Windowsへのインストール¶
Pythonのインストール¶
Windowsの場合は、Pythonが入っていない場合がほとんどだと思いますので、Pythonのインストールから説明します。すでにPythonを利用している人は、この項目を飛ばしてください。
http://python.org を開きます。Pythonの総本山です。英語が多いですが、恐れないで行きましょう!左側のサイドバーから、Quick Linksの中のWindows Installerをクリックしてダウンロードして、インストールします。
警告
Pythonには2系と3系がありますが、Sphinxはまだ3系では動作しないため、2.6、2.7の系列をインストールしてください。
良くあるWindowsのインストーラに従うとインストールが完了します。
インストールが完了したら、コマンドラインからPythonが起動できるように、環境変数のパスに追加しましょう。
- マイコンピュータのアイコンを右クリックして、プロパティダイアログを開きます
- 詳細タブの下の方にある環境変数ボタンをクリックします
- システム変数のPATHを編集して、パスを追加します
追加するのは以下の変数です。以下はPython2.6系の場合です。Python2.5系や2.7系では26の数字の部分が代わります。下記のパスを、セミコロン(;)で区切って追加します。
パス | 説明 |
---|---|
C:¥Python26 | Pythonのコマンドが含まれるフォルダ |
C:¥Python26¥Scripts | 次に説明するeasy_installコマンドや、Sphinxのコマンドが格納されるフォルダ |
スタートメニューから、 コマンドプロンプト を起動するか、「名前を指定して実行」で cmd と入力してみましょう。ウィンドウが表れたら、 python[Enter] とタイプします。インストールしたPythonのバージョンを表す文章に続いて、 >>> という文字が表示されればインストールは成功です。 Ctrl+Z キーを押して終了しましょう。
easy_installコマンドのインストール¶
Pythonには easy-install という、外部ライブラリをインストールするのに便利なコマンドがあります。何かインストールしたいプログラムやライブラリがあったとすると、コマンドを一つ入力するだけで、実行するのに必要なものも一緒にダウンロードしてくれます。
上記のリンクを右クリックして保存します。URLを開くと、ブラウザによってはそのままダウンロードできます。ファイルの中身が見えても、おちついて、右クリックで保存をすれば大丈夫です。
ダウンロードしたら、コマンドラインを起動し、該当のファイルのあるところまで移動してから、以下のように実行します。
> python ez_setup.py
これで easy_install コマンドがインストールされます。ここまで行けば次はとうとうSphinxのインストールになります。
Sphinxのインストール¶
setuptoolsまでインストールされていれば、後は一瞬です。コマンドラインから以下のようにタイプします。
> easy_install sphinx
これで完了です。インストールが終わったら、コマンドラインから、 sphinx-quickstart[エンター] とタイプしてみます。 sphinx-quickstartの詳細説明 で説明されているような、対話メッセージが表示されればインストールは成功です。Ctrl+Cキーを押して中断しましょう。インストール作業は以上です。次は プロジェクトを作る に進んでください。