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地球上のある場所を特定する方法としては、緯度と経度を用いる方法が一般的である。
例えば、東京都庁を指定する場合は、
東経 |
139度 |
41分 |
42.10秒 |
北緯 |
35度 |
41分 |
10.70秒 |
* (日本測地系)
緯度経度の場合は、数字のみで17文字、度分秒、小数点の単位記号も用いた場合は23文字もの入力が必要である。
マップコードはこの不便さを解消するために、入力する文字数を削減できるコード体系を提供する物である。
上記緯度経度と同一の場所(東京都庁)をマップコード表記すると以下のようになる。
マップコードの例(東京都庁)
 | 668312 |
マップコードは緯度経度と比較し、半分以下の桁数で同じ場所を示すことが可能である。
また、マップコードは使用頻度の多い地区では桁数が小さくなるように、定義されているので、使用頻度の多い地区では特に大きな効果を与えることができる。
HMI(Human Machine Interface)の改善を最大の目的としているので、提供するコード体系は、各機器の操作系において最適な数字と入力が容易な文字を用いる。
カーナビゲーションを始め、位置情報を入力する機器に用いる事により、操作系に大きな改善効果が期待できる。携帯電話等でも、数字のみで位置を簡単に入力できるので、テンキーの操作系に適している。
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