NHK福岡のニュース　福岡放送局

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市職員逮捕で酒の飲み方点検

福岡市消防局の救急隊員が車を盗んだ疑いで逮捕され、基準を上回るアルコールが検出されたことを受けて、福岡市は、職員全員に、飲酒の頻度や量、それに、日常生活に影響が出ていないかなどをチェックしてもらう取り組みを始めました。
この取り組みは、ＷＨＯ＝世界保健機関が作った「お酒の飲み方チェックリスト」に従って、飲酒の頻度や量、それに、日常生活に影響が出ていないかなど１０の質問に答えてもらい、本人や上司にお酒の飲み方に問題がないか把握してもらうおうというものです。
福岡市では、逮捕された救急隊員から基準を上回るアルコールが検出されたことを受けて、２７日中に、職員全員にこのテストを受けさせ、飲酒運転撲滅の取り組みに活用することになりました。
このうち、逮捕された救急隊員が所属している市消防局でも、職員たちがリストに従って自分の飲酒のしかたをチェックしていました。職員の１人は、「チェックリストに従って客観的に自分で確認することは、とても大事なことだと思いました」と話していました。
福岡市は、今後、この取り組みを定期的に実施する方針です。

02月27日　19時04分

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