'12/2/28
三原市、離島航路維持へ補助
三原市は離島航路維持の緊急対策として2011、12年度、航路事業者に対して係船料分を補助する。利用者の減少や燃料代の高騰で厳しい経営状況が続く事業者を支援する。
対象は、年間収支で損益を出した航路。補助額は11年度計約300万円、12年度計約420万円を見込む。11年度の補正予算案と12年度の当初予算案に盛り込み、いずれも27日に開会した市議会定例会で提案した。
市内7航路のうち、須波―沢(尾道市瀬戸田町)、三原―向田(三原市鷺浦町)、瀬戸田―尾道、三原―瀬戸田の4航路が対象となる見通し。三原―土生(尾道市因島土生町)のフェリーと高速船の2航路は既に、昨年12月から広島県の新たな補助事業で支援を受けている。三原―小佐木(鷺浦町)は市が合併前から補助している。
市まちづくり推進課によると、市内航路の年間利用者は09年度の61万8700人から10年度は56万3900人に減少。11年度も12月末現在で41万2600人と前年から減る見込みだ。
一方、燃料代は高騰。09年4月に軽油103円、重油68円だった単価は、11年4月には136円、101円に値上がりした。