社会メニュー

ここから本文

社会社会のRSS

ガールズバー「AV祭り」中に摘発 (2/2ページ)

2012.2.28 05:00
操作メニューをスキップして本文へ

 イキすぎた営業が当局の逆鱗に触れた。しかも「PIPPI」の新宿店では摘発当日、「AV祭り」なるスペシャルイベントが開催されており、店内は熱狂的ファンの殿方たち(!?)で超満員の大盛況。捕らえる警察側の気合も絶頂に近いものがあったとみられる。

 警視庁生活安全特別捜査隊によると、「PIPPI」の六本木、新宿両店は19〜29歳のAV女優やグラビアアイドルを雇って接客させ、『AV女優やグラドルと飲める店』などとPRしていた。

 昨年9月のオープンから約半年間で、六本木店が約1500万円、新宿店が約2400万円、両店合わせて約4000万円を売り上げたとみられる。月平均では約670万円。まさに荒稼ぎだった。

 同隊によると、伊佐容疑者ら4人の逮捕容疑は、24日午後10時半ごろ、都公安委員会の許可を受けずに店内のボックス席で男性客に女性従業員を同席させ、酒を注ぐなど接客をさせたとしている。

 4人のうち3人は現行犯逮捕だったが、1人は休みで店には出勤しておらず、翌25日に逮捕されたという。

 伊佐容疑者らは、店のホームページ(HP)などで、ド派手に宣伝して営業。それぞれの店舗に20〜30人の女性が所属し、実際にピンで複数の作品に出演しているAV女優や、テレビ&雑誌などで活躍する“有名”な巨乳グラビアアイドルらが含まれていた。

 店のHPによると、料金は六本木店で基本1セット(60分)、オールタイム飲み放題で5000円、新宿店も午後11時半以降は同システム、同料金だが、こちらは開店の午後8時から午後11時半までは1セット(同)で3500円の“早割サービス”がある。

 捜査関係者によると、同隊が一斉摘発で店に踏み込んだ24日、六本木店で働いていた女性は10人で、うち4人がグラビアアイドル。一方の新宿店は13人で、うち5人がAV女優だったという。

(紙面から)



企画特集

注目サイト