大分市坂ノ市地区の郷土料理創作の会のメンバーが、災害時の非常食になる郷土料理「五色の花しずく」を創作。色鮮やかな新作が27日、市役所で披露された。
米粉と白玉粉を水で溶いてこね、地元産のカボチャ、紫イモなど五色の具材を練り込み、蒸して汁をかければ出来上がり。具材を乾燥保存しておけば、非常食になる。
「1年は持つし、栄養価も高い。避難所では冷たいおにぎりではなく、温かいものを食べたいですよね」と高崎佳代子代表(70)。これなら彩りある食が心も温めてくれそう。【佐野優】
毎日新聞 2012年2月28日 1時23分(最終更新 2月28日 4時06分)
岩手県・宮城県に残る災害廃棄物の現状とそこで暮らす人々のいまを伝える写真展を開催中。