NHK大阪府のニュース　大阪放送局

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高校の調理実習で食中毒

神戸市にある県立高校で、調理実習の授業を受けた生徒など計５２人が下痢や発熱などの症状を訴え、保健所は、調理実習で作った料理による集団食中毒と断定し、学校側に原因の究明と再発の防止を指示しました。
兵庫県教育委員会と神戸市の保健所によりますと、食中毒が起きたのは神戸市須磨区にある県立須磨東高校です。
この高校では今月１６日と１７日、それに２０日に１年生の４クラス、計１５６人が調理実習の授業で鶏肉料理のバンバンジーなどを作って食べ、このうち５１人と教員１人が下痢や腹痛、それに発熱などの症状を訴えたということです。神戸市の保健所などで調べたところ、生徒１３人からカンピロバクターと呼ばれる菌が検出されたということです。
生徒一人が一時入院しましたが、全員が快方に向かっているということです。
保健所は調理実習でつくった料理による集団食中毒と断定し、高校に、原因の究明と再発防止策を講じるまで調理実習を停止することなどを指示しました。
兵庫県教育委員会は「このような事態が起き、誠に申し訳ありません。今後は指導をいっそう徹底したい」と話しています。

02月27日　20時26分

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