政策をとっていくとすれば、その先は目に見えています。

三橋先生大変勉強になりました^^
今後もお体をご自愛しつつ日本のために頑張って下さい。

57 ■北欧

スウェーデンといえばABBAですよ。ABBA。「ダンシングクイーン」や「チキチータ」。「チキチータ」は昔コカコーラの宣伝でよくかかっていましたね。昔よく聞きました。それにフリーセックスでも有名ですね。それとお隣のフィンランドといえば携帯会社ノキアと映画監督のアキ・カウリスマキ「マッチ工場の少女」ですね。また、失業者の夫婦がレストランを開くまでの話「浮き雲」という映画も印象に残っています。彼は負け犬シリーズが有名ですが負け犬にスポットを当てた映画をよく撮っています。だから映画には失業者がよく出てきます。わびしくて切ないながらほっとあたたまる話と言うのでしょうかそんな話が多いです。というわけで、弱者を見捨てられない犯罪の多い国であり魅力的なシンガーや映画監督を生んだミステリアスなムードを放つ国北欧一度は行ってみたいですね。

58 ■『週刊東洋経済』編集長はハメられた?

『週刊東洋経済』へ幾度となく寄稿している、ある経済評論家がこう話す。
「東洋経済と関わっている仲間内で、三上さんは刺された(ハメられたという意味)んじゃないかと噂されています」
http://wpb.shueisha.co.jp/2012/02/27/9944/

三橋さんのツイッター作戦でも対応できない攻撃ですね。

59 ■無題

私はフィンランドにおりましたが、無料の医療は酷いもんでした。歯科治療に3ヶ月待ったとか、ろくに視もしないで薬だけくれたとか(日本でやったら大問題)そんな話がごろごろしてます。まともな医療受けたかったら私費のくそ高いクリニックに行くしかないようで、親に借金した話も聞きました。

日本人の友達には「何でこんなに高いんですかね」、と聞かれたので「バカ、日本が安すぎるんだよ」と答えました。

60 ■日本こそ

ここに来る方はご存知でしょうが、日本こそが最も社会主義の成功例であると言われてましたね。

一億総中流、終身雇用、なぜこれらを手放したのか、未だに良くわかりません。

もっと自由が欲しかったのでしょうか。
終身雇用の良いところは、部下・跡継ぎを育てられることです。自分の持つノウハウを全て教えて、部下が自分より仕事ができるようになっても、解雇されることは無く、しかも会社として成長します。
成果主義では、部下であってもノウハウを教えられません。自分の仕事が無くなってしまいます。結果、その人が辞めると技術が途絶え、生産終了となるものが増えました。

そんな社会がいいとは思わないのですが。

61 ■スウェーデンが景気対策に公共工事するってよ。北欧大好きな日本も真似したら?

[ストックホルム 5日 ロイター] スウェーデン政府は5日、83億クローナ(10億ドル)規模の景気対策を発表した。
 雇用対策や建設セクター支援策を盛り込んだ。

 政府は「雇用政策を微調整・強化し、建設セクターの需要を喚起する」と表明した。

 スウェーデン経済は、第3・四半期に景気後退(リセッション)入りしたが、その後も経済情勢の悪化が続いており、同国中銀は4日、175ベーシスポイント(bp)の大幅利下げに踏み切った。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-35286120081205

リーマンショックを受けての景気対策、
どこの国も普通に行われている公共事業を年18%も減らしたバカ丸出しな国は日本だけ。
普通にやれば良いだけで、岡田や野田のように「減らした」と威張っているバカは世界には居ない。

62 ■無題

追記
http://fukushi-sweden.net/news/2010/iryo.1014.html
>>地域診療所の医師に確認したところ、この女性の場合、昨年まで診察を受け治療を要すると判断された病気であるが、今年から県の医療機関から経費節約の指示があり、生命に危険の無い限り、患者を病院に紹介しないようにという方針だからと説明がありました。

友人も最初に貰った薬でいくら症状が改善しなくても上の病院の紹介状書いて貰えないと憤慨していました。金が無くなればこうやってアクセス制限することで節約するのは理解できるんですが、やられた方はたまったもんじゃないです。
日本の厚労省も大概数字しか視てないと思いますが、ここまで酷くはならないですね。

63 ■無題

ソ連が子供を親から切り離し国家で育てようとした結果、子供が不良化し、軍隊に入隊する若者がいなくなり、政策変更を余儀なくされました。
スエーデンで犯罪が多いのも同じ原因のようです。

>ではスウェーデンモデルはなぜ破綻したかのであろうか。

> それはスウェーデンモデルを産み出した思想が間違っていたからである。その思想とは「子育てや老人介護を家庭の中でやると、必ず女性が損をする、だから社会(公的機関)が行うようにすべきだ」というものである
http://www007.upp.so-net.ne.jp/rindou/femi11.html


スウェーデンではナチスと同じく、優生学に基づき、不良な遺伝子を持つ者を排除し、優良な国民のみを残して繁栄させるという政策を1975年まで取り続けてきました。多分、30代後半以上の人には不良遺伝子を持った人間は居ないのでは。

>スウェーデンでは福祉国家の確立を訴えたハンソン社民党政権下で1935年に断種法が制定され、1975年まで施行 (計62,888件。米独と異なり女性が多い)。
1941年に同意を必要とするが対象者を反社会的生活者まで拡大。実情は半強制的。

http://www3.kmu.ac.jp/legalmed/ethics/theme2.html

64 ■報酬と処罰 人事とエシクッスの問題をどのように処理するのか

西洋の政府、つまり福祉国家

無生産に報酬を与えると無生産という結果に、
生産に処罰を与えると無生産という結果になります。

これが、この惑星上の偉大文明の衰亡でした。衰退を引き起こしたのは、それだけでした。

それらの文明には、抑圧的な人物を見破ったり、抑圧的な人物が必然的にもたらす災難から逃れる技術が無かったのです。

*サイエントロジーのエシックス入門 L..ロン ハバードより




65 ■投票率

スウェーデンで私が評価するのは投票率くらいでしょうかね…85~90%とはスゴい。
北朝鮮の100%には負けますが。
対話集会式なども政治に関心が高まるでしょう。
日本でコレやったら政治家の虐殺になりますが…

ただ、高い投票率で政治のクリーンさや嘘はある程度防げるでしょうが、結果がこんなになっているのは綺麗事優先の白人式ということですかねぇ。
下手に投票率が高いのは衆愚に陥りやすいということかも。

66 ■ネットの力・まざまざ・・・・

今日のコメントを見てますと、いろんな角度から様々な情報が集まりますね。

正にネットの力の凄さを改めて認識しました。
もし、ネットが無いと大多数の日本人は読売の報道しか目に触れないかもしれません。
反論の情報を探すのすぐには行きません。また、誰に、誰と、何の意見交換をするかさえ、その手段が得られないわけです。

見てください、5時間あまりの間にスウェーデンの実態が浮き彫りになりました。
その歴史的背景、現状、社会の表裏、問題の根源、このブログは凄いですよ。こうして相互にアクセスできる一体感がここにはあります。

是非、政治家の皆さんに読んでもらいたいですね。官僚さんもマスゴミさんももう少し勉強しましょう。

67 ■TPP反対の方々へ

【TPP断固阻止】ホワイトハウス宛署名-TPPって何?まとめ What's TPP?
http://w.livedoor.jp/whattpp/d/%a1%da%a3%d4%a3%d0%a3%d0%c3%c7%b8%c7%c1%cb%bb%df%a1%db%a5%db%a5%ef%a5%a4%a5%c8%a5%cf%a5%a6%a5%b9%b0%b8%bd%f0%cc%be
TPPに反対な人は、署名に協力してください!

68 ■混沌の商人

この人達は,環境をもっと脅威に見えるようにすれば、何らの利益を得れると、感じてる人達です。 

その明白な例は新聞に見ることができます。そこには良いニュース記事などありません。

*サイエントロジーハンドブック 危険な環境に対する解決策 L..ロン ハバードより

69 ■無題

>>65 Anithesis様
別に私は北欧諸国を失敗国家だとは思っていません。ただ今日の記事のように北欧諸国を理想国家と礼賛する人達に対する反論として欠点を書きました。北欧諸国は厳しい自然環境、複雑な地政学的状況等を考えればかなり頑張っていると思います。
医療制度に関しては成功している先進国の方がむしろ珍しく、日本も最近は崩壊の危機に瀕しています。私は北欧的な割り切り、アクセス制限は見習うべき一つの解決策だと考えております。

70 ■無題

数日前までの皆さまの古事記に関するコメントに参加したくて仕方がなかったのですが、多忙につき、読むだけで精一杯でした。残念です。

閑話休題。

最近は減ってきましたが、未だに「永世中立国」という言葉を曲解している人が世間にはたくさんいますね。スウェーデンもスイスと同じような重武装の「永世中立国」です。最近廃止されたようですが、ちょっと前まで男子に「兵役の義務」があって、予備役や市民軍が数十万人単位で編成されています。まあ、歴史的には火種になりやすい地域で、ロシアという野心たっぷりの国と衛星国家が近くにありますから。

高額税で高福祉の背景には、たっぷり軍事費がかかっているわけです。国が徴収した税金から費用をかけて国を守るから、国民もいざという時には命を賭けろという、ある意味武士集団みたいな国ですね。君が代を聞いただけで血圧に異常が出るようなサヨクのみなさんは、そういう「年がら年中軍靴の音が聞こえる」国でもいいんでしょうか?ザイセイハタンガー等と煽っている割には、対GDP比で日本の1.2~1.5倍かかっていることは見えないフリですね。日本より若干広い国土に、東京都より少ない人口でそれだけの負担をかけています。 

むろん、それだけ背負っても国を守りたいという国民が多いからこそのことでしょう。日本人であるはずのマスコミも、国土を本格的に防衛するために、軍事費をアップして民間軍を編成して射撃訓練や操艇・操車訓練をしたいのでしょうか?

71 ■それでも、スゥエーデンは、

エリクソン、ボルボ、H&M、IKEAを世に出した。

高税率社会で、これが成立するには、民族が持っている勤勉さにかかっているといえそうですね。

そういう意味で、日本として一番参考にできる社会体制かもしれませんね。

72 ■アメとムチと魔法の杖

ここ数日の言売売新聞は一段と酷いです。

ゴチャゴチャと“アメとムチ“を並べています。
要するに
「消費税増税せずにこのままだと老後の安心も得られないし、子育ての環境も良くならない。」

しかし
「消費税増税すれば老後も安心した生活が送れるし、増税分が保育所増設などに振り向けられれば子育て世代の負担は軽くなる。
増税分を社会保障の充実に使えば、おカネを貯めこむ必要がなくなり消費が伸びて雇用も増える。」とまさにバラ色。
<消費税増税>って、どんだけ万能なんでしょう?まるで<魔法の杖>のようです。
・・・こういうの詐欺によくあるパターンですよね?

そして今日の紙面には<税と社会保障一体改革・有識者座談会>というモノが載っています。(もちろん全員「消費税増税は避けられない!」と主張)

あの与謝野元大臣が参加していますが、ツッコミどころ満載で読むと疲れます。

73 ■ついに物価目標(2%)設定が公約に!!

http://www.jimin.jp/policy/policy_topics/pdf/seisaku-095.pdf

まだ財政規律うんぬんが
ちらほら書かれてるのは気になりますが

74 ■無題

波乗り軍曹様

>人体は毎秒4000ベクレル放射線を出している。

>体重60キロの成人が一年で出す放射線は0.2ミリシーベルトです。

いまさら突っ込むわけではありませんが、正しい知識の上に全うな議論が成り立つと私は思います。

4000ベクレル云々が誤りであったことに気づかれたようで何よりです。

シーベルトは放射性物質が出す放射線の内、人体が吸収する線量を表す単位です。
なお、人体を含め物体が吸収する線量を表す単位はグレイです。シーベルトはグレイに内包される単位です。

いずれにせよ、シーベルトは放射性物質が出す放射線量を表す単位ではないことをご理解いただければと思います。

75 ■無題

結局は、例えば日本であれば自分の所得の中から支払う代価をスウェーデンでは税金という形で天引きされて色んなところに使われていていくらかは自分にも返ってくるってだけの話だよねぇ。
大学の授業料なんかは本当は無料なのではなく、子供が小さなときから分割して税金という形で政府が徴収して、そのお金で大学を運営しているだけとも言えますね。

こんなのが絶賛されるシステムだって?
バカバカしいw

76 ■無題

公務員の給与を下げた分、財政出動だね。

77 ■そもそもスウェーデンの重税は

中立国…って事があります。
スゥエーデンの国防費は日本の感覚で言ったら目を剥くような割合ですから。
なんでそうかと言うと主要装備が全部国産。
戦闘機から戦車から艦船から。
無論費用やらなんやらの関係で外国からのライセンス生産品もありますが。
(現用主力機のJAS39グリペンのエンジンがF404改(RM12)とか)
日本もスゥエーデンから買っていて、今鋭意建造中のそうりゅう級潜水艦に積んでいるAIPシステムの原型がそうですね。
古くはC-1輸送機を作る時、高揚力システムの研究用にサーブ91サフィールを買ったりしてます。

『中立』ってのはかくもコストがかかる、って事でもあります。
ちなみにスイスの国防費もかなりのもんですぞ。

78 ■無題

中立と言うことは攻められそうになったときに何処も助けてくれないため、自分の身は自分で守る必要があります。
中立と言うことはどの陣営からも攻められる可能性があります。スイスは連合国枢軸国両方から攻められそうになりました。ノルウェーは中立を保つに足る戦力を保持していないという理由で占領されました。ベルギーはフランスへの近道だからという理由で侵攻されてしまいました。

従って中立を維持するためには普通の国よりも軍備に注力する必要があります。

ちなみにスウェーデンはノルウェーが攻められたときドイツ軍の領海通過を黙認しました。イギリス等のフィンランドへの増援は中立を盾に拒否したくせに。

79 ■北欧

フィンランドについては、新潮新書『お手本の国のウソ』内で、教育内容等が紹介されています。
経済事情も紹介されていましたので、特筆すべき点をコメントさせていただきます。

家計貯蓄率はマイナス2.35%。つまり借金をして生活している状態で、高福祉に安心しているため、良く言えば「万が一の場合の備えが必要ない国」。

医療費負担は非常に低いが、歯の治療で4か月待ち、風邪で半日、老人ホームも空きが見つからない状態。

自殺率については、1965年から1990年の間に3倍。ただし、国を挙げて自殺防止に取り組んだ結果、1992年から自殺率は半分に減少。
自殺率は世界で14位(デフレ日本は8位)。

当たり前のことですが、良い面もあり、悪い面もあり、単純に称賛するのはだけはダメですよね。

80 ■90分解説 TPP入門 日本経済新聞社

http://www.amazon.co.jp/90%E5%88%86%E8%A7%A3%E8%AA%AC-%EF%BC%B4%EF%BC%B0%EF%BC%B0%E5%85%A5%E9%96%80-%E6%97%A5%E6%9C%AC%E7%B5%8C%E6%B8%88%E6%96%B0%E8%81%9E%E7%A4%BE/dp/4532355060

この本を一冊論破してください。
朝メシ前ですね。

81 ■>#73さん、教えてください。

ここには、「『投資立国』を目指す。」との文言がありますが、具体的に「投資立国」とはどういった内容なのでしょう。また、下記の文章ともつながるのでしょうか。

>長引く需給ギャップを解消するためには供給サイドの統合・再編が不可欠であることから、再編を促進する思い切った投資減税等を実施する

(拙ブログにも関連記事がありますので、そちらでもかまいません。)

82 ■ドイツも認め始めた?ギリシャ脱退

最近、忙しくて全部チェックしていないので、既出ネタだとしたらすみません。

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-M00SXV0UQVI801.html
---
  2月25日(ブルームバーグ):ドイツのフリードリヒ内相は、ギリシャはユーロ圏を離脱した方が経済改革や成長回復が実現する可能性が高いと、独誌シュピーゲルがとのインタビューで語った。

  同相は、ドイツのメルケル首相率いるキリスト教民主同盟(CDU)と統一会派を組むキリスト教社会同盟(CSU)の所属。連立政権の閣僚がギリシャのユーロ離脱を示唆したのはこれが初めて。同誌が25日、発行前に他の報道機関に電子メールで配布した記事で伝えた。

---
上記はbloombergですが、
もう一つは、今日の日本時間午前三時のドイツZDFテレビ。
---
フリードリヒ内相のコメントとして、”私はギリシャを追い出すとは言っていない。ただ、ユーロ圏からの脱退に向けて刺激を与えただけだ。”と報道。

緑の党議員団長の発言として、”首相は内部のおしゃべりをだまらせるべきだ。ギリシャが脱退すればドミノ倒しのように波及し、わが国(ドイツ)の雇用の危機へと発展するでしょう。”と伝え、

同時に”ミュンヘンの経済研究所では、支援金の一部をギリシャ脱退への保証金として支給する提案をした。”との報道も一緒に伝えていました。
---
※聞き取りなので細かい違いはあるのをご了承ください


最後の経済研究所のコメントが一番冷静でまともに聞こえます。

83 ■構造改革・復興特区・TPP=ショックドクトリン

.

人々に恐怖やショックをあたえるようなことが起

きた後、扇動家が出てきて改革と称して過激な

プランを出しみんながそれにとびつくという状況

をつくりだすという非常に危険な手法。



http://www.youtube.com/watch?v=bHt0kEBgWe4

5:00~





.

84 ■>>81さん

自分もよくわかりませんw

自民党といっても
供給サイド重視か需要重視かとか
いろんな考えの人がいますが
それがごっちゃになって公約に現れてるだけかなあと。

投資減税にしても前者の人がよく口にする
デフレ対策ですけど、現状減税したぐらいで
企業が大幅に設備投資増やそうとか思いますかねえ

85 ■jalirsaさん、ありがとうございます

>いろんな考えの人がいますが
それがごっちゃになって公約に現れてるだけかなあと。

 なるほど、私などにはわからなくて当然かな。読んでいて頭がウニ状態でした。結局何がしたいの?みたいな・・・
 せっかくHPで公開するんだから、もう少し一般人にもわかりやすく出来ないものかと思います。

86 ■無題

>ことさよしさん

>フィンランドについては、新潮新書『お手本の国のウソ』内で、教育内容等が紹介されています。
経済事情も紹介されていましたので、特筆すべき点をコメントさせていただきます。

本屋で見かけて立ち読みしましたね。

当たり前ですが、皆さん色々な本を読まれているなあ・・・おそらくは経済学などの勉強もされているかも。

87 ■無題

>私はフィンランドにおりましたが、無料の医療は酷いもんでした。

タダより怖いものはありません。金は空から降ってきません。
無料であるということは、言い換えれば無価値であるといえます。
金は価値であり、金を払うという好意は、価値を入手することです。

88 ■スウェーデンは理想国家ではない その1

 高福祉国家の代表格として知られるスウェーデンだが、高福祉というと何やら博愛とか優しいなどというイメージが浮かぶが、その実態は大きく違う。
 高福祉実現の代償として、断種と不妊手術の強制があったことはスウェーデンの黒歴史であり、闇でもある。
 当然だが、高福祉を採用する以上、タダメシ食いや穀ツブシの存在など政府もだし、第一国民が許さないだろう。何故こんな役立たずが福祉を受けてるのかと不満が猛然と噴出すのは目に見えている。だから国民は移民が福祉にタダ乗りするのは許せないのだ。
 悪い種や劣等な種の根絶はヨーロッパ、特に北欧では福祉とセットだったのである。
 しかし、それで優等な種が残ったかといえば、犯罪率の高さからしてそれって間違ってたんじゃないのかと思うのは私だけではあるまい。

89 ■無題

スイスもスウェーデンも兵器の輸出国であり、戦後いち早く核兵器の開発に取り掛かった国だというと、たいがいの人は驚きます。
中立国なのに核兵器を?ではなく、中立国だからこそ核兵器の保有を目指したのです。
中立というのは、どこの国の戦争に干渉しませんが、言い換えればどこからも助けてもらえないということでもあります。
何から何まで自分たちで、まもらなくてはならないからこそ、国民皆兵の軍事武装国家なのですね。
日本の無知な平和主義者は、中立の意味をもっとよく理解しろといいたいですね。

90 ■無題

>シントさん

『お手本の国のウソ』、立ち読みではなく、購入してしまいました。
フィンランド他、フランスの少子化対策や混乱のギリシャに関しては、観光立国事情等も掲載されてますので、お薦めです。
(ギリシャはあの混乱の昨年度、観光客数は過去最高だったそうです)

91 ■昨日の既成事実化をする人達と同じで

イメージだけで旗を振ってますよね。
実態や事実がどうとかよりも イメージだけで
旗を振って これがいいとかあれがいいとか
大衆に吹き込みたがる人達って どこか怪しいと思わなくちゃいけないと思います。
外国に学ぶことはあると思いますけど 日本人の感性やアイデンティティまで奪わないでほしいと思います。

92 ■スウェーデンは理想国家ではない その2

 また、スウェーデンがキャリートレードで大儲けしていたことは知る人ぞ知る事実であり、バルト三国にお金を貸付け莫大な利鞘を得ていた。
 要は年利の高い国にお金を貸せば莫大な利息がついて簡単かつ確実に儲けられるわけである。
 はっきり言って薄汚い貧困ビジネスだ。すくなくともこのキャリートレードもまたスウェーデンの高福祉を支えていたのは間違いないだろう。
 それも昨今の金融危機でスウェーデンの高福祉も非常に危ういようだ。
 まあ、ここまで高福祉について色々批判しておいてなんだが、結局そうするしか生き延びる道がなかったのだろう。
 人口が1000万人にも満たず、そんな小国が周辺の大国に伍してやっていくためには国が面倒を見て、そして国民の知的水準を引き上げる以外に選択肢はない。
 それを裏付けるように北欧諸国は軒並学力水準が高く、バイリンガルも普通にいる。まあ、これは翻訳産業が人口の少なさでペイできないせいもあるが。
 しかしその一方で高い学力水準を維持するため小学校でも留年は当たり前で、こんなモデルをそのまま日本に適用できるはずもないだろう。
 ましてやフィンランドは人口当たりの銃による殺傷事件がアメリカに次いで多い。如何に荒んだ社会であるかがこの事実だけでも透けて見える。

93 ■無題

エントリに上がってる読売の記者は、「真っ当な大人」ではないですね。

真っ当な大人であれば、人口900万人程度の小国と人口1億2千万人の大国を比べる時点で、「世間が分からないヒト(厨二病?)」だと思います。

下手な喩ですが、家族経営でご近所の方々相手のラーメン屋さんと、
全国規模で支店を持ってるラーメン屋さんで、同じ経営が出来るのか…と。

商品開発(メニュー作成)・仕入れ・資金繰り・労務管理・人事管理等々。
ちょっと考えれば同じにできるわけがないです。
小さい規模の経営と大きい規模の経営が、同じにできると考えるなんて眩暈がします。

こんな、物の道理も分からない方が、SFでもファンタジーでもないはずの文章を書くなんて、情報の歪みって根が深いと思います

94 ■スウェーデンは理想国家ではない その3

 また、国が面倒を見る、所謂社会主義的になると、国民は生活していくうえで多くの制約を受けることになる。
 言論の自由などは保障されているが、国からもらうものが増えればその分国民は自由を国に売らなければならなくなるのは当然だろう。
 翻って日本は自由だがその分国から受け取っているものも少ない(その割に福祉は充実しているほうだが)。
 知人が昔ストックホルムに仕事で3年ほどいたが、こんなに窮屈な国はないと不満を漏らしていた。
 かつて南太平洋沖地震が発生してスウェーデン人も大勢巻き込まれているが、わざわざこんなところまで来るほどスウェーデンが実は窮屈な国であることの裏返しではないだろうか。
 窮屈な暮らしが我慢できて、尚且つ高い税金にも文句がないのならスウェーデンに移住することをオススメする。少なくとも無難な暮らしは保障されるだろう。
 だが、この日本に、スウェーデン、というより北欧モデルを持ち込むなど三橋先生と同じで真っ平御免である。
 例え私は貧乏になろうとホームレスになろうと自分の生死は自分で決める覚悟だ。国に依存しようとは思わない。私は生活保護を受けるつもりもない。
 何故なら自分は発達障害に悩まされる劣等種であり、おかげで仕事能力もないし、国にしてもl国民にしてもこんな役立たずに自分たちの税金が使われるなど真っ平御免だろう。
 しかし、それだけ日本は自由なのであり、生かされるよりも生きているほうが何倍もマシだ。
 私はそう確信している。
 日本は理想国家ではない。しかし、現状で世界で最も理想に近い国家だと断言はできる。

95 ■日経解約

ずるずるととり続けていた日経を今月一杯で解約。
今日の日経にもスウェーデン出てますね。
前財務相の方の話として、スウェーデンは福祉だけでなく、競争力も強いという話という事でかの国での具体的政策を紹介した後、以下の様に述べられております。
「こうした体制を支えるのが90年代の税制改革だ。日本の消費税にあたる付加価値税の標準税率を25%に高め、企業には二酸化炭素の排出抑制を目指す環境税を課した。一方、所得税率や法人税率を引き下げ、全体として間接税が軸の税制に改めた。付加価値税は安定した歳入をもたらし、直接税より優れた課税方法と確信する。税率25%は欧州各国の付加価値税でも最高水準だが、引き下げを求める大きな声はない。所得が低い人でも国が用意するプログラムで能力を高め、より良い職に転じることができると理解しているからだ。(中略)野田佳彦首相が進める社会保障と税の一体改革はぜひ成功してほしい。消費税の税率引き上げを伴う困難な仕事だが、市場に罰せられる前に対策をとることは正しい道だ。」
だそうです。
偶然ですかね?横並び?いや、どこからか指導が入っているんですかね。
さすがに、日経、経団連が喜びそうな話ばっかり。

96 ■上念司 -チャンネル桜 支援講演会

第21回 桜ゼミナール 講師 :上念司(経済評論家) 
演題:『日本を滅ぼす売国経済論の正体』 
日時:平成24年2月19日(日)14時 場所:護国会館(栃木県護国神社内)
1
http://www.youtube.com/watch?v=kX1DS9-QQDs
2
http://www.youtube.com/watch?v=YY-d8j8g_bc
3
http://www.youtube.com/watch?v=BsUbiFYVVXs
4
http://www.youtube.com/watch?v=_TauKF5M2Sw

97 ■よそはよそ、うちはうち

「よそはよそ、うちはうち」子供の頃そう教えられました。案外役に立つ教えです。

スウェーデンは外国ですからグローバルに学べって事なんでしょうか。まあよそですね。

そんなに積極的にスウェーデンに倣わなくても、日本人は自然に良いものは取り入れると思います。ですが偏向読売はどっか他所に行って欲しいです。

98 ■移民問題は深刻です

 ベルギー在住ですが、西ヨーロッパでの移民問題は本当に深刻です。
たとえば日本人のような勤勉で民度が高い国からの移民だけを受け入れていたら、ここまで深刻な問題にはならなかったでしょう。

 ベルギーでも低所得者あるいは生活保護受給家庭の子女でも大学に進学できるチャンスが均等に与えれていても、移民の高等教育への進学率は極端に少ないです。義務教育でドロップアウトして犯罪に手を染めることも多い。

  彼らはヨーロッパ人がひれ伏す人権というマジックワードを使い、権利をむさぼり、己の文化や習慣、そして価値観に固執しています。
しかも「人権」によっていつの間にか自国民より優先される特権まで与えられてしまいました。

 国籍を取得し2代3代に渡って住み続けていても、彼らの祖国は他の国にあり、いつまでもその出身国の習慣や文化にこだわり、勤勉な態度が身に付かず、ゲットーを形成して決して交わらないのですから、排他的ですらあります。
しかも彼らは次々と家族を招き入れるから、ますます彼らのコミュニティは肥大化し、自国民と衝突し、簡単に稼げる犯罪へと走る。

 このような現状を知るには、議員達の物見遊山な海外視察では目につかないのかもしれません。
こちらの政治家もマスコミなどから差別だと反撃されることが恐くて移民について言及することを畏れている政治家が多く、なかなか表面化しないのかもしれません。

99 ■>98

>人権というマジックワードを使い、権利をむさぼり
>自国民より優先される特権まで与えられてしまいました。

日本もすでにこの状態、
残るは法律制定を待つだけ、
ジャマイカ?

知らぬ日本人ばかりなり、
洗脳って怖いね。

100 ■Re;#98 ■移民問題は深刻です

>maruko_fotografie さん

ベルギー在住ですか、私はアメリカなんですが、移民の問題は深刻ですね。
アメリカは建国からして移民ですから、移民同士がいがみ合ってもという感覚はあると想います。私はテニスクラブに入った最初、「自己紹介で日本人だから・・云々」言ったら、すぐに「私はイタリア移民です」と答えが返ってきましたよ。
その夫婦はアメリカに生まれ、アメリカで育った人ですよ。つまり、皆移民だという自覚が出来ているんです。その点、ヨーロッパとは意識のズレを感じますね。
貴方のコメントを読んでいて、ふと感じたことはアメリカの医療保険制度、日本の様な皆保険ではないですが、日本の様な皆保険制度すると危険な感じです。
人権と同じで、平等とか人権を武器に侵略が始まりますね。 多少アメリカが国として成り立っているのは、個人主義と独立精神、「働かざる者食うべからず」「Take your own risk.」といった意識が残っているからからかも知れません。
その国にはその国の事情があるでしょうが、これも民主主義の罠なんでしょう。 日本で言えば在日と同じでしょう。 在日ということ事態が奇妙な位置付けですよ。

101 ■無題

アメリカというのは、インディアンを除けば、国民全員が移民で構成された人工国家であり、同質の文化、歴史、伝統を共有する民族共同体としての国家である欧州とは別物です(アメリカ国民はいても、アメリカ民族は存在しません)。
その民族共同体に、別の文化、価値観、思考回路をもつ人間を大量に入れれば、摩擦や衝突が発生するのは当然です。
こうした移民政策の失敗は、人類がなぜ国という枠組みをつくり、国境線を設定したのか、再考するべきでしょう。
古人は、言いました。「良き隣人とは、垣根の向こう側に暮らしている」と。
世界中の紛争の多くは、民族紛争であることを見るにつけ、国境による住み分けこそ、異民族が平和的に共存する唯一の方法であり、最も現実的、理想的な多民族共生だと思います。

102 ■ずれてますねぇ

>日本で言えば在日と同じ

在日なんてかわいいものだよ。

103 ■無題

>>87アミ様
一般的に医療においては質、価格、アクセサビリティーの三つを両立させることは出来ないと言われていまして、北欧の場合質とアクセサビリティーを犠牲にしていると言えます。アメリカの場合は価格とアクセサビリティーが犠牲になっています。
日本の場合、非常に高いレベルでこの三つのバランスを取っていたのですが、昨今の医療崩壊の原因に過剰なアクセサビリティーもしくは低価格があります。ですので北欧的なアクセサビリティーの制限、もしくは価格の上昇はやった方がいいと思います。

コメント投稿

コメントは管理者により確認されています。
掲載されない場合もありますので、あらかじめご了承ください。

一緒にプレゼントも贈ろう!

トラックバック

この記事のトラックバック Ping-URL :

http://trb.ameba.jp/servlet/TBInterface/takaakimitsuhashi/11176798557/9b454191

  • 1 ブログタイトル:清 貧子
  • 記事タイトル:FC2ブログ
  • 記事概要:トラックバックとタグが意味わからないなw 後で調べないとw メルマガっていうのもわからないなw ほとんど使いこなせてないw 今日しらべよっとw   
  • 2 ブログタイトル:ロベルト・ジーコ・ロッシのブログ
  • 記事タイトル:メタンハイドレートが日本を東洋のサウジアラビアにする?
  • 記事概要:ロベルトが、非常に尊敬する発行部数33000部強の北野 幸伯氏の メルマガ「ロシア政治経済ジャーナル」が将来有望な日本が自給 出来る2つのエネルギーを紹介しています。 メタンハイドレード 油を大量に出す藻「オーランチオキトリウム」 まずは、メタンハイドレー