OS起動前認証・暗号化ツール>導入事例>中外テクノス株式会社 | |
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当社では、「技術部の社員が工場に出向き、計測機械を使って排水や排煙などの環境データを計測し、そのデータをPCに格納し、社内に持ち帰って解析する」という業務の流れが頻繁に発生します。この時、持ち出しPCには、各工場の環境対応状況に関する実際値のデータが格納されているため、情報漏えい対策には十分に対策を施さなければいけません。近年は、取引先の大手製造業などからも、持ち出しPCの管理状況について、十分なレベルに達しているかどうか説明を求められることも度々あります。社外持ち出しPCのセキュリティ確保は、中外テクノスにとって緊急の課題でした。 | |||||
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ハードディスク暗号化の製品に対しては、第一に「動作速度が速いこと」を求めました。ここでの動作速度とは、Windows上でファイルを読み書きする際の、暗号化・復号のスピードのことを指します。技術部員が取引先の工場などでノートPCを使う場合、その用途は「データの格納」のみであり、解析作業そのものは、会社で行います。この場合、ノートPCは「データ格納専用マシン」となり、中程度のスペックのマシンが多いのですが、そうしたマシンであっても、技術部員がストレスなくPCを使用できるよう、暗号化製品には軽さと速度が必要でした。 第二の要件としては、高い管理性を求めました。ここでの管理性とは、「社員が、勝手にアンインストールできない仕様であること」、「暗号化が施されたことが、本社で確認可能な仕様であること」などを指します。 第三に、価格がリーズナブルであることも重要な要件でした。セキュリティは重要な課題ですが、予算には限りがあるからです。費用対効果の高い製品であるこ とが求められました。 以上、3つの要件を基準にして各社の製品を比較したところ、キヤノンITソリューションズのCompuSecがこちらの求める要件を相対的に最も良く満たしていたので、これを採用して、全社展開しました。2008年3月のことです。 |
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まず本社の方で試験マシンにインストールして事前検証し、インストール手順書を作成しました。その後のインストールそのものは各拠点のシステム担当社員が行いました。CDを配布する形式ではなく、ネットワーク上にインストールファイルと設定ファイルを設置し、そこにアクセスしてインストールする形式をとりました。インストール工程は、特に分岐的な手順もなく、「次へ、次へ」と進んでいけば良い形式であり、簡単でした。また、インストール時のハードディスク全体暗号化は、Windowsのバックグラウンドで行われるため、日常のパソコン作業を進めながらでも暗号化が可能であり便利でした。 | ||
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CompuSecを導入して1年が経過しましたが、動作は安定しており満足しています。CompuSecには、今後ともさらなる機能進化を実現していただくことを期待いたします。具体的にはUSBメモリの自動暗号化、およびUSBメモリ内のファイル内容を取引先PCで表示させるためのビューアなどが備わると良いですね。 | ||
「セキュリティは、非常に重要な課題です。」 | |
「情報漏えいの危険に対し、全社的な対策が施されたことで、社員の安心感が増しました。 CompuSecの導入により、中外テクノスの情報漏えい対策は大きく進歩したと考えます。キヤノンITソリューションズには、今後も高い技術とサポートの両面で倍旧の支援をいただければと思います。」 | |
データ暗号化により、取引先の機密データのセキュリティを確保 | |
排水や排煙など、各工場の環境対策状況に関する実際値データを格納したPCからの情報漏えい対策が完備されました。高速で安定性の高い、暗号化製品を導入したことにより、技術社員の業務に負担をかけることなく、セキュリティの確保ができるようになりました。その結果、社員に対して安心感を与え、働きやすい環境に改善されました。取引先の機密情報が含まれる持ち出しPC に対してデータ暗号化を施し、セキュリティ確保は万全な管理状況下にあるという説明が取引先へできるようになりました。 | |
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