名鉄資料館

名鉄資料館

名鉄資料館の特別開館について

 3月20日(祝日・春分の日)に特別開館いたします。当日は、事前予約はいりません。
 特別開館に合わせて、3月20日から4月27日まで「岡崎市内線写真展」を開催いたします。この機会にぜひお越しください。


岡崎市内線写真展

 岡崎市内線は、1899(明治32)年に馬車鉄道として開業しました。ちょうど100年前の1912年(大正元年)に電車が走り始め、50年前の1962年(昭和37年)に廃止となりました。
 岡崎市内の繁華街を50年間走った市内電車も、廃止から既に50年経過しました。
 乙川にかかる殿橋からJR岡崎駅に至る道路に「電車通り」の愛称が今でも残っていますが、岡崎市内の風景は大きく変わり、市内電車の走っていた面影はなくなってしまいました。
 岡崎市内電車が活躍していた時代の懐かしい写真の数々をご覧ください。

1. 期間

期間 平成24年3月20日(火)~4月27日(金)
 事前予約が必要です (電話で希望日時とお名前、人数をお伝えください)
 休館日  土・日曜日、祝日
 ※ 但し3月20日(祝日)は特別開館し、事前予約は要りません

2. 開館時間

午前10時~午後5時

3. 展示品

約50点

  • 馬車鉄道時代の岡崎駅前(明治時代)
  • 電車が走り始めた岡崎市内(大正時代)
  • 岡崎駅前の1号電車
  • 大型ボギー車100形登場
  • 電動貨車が貨車を牽引し市内を走る
  • 終戦直後・京都からの助っ人N電「本願寺」90形の活躍
  • 未舗装の道路を電車が走る
  • ノコギリ屋根の岡崎車庫・岡崎変電所・市内線殿橋詰所
  • 福岡町・岡崎駅前・東岡崎駅前・殿橋・康生町・能見・井田・大樹寺
  • 63年間ありがとう・サヨナラ運転1962(S37).6.16
  • 岡崎市内線バス化1962(S37).6.17

4. 交通

名鉄広見線 日本ライン今渡駅下車  徒歩20分(駅に案内図あり)  タクシー7分

5. 問合せ先

名鉄資料館
 岐阜県可児市川合北2-158
 (0574)61-0831

 


名鉄資料館について

 この資料館は、平成6年6月、名古屋鉄道創業100周年を記念して開館しました。

 当社の創業は、明治27年の愛知馬車鉄道の設立に遡ります。その後、間もなく名古屋電気鉄道と社名を改め、明治31年には、我が国二番目の電気鉄道として笹島~県庁前間の営業を開始いたしました。

 また、この地方では、明治から大正にかけて、当社の前身となった数多くの私鉄が相次いで開業しましたが、その後、太平洋戦争をはさんで当社との合併、統合がすすみ、今日の会社の基盤が築かれました。戦後は、戦災の荒廃の中から立ち上がり、豊橋~新名古屋~新岐阜間の直通運転実現をはじめ、車両の高性能化、駅舎、線路等、鉄道施設の基盤強化に力を注いでまいりました。

 さらに、昭和30年代半ば頃からは、パノラマカーの投入をはじめ、新線の建設、名古屋市地下鉄との相互直通運転を行うなど、輸送力の増強とサービスの向上に努め、飛躍的な伸展を遂げ、今日では、鉄道・バス事業を通して、この地方の交通の重要な担い手として大きな役割を果たしております。この資料館では、こうした幾多の混乱期をのりこえ今日に至るまでの当社の歴史を物語る数々の貴重な資料を保存、展示し、先人の足跡を偲ぶよすがとすると共に、新しい発想を生み出す糧にしたいと考えております。