| 2012年 2月 27日 |
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透明度確保のため真水を注入
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倉敷市の海底トンネル事故は依然として2人が行方不明のままです。現場では立て坑内の海水の透明度を上げるため、真水の注入が行われました。工事を請け負っている鹿島建設によりますと、立て坑内は潮が満ちると横穴からヘドロなどが流れ込み視界が約50センチに悪化し、捜索の妨げとなっています。このため27日午前9時から満潮までの約5時間185トンの工業用水を立て坑内に流し込みました。その結果、視界は1メートルから1.5メートルほどは確保できているということで引き続き行方不明の2人の発見に全力を挙げることにしています。一方、鹿島建設が独自で行う海底調査のための調査船が到着しました。本格的な調査は29日からで、海底に出来たくぼみの形や位置などを詳しく調べるということです。
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災害ボランティア養成講座
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もしものときにボランティアと被災者とをつなぎます。災害時にボランティアセンターの運営にあたるコーディネーターを養成する講座が岡山市で開かれました。この講座は岡山市社会福祉協議会が開いたもので、事前に応募した約50人が参加し、ボランティア役、被災者役、スタッフ役などに分かれ、ボランティアセンターの運営訓練を行いました。災害ボランティアコーディネーターは大きな災害が起きた場合にボランティアセンターを立ち上げ被災者とボランティアを引き合わせる役目を担います。参加者は慣れない作業に戸惑いながらも、講師のアドバイスを受け熱心に訓練に取り組んでいました。社会福祉協議会では毎年、こうした講座を開いていて地域のボランティアリーダーの養成につながればと話しています。
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カマタマ元コーチに有罪判決
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マンションなどに侵入し女性に下半身を露出したとして公然わいせつなどの罪に問われているカマタマーレ讃岐の元コーチに対し、高松地方裁判所は27日、執行猶予の付いた有罪判決を言い渡しました。判決を受けたのはカマタマーレ讃岐の元コーチ、小田桐健一被告(30)です。判決によりますと小田桐被告は去年1月から8月の間に、高松市と香川県宇多津町でマンションなどに侵入し、女性に下半身を露出したものです。高松地裁の西山志帆裁判官は「大胆で異常なまでに執ような犯行で再犯も懸念されるが反省している」として懲役1年6カ月の求刑に対し小田桐被告に懲役1年2カ月、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。
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殺人未遂容疑の男を送検
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25日、倉敷市で女性が金属の棒のようなもので殴られ、重傷を負った事件で、殺人未遂の疑いで逮捕された元交際相手の男は警察の調べに対し殺意を否認しています。逮捕された倉敷市酒津の無職、植松信也容疑者(26)は27日、岡山地検に身柄を送られました。警察の調べによりますと、植松容疑者は25日午前0時50分頃、倉敷市のアパートで帰宅した21歳の女性の頭や腹を後ろから金属の棒のようなもので殴って殺害しようとした疑いです。女性は腹や頭などに全治3か月の重傷を負いました。警察の取り調べに対し植松容疑者は女性を殴ったことは認めていますが、「殺すつもりはなかった」と殺意を否認しています。植松容疑者は数ヶ月前まで女性と交際していて警察では引き続き2人の間にトラブルがなかったか、調べることにしています。
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