地方がれき処理 県管理分、仙台市が処理肩代わり 他市町分も調整2012.2.24 02:09

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がれき処理 県管理分、仙台市が処理肩代わり 他市町分も調整

2012.2.24 02:09

 仙台市は23日、県の要請を受け、県が管理する市内の海岸や河川に漂着したがれきの処理に着手するとともに、他市町のがれきの受け入れについても県と調整に入ったことを明らかにした。

 市によると、仙台湾などに漂着した市内のがれき約3万立方メートルについては、市が分別から最終処分まで行うことで県と合意。4月ごろまでにおおむね処理を終える見込みという。費用は国の全額補助となる。

 また、県が被災12市町から処理を委託されたがれきの受け入れについては、市の復旧・復興事業の進展とのかねあいに配慮しつつ最大限、努力する方向で調整している。

 仙台市は、約135万トンに上るがれきの処理が順調に進み、目標とする平成26年3月までの完了が前倒しできる見通しとなっている。

 一方、県の12市町からの委託分については遅れており、仙台市が肩代わりすれば県の負担が軽減される。

 市議会2月定例会の代表質問で、菊地昭一氏(公明)に萱場道夫環境局長が答えた。

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