キム・ヨナ、バンクーバー五輪の高得点がギネス世界新記録に＝韓国

　韓国のフィギュア選手キム・ヨナが2010年のバンクーバーオリンピックで記録した最高得点が、ギネス世界新記録に認定されたことが24日に明らかになった。記録達成から2年越しの「快挙」として、韓国メディアはこぞって同話題を報じた。

　バンクーバー冬季オリンピックの女子フィギュアでキム選手はシングルで78．50、そしてフリーで150．6点という女子フィギュア史上では前人未到の高得点を記録した。シングル、フリー、総合得点ともにフィギュア史上最高得点。

　2年越しのギネスブックへの認定に、韓国メディアは24日に続き25日にも称賛を送っている。多くのメディアが「やっぱりフィギュアのクイーン」「伝説で残る」「ギムヨナはギネス新記録で世界最高と認定された」「簡単に破れることのない空前絶後の記録」などとするネット上の声を紹介した。

　キム・ヨナは、ギネスへの認定後、所属事務所を通じて「すでに2年も絶ったなんて信じられない。金メダルを取って夢をつかんだ記念日に認定書を受け取ることができてうれしい」とコメントした。

　日本女子フィギュア選手では、伊藤みどり、安藤美樹、浅田真央が、それぞれトリプルアクセル（1989年）、4回転ジャンプ（2002年）、そしてバンクーバー五輪（2011年）で計3回のトリプルアクセルを成功させ、ギネスブックに登録されている。（編集担当：金志秀）

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