NHK福岡のニュース　福岡放送局

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水産高校の実習船マグロ水揚げ

ハワイ沖で漁業と航海の実習を行った水産高校の実習船が、１か月半ぶりに博多漁港に帰港し、生徒たちが釣り上げたおよそ５トンのマグロが水揚げされました。
福岡、長崎、山口の３県が合同で運営する実習船「海友丸」には、年に３回、各県の水産高校の生徒たちが乗り込み、漁業と航海の方法を学んでいます。
先月１２日からハワイ沖で行われた実習では、福岡と山口の水産高校の生徒たち４０人がマグロはえなわ漁を行いました。
「海友丸」は２６日、１か月半ぶりに福岡市中央区の博多漁港に帰港し、２７日朝、マグロおよそ５トンが水揚げされました。
今回の実習は、天候が悪く、予定より漁の回数が少なかったものの、去年の同じ時期の実習と比べて倍以上の水揚げに恵まれたということで、生徒たちは、水揚げの様子を感慨深そうに見守っていました。専攻課１年の女子生徒は、「将来は調査船に乗って水産資源の調査をすることが夢なので、実習の経験を生かしてがんばりたい」と話していました。
生徒たちは、来月４日からは日本海沿岸でイカ釣り漁を学ぶということです。

02月27日　12時17分

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