NHK佐賀県のニュース　佐賀放送局

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原発運転再開考え明らかにせず

佐賀県議会は２７日代表質問が行われ、古川知事は、玄海原子力発電所の運転再開の判断について「現時点では国の考えが明確にされておらず県が言及する段階ではない」と述べ、みずからの考えを明らかにせず、引き続き国の対応を見守る考えを示しました。
佐賀県議会は２７日代表質問が行われ２つの会派の代表が質問を行いました。
この中で古川知事は、現在、運転を停止している玄海原子力発電所の運転再開の判断についてみずからの考えを質問されたのに対し、「現時点では国の考えが明確にされておらず県が言及する段階ではない。運転再開についてはまず国が責任をもって判断を明確にし、国民や地元に対して説明責任を果たしてもらいたい」と述べ、みずからの考えは明らかにせず引き続き国の判断を見守る考えを示しました。
一方、先月、佐賀空港に上海便が就航したことに関連した質問では、答弁した古川知事が「韓国や台湾、香港などとの間で第２、第３の路線の誘致を実現したい」と述べ、新たな国際路線の開設に取り組む考えを示しました。
しかし上海便の就航からおよそ１か月間の平均搭乗率は県の目標の９０％を下回っておよそ８０％にとどまっており、これについて古川知事は「北部九州のビジネスでの需要の掘り起こしに取り組むとともに日本で暮らす中国人に利用を呼びかけたりインターネットを通じてＰＲをしたりしたい」と述べ、搭乗客の確保に引き続き力を入れていく考えを示しました。
佐賀県議会は２９日から３日間は一般質問が行われることになっています。

02月27日　19時25分

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